中学3年生のみなさん、ひとまずおつかれさまでした!
さて、いよいよ明日は公立高校の合格発表ですね。
普段はもう四六時中心配している高校2年生のことばかりブログで書いていますが、現中学3年生は全く心配していないのです。
自己採点の結果報告を聞く限り、余裕を持って合格という塾生もいれば、ボーダーギリギリかなという受験生もいるのですが、正直言って、仮に第一志望に合格できなかったとしても、彼らなら大丈夫だと自信を持って言えます。
今年の中学3年生は慶應に合格した塾生を筆頭に、とにかく勉強する子達でした。
もう正直、この『1日〇時間勉強!』が口癖の山口が、(少し休んだ方がいいかも・・・)と思ってしまうくらいでしたので・・・。
そんなわけでとにもかくにも、中学3年生のみなさん、受験勉強おつかれさまでした。
今はしっかりと羽根を伸ばして休んでください。
ただ、これは塾生に限った話ではありませんが、みなさんが少しでも大学進学を考えているのであれば、高校1、2年生が最も大切なのだということを肝に銘じておいてください。
それは高校の授業が始まってみれば、身に染みて分かるはずです。
英語も数学も・・・もちろんその他の教科にしても、『数さえこなしていれば何とかなった』勉強とは、質も量もガラリと変わってしまいます。
とにかくめちゃくちゃ難しいですよ!
その学習のレベルの高さに直面したときに、高校1年生は二手に分かれます。
(・・・こんなに難しいなら今のうちに何とかしておかないと、後々大変なことになる!)と考える者と、(とりあえず受験が終わったばかりだし、あと3年間あるし何とかなるでしょう。)と思う者です。
言うまでもありませんが、第一志望に合格していくのは前者です。
厳しいことを言いますが、今分からないものが1年後2年後に分かるようになるわけがない。
なぜなら1年後や2年後には、今よりもさらに難しいことを学んでいるからです。
ですから高校3年間の中で、最も頑張らなければならないのは『高校1年生』です。
ここで困難を克服できていれば、2年生や3年生はそんなに苦労することなく、みなさんが希望する大学に進めるはずです。
ここでニガテなものを放置してしまうと、学校や塾では高校2年生・3年生の内容に進んでいるのに、1年生の復習を最初からやらなければならないという状況に追い込まれてしまいます。
あと、高校2年生や3年生なんて、誰でも勉強しますからね。
そんな誰もが勉強する時期に、同じように勉強をしても、差なんてつくわけがない。
だから頑張るなら『高校1年生』なんです。
高校1年生でここまでの成績を取っていれば、後は苦労することなく、行きたい大学を自由に選ぶことができます(私立最難化の今はそう楽観視はできないのも事実ですが・・・)。
そして今高校2年生の諸君、先日の模試でC判定以下の結果が出ているのであれば、もうそれは相当厳しいのだということを自覚しておいてください。
学年集会などで聞いていると思いますが、今年も各高校かなり厳しい結果が出ているはずです。
幸いにも当塾の塾生は全員合格しましたが、言うまでもなくそれは彼ら、彼女達が誰よりも努力したから、それに尽きます。
それ以外何もありません。
何度も口を酸っぱくして言いますが、今の高校1年生はすでに『教育改革』に合わせたカリキュラムで学習しています。
英語のリスニングなどはセンター試験とは比べ物にならないくらい難易度が上がりますし、ライティングやスピーキングも取り入れた学習を進めています。
仮にみなさんが浪人したとして、今の高校1年生に勝てるわけがないのです。
今の高校1年生は、まったく違う内容を勉強しているくらいに思っておいた方がよいです。
そしてそんなことは、全国の受験生が理解していることなので、みな例年にないほどに必死になって勉強しているのです。
『1日〇〇個単語覚えよう!』だとか、『1日にチャートの問題を〇ページ分解こう!』だとか、『1日〇時間勉強しよう!』なんてのは、言われなくても自主的にやるべきです。
もう最後のセンター試験まで、たったの306日しかないんです。
10か月ですよ??
自分がどうしても行きたい大学があるのであれば、それに見合った努力をしてください。
明日からじゃなく今日から(・・・と毎日言っていますが)。
さあ今日も一日頑張りましょう!