共通テストの現代文なんて取れなくても全然OK!だから緊張するだけ無駄無駄!!
・・・と、一応現代文専門の山口が言っております。
ちなみに山口、早稲田の法学部とかの現代文は満点取れません(※マーク箇所)
いや、そりゃもちろん『4分の1』がまぐれ当たりすることはありますけど、自信を持って満点取る自信はこれっぽっちもありません。
『おいおい!現代文の講師がそんなこと言っていいのか!?』と思われるかもしれませんが、全然OK!
幣ブログでも再三取り上げておりますが、不安な受験生は『2014年 センター試験 国語』などで検索してみてください。
なんとこの年のセンター試験、国語の平均点は『98点』、半分切ってるんです。
まあそれはいい。
それはいいとして、この年の最高得点者の点数が『194点』。
オールマークですよ?
オールマークのテストを50万人以上受験して、満点がゼロというのは異常事態です。
しかも194点ということは、この受験生ですら、少なくとも2問落としているんです。
『平均点が50%を切る』
『オールマークで満点が0名』
そんな問題はもはや試験として機能していませんし、みなさんの素晴らしい能力を測ることなんてできませんので安心してください。
もちろん、すべての試験がそうだとは言いませんが、そもそも国語能力をマークのみで測ろうというのがおかしいんです(・・・と少なくとも自分は思います)。
そしてこれもあるあるなのですが、センター試験で自身の作品が使われた小説家が、その問題を読んでみたところ・・・。
『いや、私はそう思ってこの場面を書いたわけではありません。』、と答えたとのこと。
作者が『違う!』と言っているものを正解としている時点で、いかにマーク式の現代文が傲慢で、仕組みが破綻しているのかが伺えます。
とはいえ、山口はそのシステムにブーブー文句を言いたいわけではありません。
50万人もの受験生を一斉に採点するとなれば、オールマークにせざるを得ないからです。
山口が言いたいのは、『そんな問題で右往左往するのは、精神的にも時間的にももったいないよ!』と伝えたいのです。
数学や物理・化学とは違って、現代文や英語などは、『絶対にコレだ!』と自信を持てない場面も出てきます。
そりゃあね、もうしゃあないじゃないですか!
間違ってたら仕方ないし、4分の1がクリティカルヒットしてたら『超ラッキー!』程度のものです。
そんな試験でみなさんが精神的に追いつめられる必要なんて全然ないんですよ。
すぐに気持ちを切換えてくださいね!
大丈夫!
信じてもらえないかもしれませんが不肖山口、かつて『青年の主張』で優秀賞をいただいたことがありますし、つい最近も某出版社から(幻〇舎)、『先生のブログを書籍にしてみませんか?』と打診を受けたばかり。
一応文章に関しては、”それなりの実力”は持っているはずです。
その山口が自信を持って言わせていただきます!
『共通テストの現代文で四苦八苦しても、まったく何にもいいことがありませんので気持ちを切り換えること!』
あ、山口ですか?
自分共通テストで満点取る自信なんてありません。
みなさんの方が高得点取っちゃうんじゃないですかね(笑
追伸)とはいえ、国公立二次などの記述は別です。
ここは海千山千の試験官が、山口のように陰湿なまでに目を光らせて、みなさんの解答を隈なくチェックします。
厳しいことを言えば、稚拙な表現、的外れな表現は全て減点の対象。
採点すらしてもらえないですし、下手したら以降の解答は読んでもらえないかもしれません。
しつこいようですが、難関大の記述対策には、膨大な読書量が求められ、先人たちが生み出した表現を、みなさんも同じように書けるようになる必要があります。
ちなみに今年の塾生は全員大丈夫。
それに見合うだけの『読み、書く修練』は共にやってきたという自負があります。
そんなみなさんが負けるわけがない。
だから自信を持って、共通テストはちゃっちゃと終わらせて、みなさん各々の本当の戦いに向けて、最後の準備に取り掛かりましょう!