なんとなく昨日のブログの続きです
・・・というわけで昨日の続きになるのですが、『愚痴を言っても君の成績は変わらない』は、実は中学校3年生の頃に山口が友人から言われた言葉だったのです。
でもね、そりゃそうでしょ?
それが氷点下50度みたいなロシアの村だろうが、勉強道具どころか屋根もないエチオピアの村だろうが、自分の意志で選んだ以上愚痴なんてこぼしちゃいけない。
もし例のサイトに学校の悪口を書き込んでいる諸君が、ご両親に首根っこをつかまれて『おまえは○○高校に行け!』なんて強制されたんなら、まあ気持ちは分からんでもないですが、自分で選んだんでしょう?
志望動機のところ見たら、『近かったから』『自分の力で行けそうなのがそこしかなかったから』『西〇高校に落ちたから』なんてありましたが、その理由で選んだ高校に文句を言うのはお門違いも甚だしい。
そして引き続き勉強時間について。
勉強時間に愚痴をこぼすなら、少なくとも当塾には来ない方がいいです。
勉強時間の確保なんて当たり前と考えていますので。
当塾でも偏差値が60や70を超えている連中は、みな『平日4時間 土日祝10時間』程度の勉強は当たり前にこなしています。
それにそもそも・・・名大の理系の大学院なんかに進んだら、それどころじゃなくなります。
盆も正月も研究室に寝泊まりして、それでも卒業にギリギリ間に合うかどうかみたいな生活を送ることになります。
そして厳しいことを言いますが・・・『1日12時間の勉強が的外れ』なんてことを書き込んでいた君、君は1日12時間の勉強をやったことがあるのでしょうか?
そしてそれを最低数か月は続けてみたのでしょうか?
ここで『1日12時間の勉強が無駄』と言っていいのは、そんなことをしなくても結果を出しているか、もしくは1日12時間の勉強を最低数か月続けてみたものの、まったく結果が出なかった生徒だけです。
やってもいない、結果も出していないのに『無駄』なんてなぜ分かるのでしょうか??
このブログでも散々使用させていただきましたが、東大に一番合格者を出している東進衛星予備校がはっきりと、『3年間で4,000時間以上の勉強が必要』と言っています。
あれ、あんまり関係なかった・・・まあいいや。
まあそんなわけで、本当に厳しいことを言えば、諸君が知らないだけで、世間の高校はもっともっとバリバリ課題こなしていますし、勉強時間も長いです。
成績上位者ほど常に危機感を抱いており、もっと勉強しないと間に合わないと考えています。
それにね、本当に厳しいことを言うならば、そんなにその高校が嫌ならやめちゃえばいいんですよ。
君のその高校、自分で選んだ上に、お父さんお母さんのサポートがあって通わせてもらってるんじゃないの?
衣食住の心配もすることなく、あまつさえスマホなんかも与えてもらって、その上自分で選んだ高校にも文句があるってんならやめればいいんですよ。
そして自分の力でアルバイトでもしなから受験勉強して、大学に行けばいいんですよ。
ちなみに菅官房長官、18歳になってから就職して、2年間自分で働きながら受験勉強して法政大学に合格、その学費もアルバイトで稼ぎながら卒業したそうです。
本当に現状に不満があって、本当に何かを成し遂げたいと思うなら、自分の力でやればいいんですよ。
でもそれをやらないってことは、今の環境に甘んじているってことでしょう?
だったらそれはそれで構わないので、その環境でできる一番のベストを自分で尽くすべきでしょう?
不平不満のスペシャリストにして先輩だった山口が言いますが、ネガティブな思考や言葉って本当に何も生まないですよ?
生まないどころかマイナスだし、周りにも悪影響を及ぼすので最悪です。
だからみなさんにどうしても行きたい大学があるのであれば、ここは腹をくくってください。
第一志望の大学なんて、みんな行きたいに決まってます。
そのためにみな日夜、やりたいことも我慢して(目標のために頑張ることを我慢というのもおかしな話ですが)頑張っているんです。
そしてここからは全ての高校2年生に当てはまることですが、みなさんもうギリギリです。
これから秋と冬にかけて模試がありますが、ここでA判定、もしくはB判定が出ていないと相当厳しいです。
今はまだみなエンジンがかかっていませんので。
この辺からみな塾や予備校に通い出して、本格的に勉強を始めるのですが、そうなってからではもうなかなか挽回できません。
君が4時間勉強しても、周りも同じ時間かそれ以上勉強しているので、少しでも上がればラッキー、現状維持でよしとしなければなりません。
そして来年の4月になってからは、ライバルに浪人生が加わります。
ここで上がることはまずあり得ません(もちろん、本当に努力し続けてここで爆上げする現役生もいるのですが・・・)。
もう高校3年生の4月からは、全員ががむしゃらに勉強しだすので、『平日4時間 土日祝10時間以上』というデフォルトの学習時間では、偏差値が上がらなくなります。
改めて俯瞰してください。
偏差値は完全な相対評価なので、『自分なりに頑張りました』はまったく反映されません。
大学受験は完全な先行逃げ切りのレースで、しかもいつスタートしてもいいので、当然のごとく早くスタートすればするほど有利なのです。
マラソンに例えるなら、みんながスタートする1時間前や2時間前にスタートができるのです。
早くスタートした連中に勝てるわけがない。
名門中高一貫校(開成、灘、筑駒、麻布、東海などなど)は、大学受験に向けて中学校1年生からスタートしているのです。
もしそんな連中と勝負しようと思うのなら、これは勉強時間くらいは負けちゃいけない。
君たちが今通っているところを、ライバル達は2年も3年も前に通過してしまっているのです。
そして高校2年生のこの時期は、挽回する最後のチャンス。
ここで頑張るか否かで、1年5か月後の志望校が上がるか下がるかを決めると言っても過言ではありません。
・・・。
1年5か月??
てことは、もう高校生活の半分が過ぎてしまってるんですよ??
高校2年生諸君、今から精文館書店へ行って、志望校の赤本を開いてみてください。
高校に入学してから今までがちょうど1年5か月、それと同じ時間で、その目の前の問題を解けるようにしなければなりません。
これまでの勉強と同じでいいと思いますか??
1年5か月なんて本当にあっという間。
気がついたら手遅れになってた、なんてことにならないように、今からしっかりと対策を立ててください。
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ありがたいことに、お問合せを多数いただいておりまして、現在体験授業は最大2週間以上お待たせさせてしまう可能性があります。
ぜひぜひ当塾の体験授業は後回しにしていただきまして、周辺の色々な学習塾の体験授業を受けていただけたらと思います。
当塾の体験授業は最後の最後で構いません。
ただ、当塾は講師数が少ないため、定員が埋まり次第受付は終了となります。
なお、高校3年生はすでに締め切っておりますので、ご了承くださいませ。