中3生、期末対策はこれだ!
こんにちは!
先週から急に肌寒くなりましたね・・・。
この時期になると僕たち講師陣もさらに緊張感が高まってきます。
各学年、やることはもちろん違うのですが、今日は中学3年生がやるべきことをお話しますね。
いつも英語の話ばかりしているので、今日は数学です。
基本的にやるべきことはどの中学でもそんなに変わらないのですが、傾向にはやはり各中学、各先生で特色があります。
例えばこの中学校。
これは去年の2学期末テストです。
この時期学校では『二次関数の利用問題』を授業で取り上げていますが、11月に入ると毎年受験生全員が悶絶する『相似な図形』に突入していきます。
多くの中学校では、基礎問題が3割くらいを占め、5割が『二次関数の利用問題』、残りの2割が『相似な図形』みたいな比率で期末テストが作成されるのですが、この中学校ではなんと半分以上が『相似な図形』です。
しかも作った方が年配の先生で、問題数が50問!
いや・・・これはこの先生の愛ですね!
愛知の公立高校入試では、問題数そのものはそんなに多くなく、全体の7割を基礎問題が占めています。
そのため、その基礎問題を落とすことは致命的です。
その対策として、普段の演習から基礎問題を、『速く、かつ正確に』解く練習はマストです。
・・・とまあこういった具合に、授業で取り上げる単元は同じでも、各中学・各先生によってはっきりとした特色があります。
当塾では地道に・・・それはもう地道に、全ての中学校の過去何年分もの過去問を貯めに貯めて、講師全員で傾向を分析して、生徒一人1人に合わせた対策を取っていきます。
時に先生の考えが変わったり、またテストを作成する担当の先生が代わったりすることもありますが、それでもやれることはやった方がいいです。
で、肝心の愛知県の公立高校入試ですが、『相似な図形と空間図形の応用問題』が最後の最後に必ず出ます。
絶対に出ます。
ただしかなり難易度は高めなので、ニガテであればズバリ捨てるべきです。
仮に捨てたとしても、それまでの基礎問題で必ず『7割以上』は得点できるように作られています。
大問1は基礎問題が8問出ますが、ここで出る方程式の基礎問題も、『相似な図形と空間図形の応用問題』の難問も、同じ『1点』なのです。
であれば、もちろん基礎問題でしっかりと得点することが大切ですよね!
ただしこれは、『じゃあ相似な図形はやらなくてもいいんだ!』
そういうことじゃありません。
みなさんが高校に入って新しく数学を学ぶとき、この『相似な図形』、とりわけ『三角形の性質』は絶対に理解しておかなければならない単元になります。
高校受験を乗り切ることだけに目を向けるなら、ズバリ『相似な図形』はやらなくても合格点を取れます。
その時間を社会の暗記などに費やした方が、総合の点数にはつながるでしょうね。
でもやるんだよ!
やらなくてもいい勉強なんてないからね!
あ・・・あとですね、2年前から出題されるようになった『二次関数の動点問題』、これはおそらく今年も出ます。
いや~2年前まではまったく出題されていなかったんですけどね・・・。
二次関数はとにかく、普段から問題になくても『グラフを書く!』『変域を書き出す!』この2点を守ること!
それだけで絶対に解けるようになりますからね!
そしてやるのは自分ですよ!
学校の先生・・・お父さんお母さん・・・塾の先生・・・色んな人があなたのために準備をしたり、時には言葉をかけたりするでしょう。
でもやるのは君!
君が本気になってやらなければ、林先生がマンツーマンでつきっきりで指導をしても、成績なんて上がるわけがない(ちなみに山口は林先生を尊敬しています)。
受験まであとたったの5か月。
たったの5か月を本気で頑張ってみましょう!
本日も最後までお読みいただきまして、本当にありがとうございました。
※各中学校の期末テスト対策、全学年で用意しております。
ご相談だけでも構いませんので、お気軽にお問合せくださいね。