数学なんてできなくてもええやん(※暴言をお許しくださいませ)★明日は1時開校ですよ!!!

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教室長ブログ

幣ブログでも何度もご登場いただいている、『西尾高校で学年300番台からスタートして、共通テストで800点取った塾生』のお話です。


こちらの塾生、確かに共通テストで800点取ったのですが・・・。



数学は何と、数ⅠAは60点台、数ⅡCにいたっては50点台でした。



とはいえ、これは予定通りといいますか、最初から本人にも『数学は平均点くらい取れればそれでOK』と伝えていました。



塾に通っている中高生のみなさんは、ほとんどが『英語か数学のどちらかがニガテ』なケースがほとんど。



もちろん、みなさん『数学を何とかしたい!』と思っているでしょう。


もちろん、何とかすべきです。


とはいえ、篠原先生いわく『数学には素養があります』とのことですので、極めて現実的な話をさせていただくならば、数学がニガテな中高生には天井があります。



ただ、『じゃあ数学をやらなくてもいいのか?』と言われたならば、それは断じて違いますとお答えします。




もちろん、数学に対する対策は怠らずに進めていきながら、『平均点くらいが取れたらOK』と言いたいのです。




現実こちらの塾生、数学は合計して平均点くらいなのですが、しっかりと他教科でリカバリーできたので800点(80%)を達成できました。



そう、『数学はできなくてもいい』というムシのいい話ではなく、『その分、確実に得点できる教科は天井を突破するくらいやりこむこと』が条件です。




事実、こちらの塾生の場合、数学は60%前後なのですから、必然的にその他の教科はほとんど8割超え、英語に至っては『リーディング98点』取っています。


余談ですが、大問1の問題を1問ケアレスミスしただけらしく、それが無ければ満点だったとのことでした。





したがって、数学をニガテとしているみなさんは、無理して数学のエキスパートになる必要はありませんし、80点90点を目指す必要もありません。



その代わり、やれば誰でも高得点が取れる英語や、暗記すれば100%満点が取れる社会・理科基礎・古文・漢文(※ただし共通テストレベルに限ります)などは、必死に頑張ること。




英語の得点が上がらないのだとすれば、ほとんど以下のどれかです。

①英単語やイディオムの暗記が不十分

②復習が不十分

③英語に取り組む時間が不十分

④読書量の不足

⑤山口の指導力不足



しつこいようですが、みなさんの能力の問題ではありません。


英語圏では幼児だろうがホームレスだろうが、英語はペラペラですので。



見ての通り、①~④は努力によるもの。


厳しい言い方をさせていただきますが、英語の偏差値が上がらない理由は『ただの努力不足』です。



まずはみなさん自身がこれを腑に落とすこと。


(なんだよあの〇ゲ・・・いつもいつも嫌なことばっかり言っちゃってさ!)なんて思っちゃうと、自分の成長につながらないですからね。



いや、いいんですよ!



〇ゲてるのは事実ですし、そう思うのはいいんですけど、『英語の成績が上がらないのは自分に原因がある』と思えないと、学習に取り組む姿勢が変わらないですからね!



そんなわけで数学がニガテなみなさんは、その他の確実に得点が取れる教科を頑張ってくださいね。




【もちろん、二次で数学が必要な受験生や、理系の生徒は別です】

当然と言えば当然ですが。


山口が塾生のみなさんに、『高校3年生は平日4時間!祝日は文系12時間、理系は14時間勉強すること!』とお伝えさせていただいているのは、単純に理系の受験生は負荷がものすごく大きいからです。



はっきり言って、無茶苦茶です。



それだけに、まずは学習時間を確保することは最優先。


正直、『難関大に合格する上で必要な学習時間は4,200時間以上』とは言っていますが、それは現状偏差値が70を超えていて、すでにA判定が出ている受験生の話。


そうじゃなければもちろん『4,200時間』では足りません。


『3年生になってから頑張る!』ではもう遅すぎるというか、まず時間が確保できないんです。




そして高校2年生のみなさん。


みなさんはあと2か月もすれば高校3年生です。


その時みなさんに残されている時間は、『たったの292日』。


先ほどもお伝えしましたが、非常に厳しい話、今のままだと第一志望に合格できる塾生は2人だけです。



残りの高校2年生はおそらく、なし崩し的に志望校を下げざるを得なくなるはずです。




今すぐ意識を変えてください。



そして今、志望校にC判定やD判定が出ているのであれば、このままではまず受からない。



一日たりとも休むことはできないと自覚してください。



しかし何も、『毎日フルマラソンを全力で走りなさい』と言っているわけではない。


ただ、『大きな目標のために、一日も休まずに勉強をしましょう』と言っているだけです。







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