中学生数名は高校の単元に入っています
・・・というわけで、山口が担当させていただいております中学生3名ですが、英語の指導が高校生まで進んでいます。
彼(彼女)達は普通に公立高校を受験する中学校3年生です。
そうなると、『公立高校の受験に、高校の単元が必要なの??』という疑問が出てくるかもしれません。
結論から言えばまったく必要ないのですが、これだけは言えます。
絶対に点数は上がります。
高校の単元が理解できていて、中学校の内容に苦戦するなどということは絶対にありませんから。
去年で言えば慶應高校に合格した卒塾生がまさにそうですし(彼の場合は2年足らずで高校の内容も終わっていましたが)、その前の年だと刈谷高校に合格した塾生がそうです。
ちなみに刈谷高校に通っている塾生は今も通塾しており、受験英語に関して言えば、もう教えることは何もありません。
今は都築先生の指導で、『話す』『書く』をメインに指導させていただいております。
英語や数学などを前倒しすることは、目の前の公立高校受験にももちろん役立ちますが、何よりも高校に入ってから圧倒的に楽になります。
大学受験に必要となる英語の学習時間は『1,000~1,500時間』と言われていますが、前倒し指導をしておくことで学校の授業が全て復習になりますので、非常に効率よく学習が進んでいきます。
同じ高難度の単元でも、事前に理解していて授業を受けるのと、初見で授業を受けるのでは、理解度も、かかる時間や労力もまったく変わってきます。
『でも、そんなこと言ったって、中学生に高校の単元が理解できるの?』という疑問も出てくるかもしれませんが、これもズバリ『誰でもできます』と断言できます。
英語と言っても言語ですから。
アメリカやイギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドならホームレスでも幼稚園児でも話しています。
それに中学3年生と高校生なんて、言っても年齢差はせいぜい1~3歳程度の開きしかありません。
したがって、『中学生でも高校生レベルの英語は学習できる』と断言します。
でも、『そんなの無理だ』と思ったらできません。
当たり前の話ですが・・・。
勉強に限った話ではありませんが、何事も『絶対にできる!』と思ってやることです。
先月ニュースで見たのですが、小学校2年生の女の子が英検準1級に挑戦していました(英検2級は取得済)。
ちなみに英検準1級は、センター試験は余裕で満点が取れるくらいのレベルです。
その女の子は、留学経験などがあるわけでもなく、日本に住みながら英語の学習をしていてそのレベルまで達しているのです。
そして辞書ですが、いわゆる普通の英和辞典ではなく、全て英語で書かれている『英英辞典』を使用していました。
てっきり、英語の感覚で英単語を覚えるためかな・・・なんて思っていたら、『日本語だと感じが難しすぎて詠めないから』という理由でした。
留学経験のない小学校2年生の女の子がそこまでできているんですよ??
中学生にできないわけがないです。
だから絶対にできます。
そしてこの時期の中高生は本当に伸びるのが早い!
そして『鉄は熱いうちに打て』とはよく言ったもので、早ければ早いほどその伸び幅も大きいです。
逆に中学校の3年間、高校の3年間などで間違った指導法で英語を学んできた中高生は、指導(というよりも矯正です)にも大幅な時間と労力がかかります。
もちろん、時間と労力がかかるのは私たちの方ではありません。
主役である中高生のみなさんです。
I’m going to go abroad to study English.を『私は英語を学ぶために、海外へ行く予定です。』と訳してしまう中高生が、正しい英語の学習法を学ぶのは、とてつもない労力が必要となるのです。
でも、それは生徒諸君のせいではありません。
そのように指導する側に問題があります。
またその指導する側も、文科省の教育要綱に則って指導しているだけですので、学校の先生方に責を問うのも酷というものでしょう。
もちろん、私たちが言うことを鵜呑みにする必要もまったくありません。
ただ、大切なお子様の将来のために、数ある学習法の中の選択肢の一つに加えていただけたらと存じます。
さあ今日も一日頑張りましょう!
センター試験まであと4か月、公立高校入試まで半年ですよ!