見上げた根性ですね(良い意味です)

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教室長ブログ

先日、居眠り・・・というか、ちょっとだけうつらうつらと船を漕いでしまったとある西高3年生を厳しく注意し、即自宅に帰ってもらった、というお話をしました。


そしてすぐにその彼のお母様との面談があったのですが・・・正直かわいそうなので、この件についてお母様にお話するつもりはありませんでした。


しかしお母様の方からその件についての謝罪がありました。



いやビックリ・・・。


年頃の高校生の男の子が、自分の失態を自らお父様やお母様に申告するのは相当な勇気がいるはずです。


正直、厳しいことを言っておきながらなんですが、山口が高校生の頃だったら絶対に言いません。


それどころか先生に、『すみません、このことは母には内緒にしててください』と卑怯な根回しさえしていたと思います(※飽くまでも山口の場合は、ですが)。



こういうことができる中高生は非常に強いですね。


その証拠に、彼は厳しい指導があったその次の日も一番に教室に来て、21時30分まで勉強して帰りました。


一番早く教室に来て、いつも21時過ぎまで頑張る生徒です。


それも一日も欠かさず毎日。



こういう生徒が負けるわけがない。



無責任なことは言えませんが、インフルやコロナに罹患しない限り、第一志望に合格できると思っています(もちろん超難関大チャレンジャーです)。





そして高校3年生のみなさん。



うちには遠方から来ている高校生もいますので、全員とは言えないのですが、最後の最後、悔いを残さぬよう全力を尽くしてください。



昨日と今日、なんと中学生や非受験生の方が自習に来ています。



これは責任を持って言えますが、やはり最後の最後まで自習に来た受験生の方が合格を勝ち取っていきます。




去年などは、テストが終わったその日に教室に来て、泣きながらテスト直しをした受験生もいました(※もちろん第一志望に合格しています)。



刈谷や豊明、豊田から通っている高校3年生が、なかなか自習に来れないのは分かります。


しかし、歩いて来られる距離にある、もしくは学校の帰り道なのに自習に来ないというのは解せません。


もちろん、中には自宅でしっかりと頑張れている受験生がいることも知っていますが、もちろんその逆も把握しております。



見ていれば大体分かりますので。



ただ、これはみなさんの受験ですので、みなさんの責任において行動してください。


ともあれ共通テスト本番までもう2か月を切っております。



改めてお伝えしますが、『残りのわずかな日数、悔いを残さぬよう全力を尽くしてください』





【とある受験生のために、こんな本を用意しました】


とある塾生が受験する大学、とにかく二次試験がものすごく難しい!


数学は東大級に難しく、なぜだか地理にいたっては、東大をはるかに凌ぐ超絶難易度とのこと(※オール記述で2,000字近く文章を書くことになります)。


(以前にも紹介しましたが、これがその塾生が書いてくれた地理の過去問の解答。

なんとこれでも3分の2ほどしか書けなかったとのことで・・・)


(しつこいようですが、この記述解答は英語でも国語でもなく、『地理』です。しかし難関国公立の二次試験は、こういった感じで、ほとんど記述です。)





ところが残念なことに・・・山口は地理については本当にポンコツ(・・・というか、英語と国語以外はすべてポンコツなのですが)ですので、『とりあえず何かできることを!』と思って、インターネットで調べてみました。




すると・・・。



『その大学の地理は、大学受験の枠をはるかに超えて、大学生や院生レベルの地理経済学、地理政治学の知識も要求している』、とのこと。



つまり・・・この大学の地理については参考書も問題集もないんですね。



なので必死に色々な情報を漁りまくって、こちらの書籍をゲットしました



いや、この大学は高校生に、一体どのレベルの解答を要求しているのだろう・・・と思うわけですが、逆に言えば難関大は、『高校で学ぶ内容を勉強するのは当たり前。うちを受験するのであれば、大学受験の枠を超えて、自主的に勉強してきなさい。』と言いたいのでしょう。



しかし高校生のみなさんは本当にすごい。



普段偉そうなことばかり言っている山口ですが、実のところ、みなさんは山口などよりもはるかに努力しているし、高い能力も持っています。



私などは年を重ねた分だけ、それも自分の専門とする英語と現代文を頑張っているだけですから。


みなさんはたったの2年9か月という短い期間の中で、英語はもちろんのこと数学も、国語も、社会(2教科)も理科(2教科)も勉強して、なおかつ大学入学共通テストだけではなく、私立大学や本命となる国公立大学の記述対策までやらなければならない。




私も含めてですが、高校や塾、予備校の講師よりもはるかに大変なことをやっています。




・・・と話が逸れてしまいましたが、この本が彼の地理対策に、砂塵ほどでも貢献できればと願うばかりです。



というわけで、本日は時間がないのでこの辺で!



塾生のみなさん、明日もお待ちしております。



★しつこいようですが、小学生・中学生のみなさん、とにかく『読むこと』と『書くこと』に慣れ親しんでください。



愛知県の公立高校入試がオールマークだからと言って、付け焼刃の公立高校入試対策ばかりに偏った勉強をしてしまうと、高校に入ってから大変なことになります。


いや、もしかしたら大変なことになっていることにも気づけないかもしれないまま受験が終わってしまうかもしれない。



『文章を読み、書く』という作業は一朝一夕でどうにかなるものではありません。






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