環境はとても大切(続き)

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教室長ブログ

そういえばとある西尾市内の進学校で、停学者が復学したという話を聞きました。


何でも高校2年生の男子で、喫煙した上に脅迫まがいのことをしたそうで・・・。



犯罪ですやん。


『え!そんなことしでかしてるのに退学にならないの??』と聞いてみたところ、何でも高校から強制退学させることはできないらしいみたいですね。


う~ん、率直な感想ですが、『絶対にうちの娘にはその高校に行ってほしくない』と思いました。


本人がどうしても行きたいというのであれば止めはしませんが・・・。




そんな環境が周りの子どもたちにとってプラスなわけがないですからね。



よく、公立中学校や高校の良い点として、『多様性』が挙げられますが、そんな負の多様性は必要ないというのが持論です。



そんな多様性は社会に出てからでも学べますし、願わくば、そんな機会にはお目にかかりたくないものです。



保護者様、そういったデメリットを回避するには、大切な我が子をその高校に行かせない、それくらいしか自衛する手段はありません。




【昨日の続き】

さて、毎度のことではございますが、じゃあ山口が岡高・刈高信者なのかというと、特にそんなことはありません。




篠原先生が言うように、『現実を知らない高校生のために、夢を叶える上で必要な課題を課すのは大人の義務』というはなるほど真実だと思います。


とはいえ、課題偏重型の高校に通っていて、万が一授業などについていけなくなったら、上位陣に追いつくことは相当厳しいです。


さらに言えば、刈谷や岡崎高校に受かるためには、当然中学校では上位3%、最低でも上位5%に入っていないと合格できません。



『岡高や刈高に行きたい!』と思っていても、限られた一部の上位陣しか行けない、これが現実です。




これもしつこいほどに申し上げておりますが、『岡高や刈高じゃなくても、彼らと同じ質と量の勉強ができていれば問題ない』、というのが持論です。




ところがこれは相当に難しい。


例えば、西尾市内に『自主性と主体性』を重んじている某進学校があります。



この『自主性と主体性』を重んじるという考え方は正しいと思います。



事実、あの有名な開成高校や灘高校などはすべてが自由です。



教師も自由に好き勝手授業をやっていますし(受験にまったく関係のない授業をやる教師もいるそうです)、課題などもほとんど出ない。



社会の授業中に数学や英語の内職をしていてもまったく怒られないのだそうです。



さらには髪型なども自由。



YouTubeなどで『開成高校』『灘高校』などのWordで検索してみると、そこには自由気ままに青春を謳歌している高校生をたくさん見ることができます。





ただし、それが許されるのは開成高校や灘高校だから。



彼らや彼女たちは、もうすでにとっくの昔に、私たちには想像もつかないような修羅場をくぐってきているのです。




(※中学受験の年間教育費は150~200万円とも言われています。中受は親も修羅場をくぐっています。もちろん、将来的には10倍20倍以上のリターンがあることを見越した上での先行投資とも言えます)





賛否はあるでしょうが、中学受験体験者がすでに過酷な競争を経験し、勝ち抜いてきているのは事実です。


彼らや彼女たちに強制力は必要ありません。



そんな段階はとっくに終わっていて、彼らや彼女たちこそが『主体的に、自由に勉強ができる』のです。



話を戻します。




もちろん、特に難関大を目指しているわけじゃないのであれば、高校1年生の4月からしゃかりきに勉強を頑張る必要はありません。




しかし、確実な合格実績を持っていない高校に通いながら、難関大に合格するというのは並大抵の努力では難しいです。





そして私も含めてですが、人間とは人間関係や環境に大きな影響を受けるもの。



通っている高校の授業がものすごく遅く受験レベルに達していない。


さらにはきちんとした課題も出してくれない。


周りの友達も大して勉強を頑張っていない・・・。



このような環境で難関大を目指していくというのは極めて非現実的です。



だからせめて、環境だけでもきちんとしたものを用意する必要があります。




僭越ながら、当塾はその厳しい条件をクリアしていると自負しております。



①一切の私語厳禁

②スマホの使用厳禁

③居眠り厳禁(船を漕ぐレベルでもアウト)

④40分以上の離席厳禁


いささか厳しいように感じられるかもしれませんが、当塾にはこの環境に自ら身を投じる中高生しかいません。


そしてありがたいことに、保護者様には当塾の教育方針にご理解とご協力をいただいております。




素行が悪い中高生にはご入塾をご遠慮いただいておりますし、入塾後にそれが分かった場合はご退塾いただいております。


厳しいようですが、髪型などを含めた服装についても指導させていただくこともあります。


(※『髪型は勉強に関係ないのでは?』と思われるかもしれませんが、他の塾生に悪影響を及ぼす可能性があるからです。)



純度100%、すべてを夢を叶えるために特化した環境、それが当塾だと自負しております。



おかげさまで開校以来、街の学習塾としては異例の合格実績を作ることができました。



それもすべて卒塾生と現塾生のみなさんのひたむきな努力と、お父様お母様の献身性の賜物だと確信しております。




お子さんが精神的に、そして身体的に成長するのが0から15歳、そして学力が一番伸びるのが10から18歳。



この時期に環境が及ぼす影響は、良くも悪くも甚大です。




Children are never wrong, only teachers and surroundings are.


『子どもが悪いわけではない。ただただ、悪い教師と環境がそこにあるだけだ。』


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