自分自身は、自分の指導が一番だと思っていますが、それが万人に当てはまるとは思っていません。
実際のところ、自分は『自分の指導こそが日本で一番分かりやすいんだ!』と自信を持っています。
しかしその一方で、『自分の指導が万人に当てはまるとは思っていないし、中には山口の指導がまったく合わない人もいる』とも自覚しております。
例えば山口の体験授業を受けてみて、(え・・・全然サッパリ分からないんだけど・・・)という中高生もいると思います。
それはみなさんが悪いわけではありませんし、もちろん山口にも責任はありません。
ただ、『合うか合わないか?』それだけの問題です。
ですので、もしもこれから体験授業を受ける可能性がある中高生のみなさま、並びに保護者様もそのことを念頭に置いていただけたら幸いです。
【これから現生徒面談が始まりますが、改めてご確認させていただきます。】
これは山口の指導に関わらずですが、改めて『当塾や講師の指導方針が本当に合っているのかどうか』を確認させていただきます。
例えばですが、山口の指導を受けていて、(…何かそんなに分かりやすいわけでもないし、宿題も厳しいんだよな~・・・)と思われているのであれば、その場合は講師を代える、または転塾などを視野に入れられた方がいいです。
せっかくお月謝を払っていただいて通ってもらっているのに、分かりにくい授業を受け続けていても成績が上がることはありません。
また、私個人も、『授業が分かりにくい』と思っている生徒に指導をしたくないです。
これは感情論ではなく、双方にとって無駄だからそう申し上げております。
ですのでもしできるならば、お父様お母様の方からも
『(もちろん山口も含めて)本当に授業は分かりやすいのか?』
『講師との相性はよいのか?』
などのご確認をしていただけると助かります。
もちろん、当塾は完全1対1ですので、塾生一人ひとりに合わせて指導方針は柔軟に変えていきます。
しかしながら、
『宿題を減らしてほしい』
『部活で大変なんだから居眠りしても許してほしい』
など、当塾の指導方針の根幹となる部分については対応しかねます。
それこそ、当塾じゃなく『宿題もゆるくて居眠りしても全然OKな塾』を選ばれた方がいいです。
少なくとも私たちは、
『必要な課題は絶対にやり切らなければならないし、居眠りをすると他の頑張っている塾生に大変な迷惑がかかる』という指導方針です。
【素晴らしい講師や参考書が万人に当てはまるとは限らないというお話】
さて山口が高校生だったころの話、具体的には高校2年生の夏なのですが、当時の英語と国語の偏差値がなんと・・・
『30~35くらい』
数学や生物などにいたっては30を切っていたと思います。
もうとにかく受験どころじゃない(苦笑
もちろん、学校の授業を聞いていてもまったく分かりません。
※もちろん誤解のないようにお伝えしておきますが、まったく勉強をやらなかった山口が悪いのであって、高校の先生方には一切責任はございません。
とにかく、大学受験本番まで残された時間がわずか1年と数か月。
もう学校の授業はガッツリ進んでしまっているわけですし、土台がゼロなのだから応用の話をされてもまったく理解ができません。
もちろん、学校の先生方が勉強をサボった山口のために、遡って基本から指導をしてくれるわけでもありません。
そんなわけで完全涙目の山口、当時英語だけ偏差値が75くらいあった本田君に泣きついたのでした。
『今偏差値30くらいなんだけど早稲田に行きたい!何をどうすればいい??』
そんな無謀というか、どう考えてもどうにもならない山口の要求に応えるべく、本田君が薦めてくれた参考書がこちらでした。
(※こちらは改訂版になります)
結論から申し上げますと、この参考書のおかげで山口の偏差値は1年で80を超えました。
ただし、だからと言ってみなさんにお勧めはしません。
はっきり言って今読んでみても分かりにくい!
『POINT7…what/asは節の種類で、which/asは節の種類と特定・不特定で
whatとas(様態)は訳すと意味が似てしまうことがあるので、紛らわしいと思っている人がいるようだがそんなことはない。
what to learn13によれば、whatは名詞節のみを導き、asは形容詞節・副詞節を導くので、節の種類さえ、正しく判断しておけば、その判別は難しくない。
一方、whichとas(様態)は、whichは名詞節・形容詞節を導くので、該当する節が名詞節ならwhich、副詞節ならasを選べばいいとわかるが、問題の節が形容詞節の場合、節の種類だけでは判別できないので・・・(こんな文章が数百ページにわたって続いていきます)』
節節節節ってよぅ・・・
あんたは『蛍の墓』か!!!(※節子)
いや、この解説読んでも多分ほとんど分からないですよね?
しかしながらしつこいようですが、山口の英語の偏差値を爆上げしてくれたのは、紛れもなく富田先生の参考書です。
そして今の山口の指導のベースにもなっています。
なお、自分が尊敬している英語の先生が何名かいまして、
・都築先生
・佐々木高政先生
・富田先生
・北村一真先生
・崎村耕二先生
などなどがいるのですが、自分が心がけているのは、これらの偉大な先生方の指導を、自分なりに解釈して、願わくばよりみなさんに分かりやすくサマライズすることです。
話を戻しますが中高生のみなさん、先ほどの富田先生の解説を読んで、
『めっちゃ分かりやすい!』と思えたでしょうか?
もしそうなら、みなさんは塾に通う必要はありません。
ただし、この解説がサッパリ分からないというのであれば、みなさんは誰かの指導を仰いだ方がいい。
みなさんが大学受験で求められているのは英語だけではありません。
大学受験において英語が占める割合は非常に大きいですが、それでも5教科の内の1教科です。
※最後に…富田先生、そして富田先生を紹介してくれた本田君、本当にありがとうございます。
富田先生の参考書が無ければ、山口の大学受験は100%失敗していたでしょうし、こうして中高生のみなさんに英語や現代文の指導をさせて頂く機会もいただけなかったと思います。