そこまでやる必要があるの??
たった今、先日合格体験談を書いてくれた新高校1年生(刈谷高校)の男子塾生の指導が終わりました。
刈谷高校での授業は大分簡単に感じられているようで(彼の名誉のためにお伝えしておくと、本当に謙虚な生徒です)、順調なスタートが切れていると思います。
今日授業でやった内容は、東北大学と北海道大学の二次試験の問題でした。
都築先生が担当している生徒でも、中学生、高校1年生で同じ課題に取り組んでいる塾生がいます。
先にお伝えしておきますと、何でも先取りした方が良いという話ではありません。
もちろん、英語や数学などがニガテな生徒は、じっくりと腰を据えて、場合によっては大幅に遡って復習することが必要です。
しかしながら、できるならどんどん先どった方がいいことは断言できます。
ここでタイトルに戻りますが、そこまでやる必要はあるのです。
巷で言われていることですが、2020年に向けて入試制度が大幅に変わります。
とはいえ、試験である以上一発勝負であることには変わりません。
本質的に大幅な変更が余儀なくされるのは英語です。
先行きが不透明な英語は、できる限り限界まで進めておいて、しっかりとゆとりを作った状態で他教科に取り組める環境を作ることがベストです。
どうなるか分からない⇒対策を取らない
ではなく
どうなるか分からない⇒できる対策は全て取ってしまう
これがベストです。
もちろん生徒一人1人、全員習熟度も得意不得意もあるので、全員が同じように先取りすることは難しいのですが、それでも少なくとも2年以上の時間があれば、英検2級までは確実に取れるはずです。
一番大切なのは本人のやる気ですが。
そしてこれは本当に多いのですが、『本人はニガテだと思いこんでいたけど、実はものすごい潜在能力を持っていた』ケースです。
これはなかなか集団授業では気付きにくいところではあります。
学校の授業というのはどうしても40人弱に一斉に発信していくものになりますので、45分や50分の時間で先生が生徒一人1人の特性を把握しきるのはどうしても難しくなります。
先日体験談を書いてくれた塾生も、本人は『ニガテ』とは言っていましたが、蓋を開けてみると中学英文法はたったの2週間で終わってしまいました(もちろん、本人の努力する姿勢が一番大きかったことは言うまでもありません)。
正直なところ、2020年問題については色々なことが発表されてはいますが、実際に試験当日を迎えるまでは100%のことは何も言えないわけです。
だからこそ・・・一番時間がかかり、一番どうなるか分からない英語は真っ先に対策を取ってしまいましょう!
さて、そんなDくんですが今国立二次の課題をやってしまっているので正直・・・、1年もしたらやることがなくなってしまいます(笑)。
ですので高校2年の夏前に英検準1級、可能なら3年までに1級くらい取れないかな~と今から目論んでいます。
ちなみに彼は理系志望です。
何度も申し上げていることですが、理系の生徒こそ、英語は早めに終わらせてしまってください!
3年生になってからは英語なんて流す程度にして、数Ⅲや物理化学に集中できる環境を作ってしまいましょうね!
本日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。