★★★三重大学合格おめでとう!(偏差値49からの逆転合格!★★★(今、東高が抱えている大きな問題についてもお話させていただきます)

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教室長ブログ

と、いうわけで!

本日日曜日なわけですが、大きな休みに入る前に少しでも合格体験談を紹介させていただきたいと思った次第です。


とはいうもののこの合格体験談、当塾にとっては本当に生命線といいますか、『当塾唯一の広告宣伝』ですので、小出し小出しで紹介していこうと思っています。


(※タイトルにも書かせていただきましたが、今現在、東高が抱えている大きな問題について、忖度なくお話させていただきます。東高生はもちろんですが、保護者様にもぜひご一読いただきたいです。



すみません!

友人から『ぐっさんの塾の合格体験談は凄すぎて嘘くさい』との指摘をうけましたので、たまに名前の一部だけ書かせていただきます!



そしてこちらが彼の、高校3年生9月時点での模試の結果になります。



彼の偏差値が『49.1』、しかし東高では学年29位。


つまり、偏差値が50を切っているにもかかわらず、東高ではほぼ上位10%に入っている、この事実を前提に最後までおよみいただきたいです。


それはさておき、まず東高の杉〇君、国立三重大学合格おめでとうございます!


【1.合格した高校、もしくは大学を教えてください。】

三重大学工学部 総合工学科 応用化学コース

(※なんと私立は受験せず。国立一択勝負でした)


【2.受講した教科と担当講師は?】
英語:山口先生

数学:石川先生

【3.受験勉強で一番つらかったことは?】

学校の授業が無い長い期間である夏休みに、受験をしない他校生が遊んでいる中で、ずっと学校と塾にこもって勉強をしていたこと。

英単語を忘れないように毎日シス単をやらないといけなかったこと。

まだ部活が終わっていないときに、疲れた体でそのまま塾に行って勉強したこと。

(※当塾の卒塾生のみなさん、本当にきつかったと思います。
しかしこのつらかった経験が、君の10年後20年後に必ず活きます。)



【4.受験勉強で一番頑張ったことは?】


塾の英語の訳の課題は必ず手を抜かずにやりきるようにしていた。

単語や英作文は少し手を抜いてしまったこともあったが、とにかく何周も何周もして忘れないようにと心がけて何度も取り組んでいた。

英語は単語がわからないとどうにもならないので、とにかく英単語をやりまくった。

理系科目は基礎をとばさずに、しっかりと基礎を固めてから、応用にうつるようにしていた。

国・社は気合いで暗記するようにした。

(※毎年恒例のことではありますが、文系・理系を問わず、この【4】はほとんど『英単語の暗記』で埋め尽くされます。

大学受験当事者である彼らや彼女たちの発言、これこそが真実です。)


【5.印象に残っている出来事があれば教えてください。】


自習室にあんまり行ってないし、英単語テストが0%や10%が続いたときに山口先生がきつくしかって気持ちを切換えてくださったこと。

(※山口が塾生のみなさんに厳しくお声がけするのは、もうこれすべて愛情のみです。
公立の先生が厳しいことを一切言わずに放置する、これは愛情ではなく、ただの職務怠慢だと山口は考えています。

もちろん、塾生諸君が必ず応じてくれると信じているからこそ、厳しいお声がけを実践することができます。
みなさんとの信頼関係があってこそです。)




【6.担当講師とFIXにメッセージをお願いします。】


山口先生:1年間ありがとうございました。

山口先生には英語に関してだけではなく、受験についてや、精神面でもお世話になりました。

やる気がおきないときにとりあえず塾に行くと、山口先生が熱心に指導をしている声が聞こえて、その声に僕はやる気をもらっていました。

最終的には二次で英語を使わない大学にしてしまいましたが、山口先生の指導は共通テストでおおいに活きたし、これからも活きていくと思います。

本当にありがとうございました。


(別紙にて)石川先生:1年間ありがとうございました。

授業は最後の数回だけでしたが、何度も質問でお世話になりました。

三重大学の数学は難無く解くことができました。

石川先生にはとにかく優しく教えてくださっていただいたことを覚えています。

短い間でしたが本当にありがとうございました。

(※そう、石川先生は菩薩なんですよね、本当に・・・。

人望も厚く、色んな生徒から質問されてるんですよね。

ちょっと話は変わるけど、みなさんもっともっと質問せなあかんよ!)


(※・・・。
あれ?おかしいな、目から汗が・・・。

いえいえ、こちらこそ最後の最後までついてきてくれて、本当にありがとうございました!)



【7.後輩たちにアドバイスをお願いします。】↓めちゃくちゃ大事です!


英語:とにかく早めにい英単語をつめて、毎日コツコツと忘れないようにする。

数学、物理:学校の授業、テスト勉強で学んだ基礎、応用を忘れないように復習する。

受験勉強:やる気が無くても塾にとにかく行く。

そして山口先生の熱心な姿を見る聞くなどしてやる気をもらう。



【8.もし差し支えなければ、保護者様からのメッセージもお願いします。】

FIXに通い出してからは家でも勉強する姿を見かける様になり、やる気スイッチを入れて頂きゴールに向かって頑張る事が出来たと思います(時々スイッチOFFになることもありましたが。)

山口先生、石川先生、他関わって頂いた先生方に感謝の気持ちでいっぱいです。

一年という短い間でしたがありがとうございました。

(※こちらこそ本当にありがとうございました!

受験は主役である受験生のみなさんと、そして指導をさせていただく私たちはもちろんですが、何よりも保護者様の献身的なサポート、そして当塾の教育方針に対するご理解とご協力あってのものだと常々感じております。

K君≪イニシャルは関係ありません≫の成績がなかなか上がらない、それどころか下がってしまった時は、もしかしたら心中不安な気持ちに駆られることもあったかもしれません。

それでも最後の最後まで当塾を信じてくださって、本当にありがとうございました。)



【山口からのメッセージ】

今年の3年生は東高生が非常に多かったです。

先日ご紹介させていただきました富山大学に合格した塾生に続き、彼もE判定からの大逆転合格でした。


彼も書いてくれているのですが、とにかく序盤は厳しく指導させていただきました。


全員とは言いませんが、西高や東高の高校生の指導で私が骨を折ることが多いのが、『意識改革』です。


そもそも、西高生も東高生も非常に能力は高いのです。



しかしながら彼らや彼女たちの多くが、高校1年生の4月から、厳しさのかけらもないのらりくらりとした課題を与えられ続け、『大学受験に向けて本当に必要なものが何なのか?』を知らないままに、無為に1年2年という貴重な時間を失ってしまうのです。


いや、時間を失うだけならまだいい。


緩い高校生活で骨抜きになってしまった彼らや彼女たちに、いきなり『大学受験において必要なこと』を伝え与えると、本当に青ざめてしまうのです。



『Tシャツ1枚でエベレストに登りなさい』


そんなことはできるわけがないと思ってしまう(※実際にそんなことは無理なのですが)、その感覚に近いかもしれません。


しかしそれでも厳しい環境である当塾を選んでくれる塾生たちは本当に強い。


心からそう思います。


もちろん彼もそんな強い受験生のひとりでした。



多分に漏れることなく、彼に対しても非常に厳しい声をかけ続けましたし、そしてそんな彼もご多分にもれることなく、最後の最後まで歯を食いしばってついてきてくれました。


本当に、本当に最後の最後まで私たちを信じてついてきてくれてありがとうございます。


もちろん、難関三重大学に合格したという事実もそうなのですが、何よりもこれほどの努力を積み上げることができたということの方が遥かに大切です。



これまでの塾生と同様に、大学生活でも大いに活躍できるでしょうし、彼の周りには同じように、一生懸命努力した仲間たちが自然に集い、おそらくは将来彼が就くことになる職場の人事も、そんな彼の人となりを見抜いてくれるものと思います。



そんなわけで、長期休暇にはフラッとでもいいので教室に立ち寄ってくださいね!





【東高が抱える厳しい現実】

ちょっとだしにしてしまっているようで心苦しいのですが、幸いにも彼が最高の結果を出してくれましたので、彼の模試の結果を参照して、現在の東高が置かれている厳しい現実をお伝えさせていただきます。




先ほども紹介させていただきましたが、彼の9月の模試の結果は『49.1』でした。




偏差値とは50が全体の平均値となりますので、偏差値が49ということは、全国の平均よりも下回っているということになります。


ところが、彼の成績は全国平均を下回っているにも関わらず、『東高での学年順位は29位』となっています。


さらに言えば、先日のブログでも紹介させていただきましたが、『東高から国立大学に進学する受験生は40名ほど(学年300人中)』、さらに言えば、最近人気の名古屋市立大学の合格者は0名なのです。


山口が嫌みを申し上げているわけではありません。

列記とした事実なのです。


にも関わらず、山口の課題に一生懸命取り組んでいる東高生に対して、『今からそんなに頑張らなくてもいいぞ』と声をかける先生がいる、これが現在の東高の現状です(※もちろん、そんな先生はごく一部だと信じていますが)。


私は『当塾は非常に厳しい』とはいうものの、全員がその厳しさに耐えられるとは考えておりません。


もちろん、これまでにも再三申し上げておりますが、今現在当塾に残っている塾生たちは、『大学受験の本当の厳しさに立ち向かっていける受験生達』だと信じています。


もちろん、今回のK君もそのひとりです。


しかし中には、その厳しさに耐えられない受験生もいます。


誤解していただきたくないのは、その厳しさとは山口個人の厳しさなどではありません。

飽くまでも、『大学受験が帯びている、受験そのものに対する厳しさ』のことを指しています。



そしておそらくは、高校1年生の4月の時点では、すべての高校生に等しく第一志望に合格できる可能性が与えられています。


ところが入学式を終えた4月から・・・(まさに今この瞬間からです)、『うちの授業さえ受けていれば、塾や予備校に通う必要はありません』という何の根拠もないお話を聞かされて、1ヵ月、2か月・・・、1年、2年と時間が過ぎるにつれて、その可能性を奪われていくのです。


いえ、1年2年ではありません。



同じ高校に合格しているということは、本来同じくらいの学力のはずなのに、高校1年生の7月の模試ではとんでもない差が開いてしまいます。



私は岡高生にも刈高生にも、西高生にも東高生にも、彼らの志望校に合わせて等しく課題を出させていただいております。


しかしそんなことは当たり前のことであって、『岡高生だからたくさん課題を出して、そうじゃない高校生には少な目の課題を出す』、そんなことは罷り通らないのです。




どの高校に通っていようが、志望校に合わせて必要な課題を出す、ただそれだけのことです。


しかしながら同じ課題を出しているにも関わらず、各高校生に山口の課題の感想を聞いていみると・・・。



岡高生や刈高生は『普通です』と答えるのに対して、そうじゃない高校に通う塾生は『めちゃくちゃきついです・・・』と返答するのです。



岡高生や刈高生達は、すでに自分が通っている高校から、膨大かつ難易度の高い課題を課せられているため、山口の課題はいたって普通だと感じることができるのです。


一方で、普段学校から大した課題も出されず、厳しいチェックも受けていない他の高校生は、厳しい課題に慣れていないため、『山口の課題は厳しい』という感想を持ってしまうのです。



もちろん、超トップ進学校と、そこに通う生徒が正しいと言いたいわけではありません。


しかしながら、合格実績が伴っていない高校から、誰もが行きたい難関大を目指すというのであれば、その高校の対策だけでは不十分であるということを、主役である高校生はもちろん、保護者様たちもしっかりと認識するべきです。



これからも当塾の塾生たちの素晴らしい体験談をたくさん紹介させていただきますが、誤解していただきたくないのは、『誰でもE判定から逆転合格できるわけではない』、ということです。


彼らや彼女たちは、絶望的な現実を突きつけられて、頑張っても頑張っても結果が出ない・・・、それでも最後まで諦めなかったからこそ結果が出せたのであって、誰もが同じようなことをできるとは私は思っていません。


そして恐ろしいことに、高校1年生や2年生の頃にはその厳しい現実にはなかなか気づけないのです。


そういったわけで、しばらくの間は新規ご入塾については大きく制限をさせていただきますが、引き続き学習相談だけはご対応させていただきますので、ご遠慮なくお問合せフォームからご連絡くださいませ。


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