センター試験まであと19日!そして1、2年生もいよいよ受験生です!
こんにちは!
今年も残すところあとわずかとなりました。
もうね・・・『夏は受験の天王山ではありません!』みたいなブログを書いたのがつい先日のことのよう・・・気付いたらセンター試験まであと『19日』です。
ここまで来たら新しい何かをやる必要なんてまったくありません。
まったくありませんからね!
これからやるべきことは『これまでのやってきたことの総復習』しかありません。
解いたこともないセンター演習など、なんの役にも立ちません。
諸君の不安を煽るだけです。
みなさんが今まで頑張って積み上げてきたものを、もう一度何度も何度も復習して、抜け漏れを埋めていくだけです。
不安な気持ちは誰しもあるとは思いますが大丈夫、これまで一生懸命頑張ってきた諸君なら大丈夫です。
安心して『毎日10時間』勉強してくださいね!
さて、この山口が頻繁に出す枕詞、『1日10時間学習』ですが、もちろんこれは僕が考えたわけでもなんでもありません。
・・・というよりも、ありとあらゆる教育関係者が口にしていますが、僕がこれを生徒達に伝えるようになったきっかけは、東進さんのホームページを見たことでした。
ちなみに山口、東進の林先生、野先生、安河内先生を非常に尊敬しております(注:もちろん東進さんの回し者などではありません!)
で、今日はいくつか東進さんのホームページから、高校生のみなさんにとって非常に有益そうな情報がありましたので、いくつか紹介してみようと思います。
・・・ちょっと見にくいので、以下にまとめます(以下は難関大学受験生を対象としたアンケート結果です)。
①【高2までに受験勉強開始 69.9%】
高2まで・・・ということは高1の時にはすでに受験勉強を開始していたということになります。
誤解しないでいただきたいのは、『勉強』ではなくて『受験勉強』であるということ。
つまり本格的にセンター試験や国立二次、難関私立対策を見据えた学習をしていたということです。
そしてこちらも抜粋しておきます。
『また、どの科目から始めたのかを調べたところ、ほぼすべての大学で必須である「英語」と答えた受験生が圧倒的に多かった。』
FIXでも高1生はすでに「ターゲット」、もしくは「シス単」や「DUO」などで単語学習を全員が取り組んでいます。
高校3年生にもなると、文系なら日本史や生物の暗記教科、理系なら数ⅠA、ⅡB、Ⅲに加えて物理や化学などやることは山ほど出てきます。そんな時期に英単語やイディオムなどやる暇はないのです。
高2の終わりまでに一通りやるべきことをやってしまい、最後の1年間は『センター試験』や『難関私立』、『国立二次対策(これは夏以降でもよいと思います)』に全てを注ぐべきです。
では次です。
②【早慶現役合格者の通塾率82.9%】
これは実際に早慶の赤本や青本に目を通すとよく分かります。
学校で学ぶものとは全く別物!
はっきり言ってしまいますが、公立高校の授業カリキュラムだけでは絶対に対応できません。
これははっきり無理なのです。
当塾でも昨年早稲田大学の合格者が出ましたが、スタートから学校のカリキュラムは無視して学習計画を立てて進めていきました(それでも彼は当然学校の成績も優秀でしたが・・・)。
学校の授業が悪い、というのではなく、そもそも難易度も出題傾向も、一般的な大学とはまったくかけ離れてしまっているので、対策の取りようがないのです。
早慶の英語や社会、早稲田の国語、慶應の小論文などは、普通に取り組んでいたら手も足も出ないまま受験が終わってしまいます。
③【志望校対策の要・過去問演習 旧七帝大なら「第一志望校11年分」】
これはそのまま抜粋します。
第一志望校の過去問演習量は早慶が9.7年分、難関国公立大学が10.1年分、旧七帝大では11.1年分に取り組んでいた。
過去問演習は、志望校の出題傾向や時間配分を徹底研究する上で欠かせない。十分な対策を行うためには、何度解けばよいのだろうか?そこで、難関大合格者に対して、第一志望校の過去問を何度繰り返したのかを聞いたところ、45.3%と約半数近くが「2回以上繰り返した」と回答していた。
恐ろしい・・・。
全国的にみると、なんとこれだけの質と量の学習をしているライバルがいるわけです。
もうこれだけの学習量を確保するとなると、そりゃあ『1日10時間』というのも頷けます。
ただ何度も言っておりますが、自分の志望校はそこまでの学習量が必要ない、また、第一志望に落ちても後悔しないというのであればその限りではないと思います。
結局のところ、自分が『一番行きたい学校』のために、自分の責任で頑張るわけですから・・・。
さあそしてこれが最後です。
一番ファジーな内容なんですが、個人的には一番刺さった内容でした。
④【つらい時期こそ逃げずに勉強。 そしてライバルが支えた】
(以下、そのまま抜粋)
それでは、受験勉強を乗り切るうえでどのような方法があるのか、その秘訣を探ってみた。
受験勉強で最もつらかった時期を聞いたところ、「高3の12月~3月」が断トツで54.3%となった。その理由を聞くと、「センター試験から国立二次までの期間が長く、モチベーションを保つのが大変だった。「入試がはじまって、焦りが出てきて勉強が手につかなくたってきた。」など精神的なつらさを感じていた受験生が目立った。
では、合格者はそんな時期をどのようにして乗り越えたのだろうか。一番多かった回答が「とにかく勉強に励んだ」で54.2%、次に「友人との励まし合いや、家族・先生からの応援」が16.8%と続いた。どんなにつらくてもまずは自分で努力すること。そして支え合い、応援してくれる周囲の人やライバルの存在が、つらい時期を乗り越える大きな糧となっていたようだ。
まあ・・・そりゃそうですよね!
というわけで、今回は東進さんのホームページからいくつかご紹介させていただきました。
冒頭に戻りますが受験生諸君、今が一番つらい時期だとは思いますが、結局のところ勉強するしかありません。
そしてそのほとんどは、これまでやってきたことの復習に費やしてくださいね!
本日も最後までお読みいただきまして、本当にありがとうございました。