高校1・2年生のみなさんはもうすぐ模試の結果が返ってくると思いますが…

高校1・2年生のみなさん、まもなく7月に受けた模試の結果が返ってくると思います。

こちらについてはお父様お母様にも結果を共有していただきたいのですが、現時点で全国偏差値が55を下回っていた場合、かなり厳しいです。

岡高や刈高は校内偏差値だとかなり低い数字が出てしまいますので、あまり参考になさらなくても大丈夫です。

志望校の偏差値に対して、最低でもプラス5はないと厳しいです。

理由は簡潔で、現時点ではライバルは同学年だけ、だからです。

周りのライバルもそんなに勉強に打ち込んでいるわけではありません(特に高校1年生は)。

その環境で偏差値が55を下回ってしまうと、1年2年経過したときに50…、45…、40…と下がっていてもおかしくはありません。

事実、西高や東高でも、偏差値が40台の生徒はいますので…。

偏差値というのは、点数ではなく、飽くまでも周りの結果ありきの相対評価ですので、『時間が経てば経つほど下がっていきます。』

周りと同じ質と量の勉強をしてはじめて『ステイ』、周囲より頑張ってはじめて『ほんのちょっとだけ』偏差値が上がると認識してください。

少し前のブログでも書かせていただきましたが、公立高校入試は『まあ何とかなる』んです。

去年も一昨年も、当塾の公立高校受験の第一志望合格率は100%でした。

しかしながら、前職を含めて、大学受験で『第一志望合格率100%を達成したことは、ただの一度もありません。』

前職に至っては、全国500拠点ある教室の中で、第一志望合格率100%を達成した教室は、山口が在籍した数年間では『たったの1校舎』だけでした。

いや、正直この1校でも相当すごいと思ったことを覚えています。

高校入試とはことなり、大学受験は質も量も桁違いであるということもありますが、それに加えて、大概の場合は『現状の成績ではかなり厳しいところが第一志望になっている』場合が多いからです。

これも先日のブログでご紹介したお話ですが、とある三河の進学校では、高校2年生の内『200名以上が名大を希望している』とのこと。

しかしながら、その高校の『名大の合格実績は、毎年20~30名』ですので、実にその高校の200名以上が、身の丈に合っていない名古屋大学を第一志望にしているということが分かります。

それを別に避難しているわけではなくて、『大学の第一志望』というのは、ほとんどの高校生にとっては一生を左右する大切な決断となりますので、そりゃあ少しでもいい大学を目標にすることは普通のことです。

ただし、それならそれで、その目標に見合った行動を取らなければならないということです。

すごくざっくりとした話になりますが、『高校2年生の2月、3月に高校3年間の勉強が終わっていないと、名古屋大学はまず厳しい』ということです。

名古屋大学を受験する生徒は、まず河合塾などに通って死に物狂いで頑張ってきた浪人生、明和・旭ヶ丘・岡崎・刈谷・時習館・一宮・瑞陵などのトップ進学校、東海や滝・南山女子のようなトップ私立・・・、そしてもちろん全国のライバル達。

愛知に住んでいるとピンと来ないかもしれませんが、名古屋大学は全国レベルで人気です。

自分の高校ですと、同じ旧帝大受験者は九州大学が多かったのですが、毎年一定数名古屋大学に進学していました(今は過疎化が進んでいますので一人もいないようですが、山口の同級生は4名名古屋大学に進学しておりました。)

辺境のド田舎の高校でも名古屋大学は人気なのです。

『旧帝大』という名前がついているように、北海道大学、東北大学、東京大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、九州大学、この7つは別格です。

その中でもアクセス抜群の東大、京大、阪大、名大、なんかは頭一つ飛びぬけて人気なんです。

そしてそんな名大受験者が滑り止めに受験するのが南愛名中。

南山・愛知・名城・中京大学を受験する受験生は、そこがマックスである受験生は、実はそんなにいません。

名大や名工大、名市大や県立大の受験生や、関関同立・MARCH志望者がどんどん受けてきます。

また、共通テストで少し失敗した、いわゆる名大崩れの受験生が受験するのが名市大や県立大、人気の大学で楽なところなんて一つもありません(特に関東、関西、東海エリアにおいては)。

というわけで、本日はこれで終わりです。

高校3年生の模試の結果は言わずもがなですが、高校1,2年生のみなさんにとっても、ものすごく大切です。

そして、大学受験の場合はごく少数の『A判定しか出ない受験生』『アベレージで偏差値70前後をキープしている受験生』を除けば、ほとんどの場合が目標と現実の間に大きな乖離があります。

A判定でも不合格になるのですから、C判定未満、偏差値が55を切ってしまっている高校生は、かなりの危機感を持たなければなりません。

でもそれは、『第一志望が無理だ』と言っているわけではありません。

第一志望に見合った勉強をすればいいだけのことです。

ただみなさんが変わらない限り、模試の結果は変わらないどころか『確実に下がってしまいます。』

そして、ついこの間中学校を卒業したばかりのお子様はほとんどこのことを知りません。

ですからお父様お母様にも共有していただきたいのです。

お父様やお母様の理想や価値観を押し付けるのはいいことではありませんが、まだまだ何も分からないお子様と現実を共有し、夢や目標を叶えるためにどうすればいいのかを一緒に考えることはとても大切なことです。

そのために、塾の体験授業や説明会などは積極的に受けるべきです。

色んな意見を聞いて、色んな可能性の中からお子様に一番合った学習法や学習環境を決めていただけたらと存じます。