合格実績発表!
合格実績を発表しました!
この合格実績ですが、私を含めFIXの講師陣の2015年度の合格実績となります。
今回悩みに悩んだのですが、学校名だけでなく、『第一志望合格率』まで発表することにしました(ちなみに第二志望まで含めれば、合格率は100%になります)。
なぜか?
理由はいくつかあるのですが、真っ先に挙げるならば以下の二つになります。
①FIXは最後の最後まで第一志望にこだわっているということ
②その反面、第一志望に合格できなかったとしても、その子の価値は変わらないと考えているということ
この2点になります。
①について。
私自身は本人が頑張るのであれば、学校の名前はそんなに関係ないと考えています。それでも生徒が『どうしても行きたい!』と思う学校があるのであれば、最後の最後までそこにこだわるように話しています。
中高生問わず、3年生になると生徒・保護者様双方から『志望校をどうするべきか?』のご相談を受けます。
心配になるのは当然ですね。また、生徒たちは当然、一部の例外を除けば『今の成績では難しいところ』を第一志望にしています。そうなると当然、テストの結果・内申点・模試の判定など様々なもので不安に陥ってしまいます。
そして何より一番多いのが、学校の三者懇談の結果です。ここでほとんどの生徒が『志望校を変えるように』担任から促されます。
先にお伝えしておきますが、学校の先生方を非難するつもりはまったくありません。
当たり前の話ですが、学校の先生方は寝るまを惜しんで努力を尽くされて、全ての生徒を合格させるという使命を持っているため、危ないと判断すれば志望校を変える方向で話を進めるのは当然のことです。
例えば次のような生徒がいたとします。
中学3年生の男の子 偏差値55 内申点 33
①A高校 偏差値 60
②B高校 偏差値 55
③C高校 偏差値 50
第一志望はA高校
この場合ですと、学校の先生は100%『B高校とC高校』を薦めてきます。
しかし私たちは絶対に第一志望を譲りません。
なぜか??
答えは簡単で、『その生徒にとってA高校が一番行きたい高校だから』です。
これまで結果として、本当に厳しい状況から逆転合格した生徒を何十人も何百人も見てきました。
これはもちろん、これ以上望むべくもないベストな結果です。
その一方で、涙をのんだ生徒がいたことも事実です。
しかしここで上の生徒の例を思い出してください。
例えばこの生徒が、諦めて『B高校とC高校を受験して、結果としてB高校に行く』のと、最後の最後まで頑張って『A高校とB高校を受験して、あと一歩のところでB高校に行く』のでは全く意味が違います。
決めつけてはいけませんが前者であった場合、その先の大学受験や大人になってからの幾つかの重大な決断を迫られる時、おそらく無難な方を選択するようになります。
一方で、後者は常に向上心を持ち、最後の最後まで諦めない人間に成長していきます。
結果は同じB高校でも、その後の人生に及ぼす影響が大きく違うと私たちは考えています。
だから『最後の最後まで諦めないように!』言葉をかけていきます。
ただし誤解のないようにお伝えしておきますが、『誰かれ構わず』というわけではありません。
私は叶えたい夢のために、苦しくても辛くても頑張る生徒だけがその権利を持っていると思っています。
努力は人に語るものではありません。1日の学習時間が1時間であったとしても15時間であったとしても、その努力はその人にしか分からないものだと思っています。
ただし、現実的に志望校に対して『1日15時間の学習が必要』ならば、やるべきです。
どんな形でも構いません。自分の納得がいくまで、とことん頑張ってください!
それができないのであれば、私も『B高校とC高校』を薦めると思います。
そしてそのために、ご家族全員で受験生を支えてあげてください。
この時期の受験生は例外なく、全員毎日言いようのない不安と戦っています。そんな子供たちにぜひぜひポジティブな言葉をかけ続けてください。
最後に最近知った『厚切りジェイソン』という方の言葉をお伝えします。
『死ぬ間際に、「あぁ・・・おれの人生は本当に無難で良かったな」と言いながら、満足して人生を終える人間は1人もいない。』
なるほどその通りだと思います。
みなさんも悔いのないよう、挑戦し続ける大人になってくださいね(※ただし健康第一ですよ!)