ランニングと受験勉強はとっても似ているという話(※ラスト1年程度で4000時間勉強することは不可能です)
いや~やりました、やり切りましたよついに・・・。

ついに月間走行距離300㎞以上達成!
とはいうものの、見ての通りギリギリです(301.47km)。
一応自分のルールとして、『ダラダラ走るのは無し、カウントしない』という厳しい制約と誓約を設けておりますので、本当にきつかったです。

(こちらは”インターバル走”といいまして、『1km8割くらいの力で走る!(4分50秒以内)』⇒『3分ジョギング(5分30秒くらい)』を1セット、×8本の地獄のトレーニング)

(こちらはハーフマラソンのラップ、約21.1㎞)

こんな感じです。
一か月全体で見るとこんな感じでした。

すべて『ガーミンウォッチ』というデバイスで管理しておりますが、もう少し自分でしっかりと把握したかったので、表にまとめてみました。
いや~、こういう風に”見える化”されると、『やり切った!』という達成感と、次回へのモチベーションにもつながりますね(※勉強も同じです)
しかしこの表をよく見ると分かるのですが、決して序盤から順調に進んだわけではありません。
よく見ると、最初の『1~10日(※例えるなら高校1年生)』はめちゃくちゃサボっています。

ま~言いたいことがあるとするならば、『ゴールデンウィークで毎日昼開校だった』とか、『大雨が続いた』とかあるのですが、すべて言い訳です。
当り前の話ですが、『そんなことは当たり前に理解した上で、計画を立てて走る(勉強する)べきだった』んです。
要はしんどいからサボっただけですね。
そんなわけで、本来ならば10日終了時点で『100km』走っていなければならなかったのですが、なんとまさかの『たったの58km程度』で終わってしまいます。
当然、未達の42kmはこの後調整しなければなりません。
次(11~20日、例えるなら高校2年生)

大分挽回しましたが、この10日間でも『112km程度』。
42㎞の差を埋めなければならなかったのですが、たったの12kmしか詰めることができませんでした。
こうして『30km未達成のまま、』後半の21~30日を迎えることになりました。
これは相当きつい・・・。
しかし先月のブログで、『5月は絶対に300㎞完走を達成する!』と息巻いた以上、何としてもやり切らなければなりません。
その結果がこちらです。
『21~30日、例えるなら高校3年生』

もうめちゃくちゃきつかったです。
いや、ダラダラ走ってもいいならもう少し楽できるんですが、『力を抜いたジョギングをいくら積み上げても意味が無い』ですからね。
これ、受験勉強とまったくおなじです。
高校1年生や2年生で抜いちゃったら、もう高校3年生で挽回する術はありません。
仮に今回の山口のランニングに例えるならば、『1日~20日まで走らずに過ごして、最後の10日間で300km以上走るのと同じ』ということです。
つまり毎日30㎞、しかもダラダラ走るのは許されていないので、全力疾走に近いペースでやり切らなければなりません。
断言します。
無理です。
多分本当に生命の危機を感じると思います(本当に心臓の機能に重大な影響を及ぼすと思います)。
さらに言えば、みなさんの受験勉強が山口のたかだかランニングごときが同じなわけがない。
最悪山口のランニングが目標未達でも、何にも困ることないですからね。
でもみなさんの受験は違う。
1年生、2年生でサボってしまったら、最後の3年生で3年分を挽回することは不可能です。
絶対に無理。
それこそ、超人的な学習能力を秘めていて、それがラストで開花するというなら話は別ですが、大事な高校1年生、2年生をダラダラサボってしまった受験生に、それがあるとは到底思えません。
厳しいことを言わせていただくならば、『努力する能力が無かったから、2年もサボってしまっただけ』なんです(※まさに山口のことなのですが)。
当り前の話ですが、当塾でも素晴らしい結果を出している中高生は、基本的に地道な努力を積み上げている塾生ばかりです。
あの林先生も、『思うような結果が出せていない受験生は、基本的に量が足りていないだけの場合がほとんど』と言っていました。
学習量や演習量は絶対正義です。
そのギリギリのラインは『高校1年生の4月』、願わくば『小学生や中学生』の頃から積み上げてほしいです。
『毎日2時間勉強する』『必ず本を読む』、そういった小さなことで大丈夫です。
当り前の話ですが、スタートの時期が早くて損をすることはありませんし、遅ければ遅いほど、大学受験の成功の確率は下がっていきます。

あと、学習の記録をきちんと見える化しておくと、ものすごい達成感が得られますよ!