というわけで、たった今船を漕いでいた高校３年生の女の子に退出願いました。

まあ厳密に言えば、うつらうつらしていただけなので、ちょっと厳しいかなとも思いましたが、それを許していたらどんどんだらける一方ですので。

厳しいようですが、居眠りするくらいなら教室には来ないでいただきたいし、守れないのであれば別の塾へ行ってください。

ただいま超大型キャンペーンの真っ最中の、山口の前職を紹介してもいいです（多分ものすごいノルマを課せられているので、二つ返事で飛びついてくると予想されます）。

あえて厳しい言い方をさせていただきます。

君の成績のことは知ったことではありませんが、周りの頑張っている他の中高生に悪影響が出てしまいます。

山口が厳しく注意することで、少なからず教室は嫌な雰囲気になってしまいますしね。

（ひどいこと言うな～…）と思われるかもしれませんが、みなさんのお父様やお母様は、もちろんみなさん自身と、そしてこの塾に大きな期待を持って、信頼してみなさん預けてくださっています。

これが居眠りが自由なルーズな環境であったらどう思うでしょうか？

そして何よりも、君が教室で居眠りをしていると知って喜ぶでしょうか？？

そしてしつこいようですが、『居眠りをしないでほしい』と言っているだけで、『眠くならないでほしい』と言っているわけではありません。

そりゃあ人間眠くなりますよ。

三大欲求で一番強いのが睡眠欲ですから。

ただ、眠くなったとして、『顔を洗う』なり、『外の空気を吸う』なり、その眠気を何とかする方法はいくらでもあるはず。

当塾は別にそこまでを禁止しているわけではありませんからね。

自分の目標のために頑張っている勉強中に、襲ってきた眠気に対して何の対策もできないのであれば、受験勉強の対策なんてできるわけがありません。

そしてこの話になると、必ず『いやいや、でも眠い状態で勉強しても、学習効果が下がりますよね？』という反論が出るのですが、それならそれで『居眠りしてもいいですよ！』の塾さんを探してください。

ここは『自習室』であり、『自室』ではないのです。

あなただけの空間ではありません。

ルールが守れないのであれば、ご退場願います。

そしてこれも科学的に証明されていますが、『眠くなっても居眠りはしない方がいい』とされています。

この記事の『居眠りに注意』というところをご一読ください。

よく、『眠い時は少し仮眠を取った方が、頭がさっぱりして集中できる』と聞いたことがあるとは思いますし、山口もそれを信じていました。

ですが、夕方の時間帯の居眠りは、みなさんの夜の睡眠の質を下げてしまうのだそうです。

ただ、これも信じるか信じないかはみなさん次第です。

『いやいや、寝た方がいいに決まってじゃん！』と思うのであれば、ぜひそれを信じてください。

ただ、当塾の方針とは合いません。

そしてこれが最大にして一番客観的な事実ですが、もちろん去年を含めて、この４年間難関大に合格した卒塾生で、居眠りした塾生はほとんどいません。

正確に言えば２名いたのですが、一度注意したところすぐに改善して、そのあと注意することは一度もありませんでした。

一度ならまだ分かりますが、二度三度の注意を受けるということは、改善する意志もなければ塾のルールを守る気もないとみなします。

今日船を漕いでしまった高校３年生の女の子、もう次はありません。

当塾は営利最優先の塾ではありませんので、利益よりも塾生の健全な学習環境の維持を最優先します。

厳しいようですが胸に留めておいてください。