★高校3年生9名中5名が偏差値60オーバーおめでとう!で・す・が…
元々少人数を貫いている当塾ですが、今年はありがたいことに高校3年生は9名!
なお、去年は15名でしたので本当に地獄を見たのでした(※もちろん、第一志望合格率80%は維持できましたのでご安心を)。
ごく当たり前の話ですが、人数が増えれば増えるほど、講師が見なければならない生徒の数は増えます。
こと学習塾や予備校において、人数が増えれば増えるほど、指導や管理の精度は下がります
(※もちろん、サナルさんや河合塾さんをはじめとする大手学習塾や予備校のように、大人数で大きな目標に向かっていく意識を共有できるというメリットもあります。山口個人はサナルさんや河合塾さんは大好きですね)
今年は一昨年と同じ9名、ちなみに一昨年は9名中7名が国立大学合格、しかも名古屋大学と京都大学合格者が出ました。
もう新しく高校3年生が入ってくることはありませんので、この9名の塾生と大きな目標に向かって突き進んでいきたいのですが・・・。
君たちほんま全然自習来ないな・・・。
いや、もちろん西尾市外から来ている塾生もいますし、実際に模試で結果を出しているから、山口もぐぅの音も出ないどころか、みなさんの模試の結果を見て大喜びをしている始末なのですが、
『あかんぞ!兜の緒は勝ってから締めるんやぞ!』と声を大にして言いたいです。
【なんと当塾の高校3年生、9名中5名が偏差値60オーバー!】
いや、すごいですね。
正直総合力だと一昨年を上回っているかもしれない。
そりゃあ君たちも『なんだ、山口はギャーギャー言ってるけど、めっちゃくちゃ偏差値上がったじゃん!』と思ってしまうのも無理はない。
もちろん、君たちが一生懸命頑張ったからこそ、この素晴らしい結果が出ているわけだけども・・・。
『模試と本番は全然違うからね』
東大プレとか京大プレみたいに、その大学に合わせた冠模試でこの結果が出ているのならいざ知らず、みなさんが受けているのは所詮は基礎力・総合力を問いかけるだけの模試。
当塾の高校3年生はほぼ全員が難関とされる大学を志望しているのだから、『模試で結果を出すのは当たり前』、そのために1年2年、それ以上の時間をかけてきたのだから。
みなさんが今からやらなければならないのは、『国公立二次試験対策』『難関私立大学』、これらの過去問を全教科、少なくとも10年分は解くこと。
そのために当塾では、赤本だけではなく青本まで、ほとんどすべての難関大の過去問を10年分以上準備している。
君たちが第一志望にしている大学を受験する全国のライバル達は、当然そんな準備は十全に積み上げている。
灘高なんて『中2の期末試験で東大の二次試験の問題が出る』らしい。
(※有名な『円周率が3.05よりも大きいことを証明せよ』という問題が出たそうですね。
余談ですが篠原先生に聞いてみたら、『あぁ、それはですね、円も結局のところは巨大な多角形だと思えばいいんです。それを前提に余弦定理を使って・・・』とか話し出したとき、山口はすでに寝落ちしかけてしまいました)
まあそれはさておき。
君たちは今、目先の模試の結果で一喜一憂してちゃいけない。
もしこの結果で気が緩んで、『なんだ、そんな一日12時間も勉強しなくていいじゃん!』なんて心得違いをするくらいなら、次の模試はボコボコにされた方がいい。
いや、いいんですよ!山口が大喜びするのは!!
みなさんの模試の結果が良ければ、それだけうちの宣伝ができちゃいますからね!
そりゃあもう喜んで広告宣伝に使わせていただきます!
ただうちの目的は『みなさんの模試の結果で広告宣伝』だけど、君たちの目標は飽くまでも
『6ヵ月と20日後の共通テストでボーダー以上の得点を取って、きっちり二次記述で7割強得点すること』
だからね。
そりゃあ模試の結果が良いに越したことはない。
だけど難関大の二次試験なんて大学ごとに全く違うわけだし、そもそも共通テストだって大幅に傾向や難易度が変わることがある。
今回のみなさんの模試の結果は、山口の想像をはるかに上回る素晴らしい結果だったけど、今ここで諸君の気が緩むようだったら、いい結果なんて出ない方が良かったと思ってる。
本気で難関大を目指している連中は、たとえA判定が出ていたとしても、気持ちが緩むことなんてないだろう。
今回D判定やE判定という悔しい結果が出てしまって、ここから本気で頑張る受験生だってもちろんいる(※そんなに多くはないでしょうが・・・。)
それにいい結果だった、とはいっても『全員ぶっちぎりのA判定でした!』ってわけじゃない。
まだまだ君たちの上に、A判定の連中がゴロゴロいて、彼らや彼女たちはその場所を守るために、行住坐臥一心不乱に勉強に打ち込んでいる。
君たちの目標は模試でいい結果を出すことじゃない。
ちゃんと本当の意味で、今A判定を取っているライバル達に肩を並べること。
そして願わくば来年の4月、同じ学び舎の桜の下で合格の喜びを分かち合ってほしい。
厳しいことをいうけど、今の君たちにはその資格はないよ?
(※めっちゃいい結果出したのに、厳しいこと言ってすみません!)