最後の最後まで泥臭く足掻いてほしい。
あれ?
教室開いているやん…。
とまあそんなわけで、今日も今日とて教室に来てしまった山口です。
なんというか、自分の受験ではないので、山口があたふたしてもどうしようもないのですが、何か落ち着かなくて勉強に来てしまいました。
まずは、先月第一志望の名古屋外国語大学合格を勝ち取ったT君からお借りした本を読破!
あれ?
英語を学びに行くのに国語??...と思われるかもしれませんが、個人的にはとてもいい課題だな~と思います。
常々申し上げておりますが、国語と英語は表裏一体。
いいんです。
別に現代文の得点が取れなくても(もちろん取れた方がいいのは言うまでもありませんが)。
ただ、『日本語を読み、理解し、書くこと』ができないのに、英語ができるわけがないと個人的には考えています。
理系で頑張る高校生には色々と制約もあるでしょうが、少なくとも文系の生徒は常に日本語に触れる機会を増やすべきです。
というわけで、2日で読み切りました。
T君どうもありがとう!
【参考書は1冊に絞るべきか?それともたくさん買うべきか??】
そんなわけで、今週もたくさんの参考書をゲットしました!
塾生のみなさんはご存知の通り、山口は暇さえあれば新しい参考書をゲットし、一心不乱に読みふけっています。
(じゃあたくさんの参考書に手をつけた方がいいの??)と思うかもしれませんが、もちろん答えは”NO”です。
一般論で言われているように、『参考書は1冊をやり切ったほうがよい』です。
とはいうものの、その選定は本当に難しいですね。
英語の偏差値が55を切っている状態で、『英文読解の透視図』や『英文読解のグラマティカ』なんかを手にしても、多分何も得られません。
後者にいたっては、偏差値65を超えていて、東大・京大・早慶あたりを普通に受験できるレベルでないと、1年経っても2年経っても英語の偏差値は変わらないどころか、下がる可能性すらあります。
そんなわけでただしくは、『偏差値50前後の受験生にあった参考書を1冊やりきる』⇒『次は偏差値60の受験生にあったもの』⇒『最後に偏差値70前後の参考書、もしくは難関第一志望の赤本や青本』というのが正しいと思います。
確かに1冊をやり切ることは大切ですが、だからと言って基礎レベルの文法書や長文読解の参考書だけでは、難関大に挑戦できるような英語力は身につきませんので...。
ただし、時間に限りがあって、その上5教科7科目に取り組まなけれければならない高校生のみなさんが、それを計画的にやり切ることはかなり難しいです。
高校生のみなさんは、山口のような暇人ではありません。
そのために塾や予備校の講師は、10冊20冊、あるいは100冊の参考書を読破し、そこから得られた知識を凝縮してみなさんいお伝えする必要があると考えています。
だから正しくは、『受験生のみなさんは、参考書はコンパクトに。指導する側は常に研鑽を怠らず、新しい知識をインプットし続けて受験生に還元する』これが正しいと思います。
そんなこんなで、この年末年始もしっかりと勉強しておこうかなと思います。
自分は中学、高校時代は本当に勉強が大嫌いで、英語や数学で0点は取るわ、学年でビリを取るわ、内申点14を叩き出すわで、とてもじゃないですが今の自分の姿を想像することはできませんでした(苦笑)。
でもこの年になって改めて感じますが、学ぶことは本当に楽しいです。
ゲームなどはどんなにやりこんでもいつか終わりがきてしまいますが、学びや音楽には常に尽きることなく、挑戦すべき壁が目の前にあり続けて、それがどんなに幸せなことなのかということを、この歳でしみじみ実感しております。
そんなわけで常に謙虚な気持ちを忘れずに、身につけた知識をみなさんにお伝えすることができればと思いますし、それで塾生のみなさんが第一志望を勝ち取ってくれるなら、こんなに幸せなことはありません。
というわけで、早いものでいよいよ大学入学共通テストまで、あと約2週間となりました。
高校3年生のみなさん、最後の最後まで追い込んでください。
数年前のブログでも書きましたが、山口は自分の受験で、『机の上のモノを全部しまうように。』と言われる30秒前に目にした単語と熟語がまるっと出ました(同志社大学)。
今でもアレがあったから合格できたと信じていますし、それは本当に最後の瞬間まで足掻いた者だけの特権だと思います。
きっとみなさんにも同じ奇蹟が起きます。
だから最後の瞬間まで、今日も明日も明後日も勉強し続けてくださいね!
そんなわけで、もう少ししたら帰ります。
それではみなさん、よいお年を...。