努力に勝る天才なし(みなさんは本気の努力をしていると胸を張って言えますか?)

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雑談

担当している塾生の学年末の結果が返ってきました。

 

刈谷高校1年生の男の子です。

 

何のことやら分からないかもしれませんが、英語Ⅰ(82点)と英語表現Ⅰ(85点)が刈谷高校内でそれぞれ『18番』と『10番』という結果ですね。

文句なく素晴らしいのですが、正直なところ山口は、彼が大学に合格したその後のことを考えていますので、満足はしていません。

当塾を選んでくれたきっかけが、『英語がニガテだから』ということでしたが、この1年と少しでとんでもない力をつけてくれました。

とはいえびっくりなのは・・・これでも彼より良い点を取っている同学年のライバルがいるのかということです。

刈谷高校の層の厚さというかレベルの高さに改めてびっくりですね。

 

 

さて、ここ最近はたて続けに『合格発表』や『成績優秀者のご報告』をさせていただいておりますが、何度も何度も繰り返しておりますが、これらは全て彼らの『不断の努力』によるものです。

今回紹介させていただいた彼ですが、家が遠方のため塾に来られるのが土曜日だけなのですが、その土曜日は開始からラストまでずっと勉強しっぱなしです。

間で食事休憩に行く以外はほとんど席も立ちません。

それを見ているだけで、ここに来ていない平日の日も相当な努力をしていることが伺えます。

 

 

先日報告した『偏差値74』を叩きだした塾生だってそう。

朝は始発の電車に乗って名古屋市内の高校へ登校、自発的に自習をして家に帰って来てからも勉強、睡眠時間は4時間という生活を送っているのです。

もちろん睡眠は質も量も大切なのですが、彼に限ってはそんな野暮なことはいいません。

本人が自分の基準で、自分に必要だと理解しているからそうしているわけで、それに水を差すようなことを言うつもりはありません。

きっと彼なら、必要だと判断すれば自主的に休むでしょうから。

それに彼が目指している大学というのは、みんながみんなそれくらいの努力をしている受験生ばかりなのです。

それくらい大変なところを目指しています。

 

先日慶應に合格した塾生だって同じです。

ある日ふと気づいたのですが、教室に入ってくるたびに、毎回手に単語帳を持っているのです。

本人に聞いたことはありませんが、おそらく自宅から教室までくる移動の時間も単語の勉強をしていたんですね。

もちろん彼が自主的に頑張っていたことで、誰かに言われてやっていたわけではありません。

周りの友達がいわゆる普通の中学校の勉強をしている中、1人だけ大学レベルの勉強をすることはものすごい不安を感じていたはずです。

 

 

ものすごい結果を出しているお友達を見ると、(どうせ自分とは違うんでしょ??自分なんて・・・)なんて思っていませんか??

はっきり言いますが、彼らは誰よりも努力をしています。

性格も、通っている学校も、目指している学校もみんなそれぞれに違いますが、共通しているのはとにかく『努力をしている』ということ、月並みですがそれにつきます。

別に比較をする必要もありませんし、同じことをやる必要はありませんが、それでも自分なりで構わないので『自分は本気で努力している』と胸を張って言えますか?

 

 

受験というのは残念ながら、自分の努力だけを評価してもらえるわけではありません。

全体と比べての相対評価になってしまいますので、仮に君が頑張って80点を取ったとしても、周り全員が81点を取っていたらその瞬間に不合格なのです。

 

そんなライバルたちに勝たなければならないとするならば、当然自分が頑張るしかないと思いませんか??

厳しい言い方になりますが、結果が全てではありませんが、それは本当に最後まで努力をした人間だけが言っていいセリフです。

努力もしていないのに『結果がすべてじゃないから・・・』なんて言ってもカッコ悪いでしょう?

 

 

確かに結果はすべてではありませんし、第一志望に合格しなくても素晴らしい道が開けることも多々あります。

ただしそれはあまねく努力を積み重ねた人間のみ。

今ここで・・・自分が行きたい大学のために頑張れない人間は、大学に行っても社会に出ても頑張れません。

ただし今この一瞬でも全力で頑張れるのであれば、明日もあさっても・・・一週間後も半年後も頑張れるかもしれませんよね?

 

だから明日ではなく、今頑張ってください。

そんなわけで今日も一日頑張りましょう!

 

 

 

 

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