お問合せをいただきましたが、メールアドレスが無効のため返信ができておりません。
タイトルの通りなのですが、お問合せをいただいたのですが、ご返信ができていないお母様がいらっしゃいます。
もし弊ブログを読んでおられて、心当たりがございましたら、ぜひご連絡くださいませ。
【自分に甘い人はどんどん置いて行かれる】
愛知が生んだ世界的野球選手であるイチロー選手の言葉です。
確かこんな感じだったと思うのですが・・・(もし気になりましたらネットなどで調べてみてください)
『全体として厳しい指導ができなくなった今、自分に厳しい人はどんどん上に行ける。逆に自分に甘い人はどんどん置いていかれる。皮肉なことに。』
イチロー選手と言えば、野球を知らない人でも名前は知っているのではないでしょうか?
愛知県が生んだスーパースター選手ですね。
安打数の世界記録を持っている、唯一無二の野球選手なのですが、現役時代のストイックさは多くの人に知られています。
何でも試合が終わった後、みんなが帰宅する中一人練習場に残り、かご5杯分のティーバッティングを深夜の2時までやり続けていたという徹底ぶり。
もちろん才能もあったのかもしれませんが、それ以上に、『他人の2倍も3倍も頑張る』姿勢があったからこそ、前人未到の記録を打ち立てることができたのでしょう。
●『プラスチックの箱には大体180個のボールが入る。その箱から白球をピッチングマシーンに詰める。打つ、拾い集める。マシンを占領して、これを一人で五度も六度も繰り返す。ティー打撃やフリー打撃を含む、通常の練習を終えてからのことである。』近鉄から移籍した大島があきれ返る。『あれだけ打つには相当の集中力がいる。二箱までは打てるけどその先はね。彼が何を考えて打っているのか、ぼくたちでは計り知れない。』〈國広流 『英語の話しかた』より抜粋〉
世界的な記録を打ち立てることは誰にでもできることではありませんが、『基礎練習を人の2倍3倍頑張ること』は、頑張りさえすれば誰にでもできることです。
要は『やらない』ということは、そこまでのやる気もなければ、そこまでの目標でもないというだけのことだと思います。
勉強も然り。
集中して真剣にやるのは当たり前。
教室に来てただ単語帳を眺めているだけの行為を『勉強』とは言いません。
それは文字通り、『本を読んでいるだけ』。
みなさんはアラビア語の単語帳が手元にあったとして、それを『ただ眺めるだけ』で覚えられるのでしょうか?
本気で英単語を覚えようとするのであれば、『語法や用法まで調べてみる』『動詞などは簡単な文章でよいので、まずはいったん書いてみる』『家では音読してみる』ここまでやって初めて単語学習の入り口だと言えます。
もう一度念を押しますが、『英単語帳を眺める』というのは隙間時間の確認作業であって、勉強と呼べるものではありません。
さて、いつもならここからさらにヒートアップするところなのですが、本日はこれから面談がございますので今日はこの辺で・・・。
なおイチロー選手の発言に戻りますが、当塾が厳しいのは当然のことながら、『塾生の目標を達成するため』です。
もちろん自分で自分に厳しくできることが一番なのですが、なかなかそれは中高生には難しいと思います。
当塾が利益だけを考えるならば、もっともっと緩い感じにして間口を広げて、『誰もが気軽に通える塾』を目指せばいいのです。
中高生目線だと、厳しい塾なんて普通に考えたら行きたくはないですからね(※だから当塾を選んで、継続している塾生のみなさんは、それだけでも本当にすごいと思います。中学生時代の山口だったら絶対に通いたくありません(苦笑))。
そんなわけでこれからも、『学習態度がよくない』『教室の風紀を乱す』『居眠りをしてしまう』『宿題課題が適当』な塾生には厳しく指導させていただきます。
受験はよくも悪くも『頑張った者だけが勝ち残るシステム』です。
しかも、どれだけでも早くスタートできてしまうので、『早く始めた者が絶対に有利』です。
高校3年生なんて誰でも当たり前に勉強するので、そこから『毎日4時間、休日10時間勉強』したとしても、周りも同じくらい勉強するわけですからよくて成績はステイ、下がるのも当たり前です。
(なんでこんなに勉強しているのに成績が下がるんだ・・・)と思うかもしれませんが、それは成績が下がっているのではなく、周りが同じかそれ以上に成績が上がっているだけの話です。
自分も成績は上がっているけど、周りがそれ以上に上がっている、しかも、それまでに学習をコツコツ積み上げてきた人間と、それまで学習をサボってきた人間の1時間が『同じ1時間』の訳がありません。
同じように頑張っているつもりが、質で負けてしまっているのでどんどん離されてしまうのです。
・・・。
と、なんだか厳しい話をしてしまいましたが、当塾でも毎年『E判定からのミラクル大逆転合格者』は必ず出ます。
出はするのですが、やはり相対的に見て早く準備を始めた受験生が有利であることは間違いありませんし、前職での経験から、高校3年生から突然受験勉強を始めても、やはり第一志望に合格的ないことが多いことは明らかなのです。
言うまでもありませんが、『ラストの1年だけ頑張る』ということは、イコール『ラストの1年だけでライバルの3年分、場合によっては6年分を何とかする』ということで、学習者の能力には関係なく『物理的に極めて難しい』のです。
だから少しでも早く気づいて、少しでも早く行動を起こしてください。
『学習に年齢は関係ない』と言いますし、それはそれで正しいのですが、極めて短い時間でゴールが設定されている大学受験は話が別です。
高校の3年間や中学の3年間が…、たったの3年や長くても6年程度がその後の長い人生を決めると言っても過言ではありません。
・・・とこれから授業ですので本日はこの辺で!