東京一科、早慶上智、医学部受験を志すみなさんへ(名詞構文とその圧縮解除の重要性)★重要度、多分低いと思います)

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教室長ブログ

これまでにも塾生のみなさんには、『名詞構文と圧縮解除の重要性』を力説してきました。




ただ昨年度までは、主に難解な英文読解のため、授業で説明してきましたが、今年度からは頑張って英作文にも取り入れております(おそらくこんなことをやっているのは、日本広しといえどもうちだけだと思いますが・・・)





先に申し上げておきますと、この先は本当に興味のある受験生だけがお読みください。





正直、大学受験レベルという極めて狭い箱庭では、英作文に名詞構文を導入する必要はまったくありません。




それどころか事故の原因にすらなりかねませんので、よほどアカデミックな英文に興味がない限り、やらない方がマシなくらいだとすら思っています。



ですが例えば、医学や人文科学、物理や化学、哲学などの専門的な領域では、このような重厚な英文が当たり前に書かれていますし、もしもみなさんがそういう専門的な英文を書く必要があるのであれば、これは避けては通れないとも思っています。




・・・とハードルを上げてしまうとめちゃくちゃ構えてしまうかもしれませんので、まずは中学校レベルの英文で詳しくお話いたします。








【なぜわざわざ文章を名詞化するのか?】

 もちろん、長い文章を名詞に圧縮してしまうことで、英文そのものが堅く格調高くなるというのが理由の一つです。



ですがそれ以上に大切な理由があります。


論より証拠で次の2つの英文を見てみましょう。


まずは中学生レベルの、シンプルな英文から(ただのSVOと不定詞くらしか使っていません)。

ex1)

 People drive cars every day to school, to work and to play. These cars give off gases that pollute the air and can make people sick. Because governments are responsible for protecting their citizens, they should pass stricter laws to reduce the gases that automobiles give off.

★ex1)の英文の主語に注目してみると

・people (人々)

・cars (車)

・they (彼ら=政府)

…といった具合にすべてバラけてしまっています。

この主語だけでは何について書かれているのか推測することは難しいです。


一応和訳は以下の通りです。


『人々は毎日学校へ行ったり、仕事へ行ったり、遊びに行ったりするために車を運転する。こうした車は、大気を汚染し、人々を病気にする可能性のあるガスを排出する。政府には国民を守る責任があるので、自動車が排出するガスを減らすために、より厳しい法律を制定すべきである。』



まあ多分、『一番言いたいことは大気汚染』なのでしょう。



しかし実際のところ、『pollution』という名詞は一度も使われていません(動詞polluteは使われていますが…)。


つまり、この英文で『大気汚染的な話をしているんだな?』という予測を、読み手側がしなければならない、ということになります。



発想を変えて、このex1)の英文の焦点を『排気ガス』、つまり名詞にあてて書き換えるとこうなります(とはいえ、こちらに至ってはSVC、つまり名詞とbe動詞がメインの文章です)。

ex2)

 Air pollution is a serious issue facing governments today. A primary factor of this pollution is emissions from automobiles. Exhaust fumes cars contain chemicals that lead to illnesses such as lung cancer and emphysema. Thus, strict government regulation of emissions is warranted to ensure reduction of harmful pollutants and the protection of the health of citizens.

こちらは先に和訳を。

『大気汚染は、今日の政府が直面している深刻な問題である。この汚染の主要な要因の一つは、自動車から排出される物質である。自動車の排気ガスには、肺がんや肺気腫などの病気を引き起こす化学物質が含まれている。したがって、有害な汚染物質の削減と国民の健康の保護を確実にするためには、排出物に対する政府による厳格な規制が必要である。』


もちろん、文章自体が堅苦しくなりましたが、何を言いたいかは一目瞭然だと思います。


それは先ほどの平たんな文章とはことなり、主語が

・pollution (汚染)

・factor (汚染の要因)

・exhaust fumes (排気ガス⇒汚染)

・government regulation (政府による規制)

と力強く、一番言いたいものに変化しているからです。


 名詞構文とその圧縮解除は、もちろん難解な英文を読むために必要なものですが、実はみなさんが主張力のある力強い英文を書く上でも役に立ちます。





【ぼくがかんがえたさいきょうのめいしこうぶん】


そんなわけでここ最近は自分でも名詞構文の文章を考えてみて、それを奥さんやAIに添削してもらっております。



①The reluctance of many children to stay off their smartphones results in decreased oppotunities for them to pass entrance exams.


『子どもたちがなかなかスマホをやめたがらないということが、結果として自分たちの大学入試の可能性を下げているという事態に繋がってしまっている。』



おぉ・・・。


自分で言うのもなんですが、めちゃくちゃ重厚でかっちょいい英文ですね!



その他にも、


②I could provide plenty of data, showing how likely many children are to be absorbed in their phones.


③I could provide prenty of data on the likelihood of many children becoming absorbed in their phones.




文章を名詞のカタマリに書き換えるだけで『何が言いたいのか?』を明確に伝えられますし、自分で書くことができるということは、もちろん読解することもできるということです。




奥さんによる採点はまだまだ厳しいのですが、一応AIからはかようなお褒めの言葉をいただきました。






(まだまだ精進せいよ!ということですね)




・・・まあチャッピーさんなんて、究極のイエスマンですので、そりゃあ大概の場合は褒めちぎってくれますので、真に受けてはいけないということは重々承知しております。





さて、冒頭でもお伝えしましたがこの名詞構文とその圧縮解除、超難関大を受験する上では絶対に避けては通れません。



ですがそれは読解までの話ですし、受験生諸君がこんなものを英作文に取り入れる必要はありません。





でも・・・できたらめちゃくちゃかっこよくないですか??




いやカッコいいって!



だから本当に興味のある人だけ、一緒に頑張りましょう!!



なあに大丈夫さ。



五島高校卒(こっちだと吉〇高校くらい)の自分でも、これくらいはいけるんだから!





ただしつこいようですが、たかだか大学受験レベルでは必要ありませんし、ほとんどの受験生諸君は取り組む必要ないですよ!(そもそも自分自身、まだまだ修行中の身ですので・・・)







【月並みですが時間がありません】


あ、これはみなさんの話ではありません。


齢50歳を迎えた山口のお話です。



みなさんにはこれから、70~80年ほどの時間が残されていますので、なんぼでも勉強できます。



ですが自分にはせいぜい30年程度しか残されていない・・・・



本当に月並みと言いますか、俗っぽい物言いになりますが、『もっと早くから、本気で英語を勉強しておけばよかった・・・』と感じずにはいられません。



そりゃあね、大学受験だとか、それを中高生のみなさんに指導する程度でいいなら、今でも十分だと思います。



でも当たり前の話ですが、学問の道に終わりはないですからね。



しかも自分なんて、すでに誰かが用意してくれたものを必死に勉強しているだけですので・・・。



さて、みなさんには70~80年の時間が残されている、とは言いましたが、大学受験となればせいぜい数年程度しか残されていません。



このたったの数年で、大学入学共通テスト対策と、難関大学二次対策をやり切るのは、相当厳しいです。



おそらくは本当に、6年間で8,000時間費やしてギリギリ何とかなるかどうか。



でもね、ベンチに座ったり、地面に這いつくばってスマホの画面に1万時間費やすよりは絶対に勉強やった方がまだマシだと思いませんか?



もちろん勉強がすべてではないです。



みなさんが本当にやりたいことに、全力で打ち込むことが一番大切。



だけどまあ少なくとも、勉強を頑張ってみて損することはありませんよ!


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