ダラダラやっても何の力にもなりません(⇐山口のことです)
山口のブログをご拝読いただいている方の中にはご存知の方もいるかもしれません。
去年の夏、私意気揚々と『来年の夏はトライアスロンに出る!』と豪語していたのです。
つまり本来であれば、今頃はもうトライアスロンに出ているはずなのですが・・・。
残念ながら出場することはできませんでした。
いや、この表現は正しくはありません。
正確には『スタートラインに立つ準備すらできなかった』、これが正しいです。
こちらもご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、山口は当塾の開校以来8年間、冠婚葬祭も含めて一日たりとも休むことなく『毎日8km走り続けてきました』。
もしかしたら世間一般的には、アラフィフにしてはかなり頑張っているように見えるかもしれません。
しかし本気でトライアスロンに取り組んでいるアスリートからすれば、『・・・いや、毎日8kmジョギングって、準備運動くらいにしかなっていませんけど…(苦笑)』程度の練習だと思います。
つまり山口は、”自分なり”のやり方で、ダラダラ8年間”ただのジョギング”を継続しただけだったのです。
もちろんそれはそれで素晴らしいのでしょうが、『トライアスロン』という目標を鑑みるならば、『自分のペースで毎日8kmジョギング』という練習は、まったく質も量も伴っていなかったと言えます。
【そこで練習の内容を変えました】
以下の通りです。
月水金…5km全力ラン
火木土…10㎞以上全力バイク(自転車です)
日曜日…15㎞ラン、20㎞バイク
そして全て心拍数やラップを含めたタイム、全部計測してデータに残しております。
走る距離が何kmであろうが、心拍数150以上を意識しています。
最近のテクノロジーはすごいですね、これが全部スマートウォッチで測定管理できます。
おかげさまでガンガンタイムも上がってきましたし、体調も良くなっております(※なお、本当に疲れが出てしまったときは適度に休憩しております。オーバーワークは心身ともによくありませんので・・・)
これを1年継続すれば、もしかしたら来年は本当に出場できるかもしれません(※とはいっても、これでもスイムをやっておりません。まだまだやるべきことは残っています)。
【勉強もまったく同じです】
ちゃんとした授業をやってくれない高校や塾に、なんぼ通っても学力はつきません。
ちゃんとした課題を出してくれない高校や塾に通い続けても、学習者に負荷がかかることはないでしょう。
そんな高校や塾に、5年10年通い続けても、難関大に合格できるような力がつくことはありません。
山口が『8年間毎日、ダラダラ8kmジョギングしたけど大して力がつかなかった』のと同じです。
岡崎高校や刈谷高校、旭丘や一宮高校がものすごい実績を出し続けているのには、やはりきちんとした理由があります。
今年西尾高校から東大合格者が出そうだという噂がありますが、彼1人だけなのであれば、それはやはり突然変異のようなものと言わざるを得ません。
申し訳ないのですが山口は、それが高校の力だとは露ほども思っていないのです。
おそらく彼は、どの高校に通っていたとしても、普通に東大に合格しているはずです。
高校や塾、予備校といった機関は、毎年毎年一定の成果を出して初めて評価されるべきです。
毎度毎度同じことを言っておりますが、まったく塾に通わずに東大にストレート合格したS原先生はこう言っています。
『岡崎高校の授業をちゃんと3年間受けて、課題もやりきっていたら、全員東大に合格するはずなんです。それだけの授業をやってくれていますし、課題も非常に厳しいです』、と。
そしてこうも付け足しております。
『ただし岡高生全員がその課題をこなせるかとなると、それはまた別の問題です。当然、岡高生の中にも授業についていけない高校生はいますので・・・。そういった受験生は、また別の対策が必要になるのは言うまでもありません。』
難関大を目指している高校生のみなさん。
みなさんが通っている高校は、きちんと難関大に焦点を充てた授業をやってくれているのでしょうか?
また、(こんな難しい課題、こなせるわけないじゃん!)と君が感じるような課題を出してくれていますか?
みなさんが精文館書店に行って、赤本を手に取り、その目の前の問題をスラスラ解けるのであれば、難解な授業も厳しい課題も必要ありません。
しかし手も足も出ない、だけど自分なりには頑張ってる、というのであれば、それは『トライアスロンに出る!』とか言っておきながら、ダラダラ毎日ジョギングしているだけの山口と何も変わりません。
おそらく、5年経っても10経っても、難関大に合格できるだけの力をつけることはできないでしょう。
しかしみなさんの受験には、5年も10年も猶予があるわけではありません。
最長で『2年9か月』。
スタートするのが遅ければ遅いほど、そのリミットは短くなります。
今山口は、アラフィフにしては相当追い込んだとレーニングを続けていますが、それでも『明日トライアスロンに出られるか?』と聞かれたなら、答えはNOです。
スイムのトレーニングやってないですからね。
多分途中で溺れてしまって、完走すらできないでしょう。
そんな山口を見たみなさんは、『・・・なんでこの人出場したの??』と思うに違いありません。
みなさんが本気で難関大を目指すのであれば、このたったの2,3年という短い時間で、それに見合うだけの勉強を積み上げ続けなければなりません。
【スマホ断ちしてから集中力が上がりました!】
当り前の話ですが、動画やSNSなどは情報量が非常に多く、脳内が混乱してしまうのだそうです。
つまり、本来勉強に使うはずであった脳が、スマホで占められてしまうということですね。
スマホ断ちするのは簡単です。
それは『SNSやYouTubeなど、自分が没頭しそうなものを軒並み消してしまうこと』です。
そして枕元には、スマホではなく単語帳を置いてください。
お風呂に入る時も、スマホでいらない脳内物質を出すのではなく、何もせずリラックスして脳を休ませてください。
ちなみに山口はものすごく意志が弱いので、スマホそのものを触らないようにしています。
とはいってもです。
お父様お母様、私たちがかつてそうだったように、高校生のみなさんが自制するのはかなり難しいです。
もちろん、スマホが手元にあってもきちんと勉強できている中高生はいますが、ごく少数です。
とはいうものの、こんな時代ですので、スマホの解約は現実的ではありません。
もしもお子さまのスマホでお悩みでしたら、いつでもご相談いただけたらと思います。
勉強に限った話ではありませんが、スマホは百害あって一利なしです。