学年ビリから3位まで成績が上がった時の話

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雑談

・・・というわけで、多分この内容は何度か読んだことがある方もいらっしゃるかと思いますので、そういう方は今回はそのままスマートフォンを閉じていただいてOKです。

 

山口ほぼ毎日、2000字前後のブログを更新しておりますので、たまに内容が重複することがあります。

今回の内容ですが、良い部分はぜひ参考にしていただきたいのですが、どちらかといえば反面教師な部分が多いかと思われます。

 

さて、本題に入る前に今朝のランニングです。

 

久しぶりの吉良町!

 

とっても気持ちいい!

西尾に住んでいるみなさんには当たり前かもしれませんが、九州出身の山口にはどの景色も未だに新鮮です。

 

最後は川沿いに吉良高校までラストスパート!

 

そんなわけで、始めた当初は電柱1本分しか走れなかった山口ですが(年を取ると分かりますよ、この辛さ・・・)、もう10㎞程度なら楽勝です。高校時代を思い出しますね。

 

では本題に入ります。

 

 

 

中学時代、まったく学習習慣もなく、本当に勉強が大嫌いで、宿題課題すらまったくやっていなかった山口、2年生の頃は6回ある中間期末テストで、何と学年ビリを2回取ってしまいます。

 

2回ですよ!?

 

担任の年配の先生には『おまえもう学校来なくていいよ。』と言われますし(今なら大問題になりそうですが、当時は割と普通でした)、母親にも『あんたこんな成績じゃどこも行くところないからね!』と言われますし、学校にも家にも居場所がありませんでしたね・・・。

 

ちょっと思い出して泣けてきました。

『きっとできるから大丈夫!頑張れ!』とか一言でも言ってくれりゃよかったのに・・・。

 

 

それはさておき、何を言っても勉強をやらない中学生の山口に対して、母親は作戦を変えてきました。

 

 

『学年で10位以内に入ったら、プレーステーション買ってあげる。』と・・・。

 

 

当時スーパーゲーマーだった自分は目の色が変わりました!

 

 

しかしながら、学年ビリの学力で、たかだか2か月間勉強したくらいでは、学年10位に入ることなど不可能であることは自分でもよく分かっていました。

当時の中学校、学年280人くらいいたので・・・(この人数でビリって相当ですね)。

 

 

そこで悪知恵だけ働く山口は、必勝の策を思いつきました。

 

 

チートです。

 

 

チートは辞書で調べると・・・『ずるをする、カンニングをする』と意味が書いてあります。

 

 

そう、カンニングをしたのです!

 

とは言っても、このときの経験が後の英語学習に大きな影響を及ぼしました。

 

 

英語のカンペを作る時に(※もちろんみなさんは真似しないように!)、テスト範囲の英語の文章を全部書けるようにしようと考えたわけです。

ただもちろん、教科書を丸ごと書き込むわけにはいかない・・・。

 

 

そこで文章の頭の頭文字だけを、小さな紙に書いて筆箱にしのばせたのです(佐々野先生本当にごめんなさい)。

今でも覚えていますが、例えば『Have you ever seen a lion?』という文章は、各単語の頭文字だけを抜いて、『H y e s a l』とだけ書いておきます(当時学習していた『完了形の疑問文』ですね。多分死ぬまで忘れません)。

これだけを頼りに、全ての文章を丸ごと書けるようにしておいたのです。

 

 

ただやってみれば分かりますが、ある程度は覚えようとしないと、『H y e s a l』から『Have you ever seen a lion?』を書き出すことはできません。

結局のところ、カンニングの準備はしましたが、そのためにある程度は勉強もしていたのです。

 

これは中学3年生の学年ビリだった山口が、プレーステーション欲しさに編み出した暗記法ですが、今でも難しい構文を覚える時はこのやり方を使っています。

みなさんに合うかどうかはさておき、ぜひ一度お試しください。

 

 

そんなこんなで、国語は元々成績が悪くなかったので、数学や理科の第一分野以外はこのチート技でかなりの高得点を取りました!

おかげさまで無事(ズルをしましたが)学年で10位内に入りまして、めでたくプレーステーションをゲットできました!

 

 

やったぜ!!!

 

 

しかし話はここで終わりません。

母親がどこから買ってきたか分からない額縁に、山口の成績表やテストの解答用紙を入れて、居間に飾ったのです。

もうすんごい嬉しそうに・・・。

 

 

もうその時の罪悪感と言ったら言葉には表現できません。

後に『実はあの時カンニングしてたんだよね。』と告白することになるのですが、当時はとてもじゃないけど言えませんでした。

 

 

この罪悪感を消し去るためには、実力で同じ成績を取るしかない!そう心に誓ったのでした。

そして、当時学年ぶっちぎり1位、後に東大に現役で合格する針本君に弟子入りすることになるのですが・・・。

 

 

とっても長くなりそうなので、続きはお盆休み明けに!

 

 

まあただ言っておきますが、本気になれば『1日10時間の勉強』なんて誰でもできます。

本気で叶えたい目標があるのであれば。

そういう受験生達をこれまで何百人も見てきましたし、厳しい話『○○には行きたい、だけど勉強はしたくない。』なんて甘ったれた精神で不合格になった生徒も何人かはいました。

 

別にいいんです。

勉強をするもしないも自分次第なんで。

だけど勉強をしなかった結果は、そのまま自身に返ってくるだけなんで、それは甘んじて受け入れなければなりません。

 

そして当時の自分がそうだったからはっきりと言えるのですが、自分ができないのを周りのせいにしている内は、絶対に成績なんて上がりません。

 

 

 

『○○の授業が分かりにくい!』⇒(成績が悪いのはそのせいだ)⇒(だから勉強をしても意味がない)

『友達が遊びに誘ってきたから勉強できなかった』⇒(だからテストの結果が悪くても仕方ない)

『部活が忙しくて勉強できなかった』⇒(だから自分のせいじゃない)

 

 

まあ似たような言い訳はいくらでもあるんでしょうが・・・。

こんな風に考えても何もプラスになりません。

プラスにならないどころか、マイナスな自分を肯定しているわけですから、勉強なんかやらないですよね。

 

 

だって自分のせいじゃないんだもん。

 

 

でもその○○先生の授業で、しっかりと理解して高得点を取っている同級生はいるでしょう。

もしかしたら本当に○○先生の授業は分かりにくいのかもしれませんが、塾へ行くなり自分で勉強して克服しているのです。

 

友達に誘われて遊びに行く・・・まあこれも日常ではよくあることでしょうが、受験シーズンに突入しても遊びに誘ってくるような友達は、真の友人ではありません。

『一緒に頑張って、受験が終わったら一杯遊ぼう!』

どう考えてもこれが真の友情です。

 

 

『え~いいじゃん、一日くらいサボっても変わらないって。』

冷静に考えてください。

本当の友人がこんなこと言うと思いますか??

 

 

部活にしたってそう。

部活を全力で頑張りながら、空いたわずかな時間をしっかりと勉強に充てて、学年上位の成績の同級生っていませんか??

 

もちろん、部活をやらずにストイックに勉強することも間違いではありません。

ただ、『部活が忙しい』は、学習できない理由にはまったくならないといことです。

 

人間は弱い生き物。

いくらでも自分に言い訳をして、楽な方に流れたくなります。

ただそれらをはねのけて、頑張った者だけが一番行きたい学校へ合格していくのです。

 

・・・と随分熱っぽく語ってしまいましたが、もしも『山口が言うことなんて信用できん!』と思うのであれば、ネットで『受験と私』と検索してみてください。

きっとみなさんの励みになると思います。

 

あっという間に夏休みも折り返しですよ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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