子供のやる気!(ぜひお母さんに読んでいただきたいです)
子供のやる気ってどこから起きるんでしょうか?
これは永遠のテーマですね。
これさえ解決できるのであれば、ズバリ『塾も予備校も必要ない』です。
さきほどのブログで少し触れましたが、中学生の山口は勉強のやる気なんて一切ありませんでした。
父親はとても厳格で、勉強のことには特に口を出しませんでしたが、母親がま~うるさい(笑)
今でこそ感謝していますが、中学生当時は本当に(なんでうちのおかんはこんなに口うるさいんだ!?)と疎ましく思っていました。
当時の母親の言葉。
『あんたは暇さえあればゲームばっかりやって。』
『○○君は青雲学園ば受験するらしかよ。すごかね~。それに引き換えあんたは・・・』
『いつ勉強するとね?最近勉強しとるとこ、見たことなかばってん。』
『あんたこの成績やったら、行ける高校なんかなかけんね!』
『あんたの将来のことば思うて言いよると。今勉強しとかんば、大人になってから後悔するとよ。』
(原文ママ)
いや~出てくる出てくる!
もういくらでも出てきますね!
でもお母さん、身に覚えはありませんか?
これらは全て正論です。
何も間違ってはいない。
ただし中学生の山口の言い訳はズバリこうです。
『おいはプロ野球選手になるけん、野球の強か高校に行くけん勉強はできんでもよか。』
マジです。
そんなバカな・・・と大人は(というか今の山口もですが)思うでしょう。
でも小学生、中学生なんてそんなものです。
確かに、『仕事を選べるようになるためには、少しでもいい大学を卒業した方がよい』
『そのためには、進学実績のある進学校に入った方がよい』
『そしてそのためには、中学生である今しっかりと勉強をして、内申点と当日点を取れるように頑張らないといけない』
つまり全ては大切な我が子の将来のため、ですよね?
でも中学生って、肝心のそれを経験していないから分からないんですよ・・・。
大人の私たちは一通り経験しているので、理屈として理解はできますが、はっきりいって子どもにそれを伝えても『のれんに腕押し』です。
もちろん、うちの塾生を見ていて、言われなくてもそれを理解して実践している中学生もいます。
ですがそれはレアケースと考えてください。
それは中学生の中でも2割程度です。
だからぼくたちは・・・本当にその子のためにあらゆるアプローチを試みていかなければなりません。
以前もお話しましたが、ある中学生は『宇宙飛行士になりたい!』とある日思い、その夢のために刈谷高校に合格するくらい勉強をして、名古屋大学の工学部航空工学科まで進みました。
ある生徒は、鶴城中で本当に『学年320番』くらいだったのに、とある化学の漫画がきっかけで化学に興味を持ち、理科の成績だけが飛びぬけて上がり、時間はかかりましたが最終的には他の教科もグングン伸びて、最後は東京理科大学に合格しました。
他にも色んな成功例がありますが、きっかけは全員違います。
それがすぐに見つかる子もいれば、どうしても時間がかかってしまう子もいます。
お母さんの『勉強しなさい!』は最もお手軽ですが、最も効果が低いと考えてください。
『あなたのことを思って・・・』も、中学生の心には響きません。
それよりもどうしたら彼らや彼女たちのやる気のきっかけになるのか?そのことを四苦八苦しながら、目の前の大切な我が子のために暗中模索してほしいと願います。
あと、子どもの夢はころころ変わります!
大人の僕らからすると軸がないように見えてしまうかもしれませんが、そもそも社会を経験していないのだから色んなものが魅力的に見えています。
そしてそれはとても素晴らしいこと。
だから子どもなりたいものが変わったとしても、『いいね!じゃあどうしたらその夢が叶うか、お母さんと一緒に考えてみようか!』みたいなポジティブな言葉をかけてあげてほしいです。
・・・というわけで、そういったお悩み相談でも全然WELCOMEです!
『無料の体験授業!』とか『冬のキャンペーン!』なんて言っちゃうと、(・・・勧誘されちゃうのかな?)と心配になるかもしれませんが、匿名のお電話でも結構ですし、お母様だけのご相談でも構いませんよ!
本日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。