『スポーツしか頑張れないやつは、ウチにはいらないんだよ(※山口の発言じゃないですよ!)』
あああ違います!
山口の発言じゃないですよ!!
いきなりで何の話か分からないかと思いますが、色んなスポーツがとても強い、とある高校のコーチのお話です。
ヒント:野球やサッカーが有名ですが、その他のスポーツも全国的に強く、大学まであるあの高校です。。
その高校のとある部のコーチと実は同級生だったりするのですが、以前に一緒に食事をしたときにこう言っていました。
『今うちの推薦の内申は、最低でも36はないと厳しいし、見学に来る受験生にもそう伝えてるよ。』と。
しかしながら、その同級生が現役の高校生の頃は、実際にはそんなことはなく、スポーツさえできれば内申に1があろうが推薦入学できていたのだと言います(ひどい言い方をすると、名前を書けば合格していたと言います。さすがにそれはウソだと思いますが・・・)。
なぜ変わったのか聞いてみたところ、
同級生『やっぱり教育だからね。スポーツしか頑張らなかった人間は、社会に出てから右往左往してしまうんだよ。全員がプロのアスリートになるわけじゃないからね。それに・・・。』
個人的にここから先が深イイ話でした。
『嫌なこと(勉強のことです)を避けて好きなことだけ頑張ってる連中は、その好きなことでも必ず限界がくるんだよ。うちは好きなことのために、つらいことでも頑張れるヤツしかいらないんだよ。野球好きなやつが野球頑張るのは当たり前だろ??そんなのは努力とは言わないんだよ。』
なるほど・・・。
実際のところ、2年ほど前にこの高校を受験し合格中学3年生がいましたが、秋の練習見学に参加したときに、『内申が36以下なら来なくていいぞ。』とコーチに言われたのだそうです。
まあこの物言いをどうとるかは、各々皆様の価値観に任せるとして、山口個人はとても共感できます。
その昔(今でもあるかもしれませんが・・・)、甲子園に出てくる常連私立高校というのは、
・部員は全員推薦組(一般入部は受け付けない)
・全寮制で授業は昼まで
・昼からは夜の22時まで練習
みたいな学校も珍しくありませんでしたが、今は文武両道で頑張っている高校がしっかりと結果を出しているように思われます。
愛知県ではありませんが、お隣静岡県の静岡高校や、滋賀県の彦根東高校なんかは、ここ愛知県でいうところの『刈谷高校』や『一宮高校』くらいの偏差値で、東大や京大にもバンバン合格実績を作っている超進学校ですが、ここ最近は野球でも全国の強豪の仲間入りをしています。
スポーツを頑張っているけど、なかなか勉強は頑張れないみなさん
勉強とスポーツの因果関係を信じるか信じないかはみなさんに任せるとして、『勉強のために勉強を頑張ろう!』、なんて思わなくてもいいので、『自分の好きなスポーツのために、辛いこと(勉強)も頑張ってみよう。』くらいの気持ちで頑張ってみてほしいかなと思います。
まあでもですよ?
山口下手っぴながら野球もサッカーもやりましたが、野球部のひたすら延々ジョギングとベースランニングや、サッカー部の練習前と練習後に10㎞ずつランニング+シャトルラン(もちろん毎日)、なんかに比べたら、勉強なんか楽勝ですよ??
・・・とか言っている山口も、中3の夏休み直前まで、内申10ちょっと(正確な数字は恥ずかしいのでご勘弁を)しかなかったので、まったくもって偉そうなことは言えないのですが、腹を決めてからはそんなに辛くなかったです。
いや、辛かったんですが、部活の方がきついということに気づいてからは、大したことなく感じられました。
山口の体験談はさておき、今スポーツを頑張っていて、行きたい高校があるのであれば、ぜひ自分で調べてみてくださいね!
ちなみに今回ご紹介させていただいた某高校のコーチ談ですが、『県大会で2位の成績だったけど、内申点が35だったから落とされた子がいたよ』とのことでした。
諸君が『この高校に入ってスポーツ頑張りたい!』と思っていても、そもそもスポーツと関係のない勉強の部分で落とされてしまうこともあるわけです。
諸君が入学したい高校が勉強も重視しているのであれば、ぜひ勉強も頑張ってください。
『勉強は嫌だから、勉強はしなくてもいい高校で頑張ろう。』なんて精神じゃ、君の頑張りたいスポーツにしても、伸びしろはたかが知れてます。
嫌なこと、限界を感じたときに投げ出してしまうってことですからね。
さあそんなわけで、いよいよ夏大会が始まります!
ん・・・??
もちろん高校野球のことですね!
毎年予選から、岡崎球場から春日井球場まで、西尾市内の高校は行ける限り応援に行っております。
今年も先生方を誘って、数少ない休みを球児達の応援に費やしたいと思っております。
今年の愛知は枠が2校に増え、しかも私学4強が西に集中しているので、西尾市内の公立高校も大チャンスです!
ぜひぜひ甲子園出場を勝ち取ってほしいですね!