名古屋市立大学や名古屋工業大学は名古屋大学の下位互換ではありません(※通算3回目のブログ)
早いものでこの塾が開口してから早10年、僕は何度かこのテーマでブログを書いています。
毎年毎年、『名市大に行きたいんです』という受験生に出会いますが、そのほとんどは西高生・東高生です。
不思議なことに、刈高生や岡高生で最初から名古屋市立大学や名古屋工業大学を第一志望にしている受験生はまずいません(※名市大の医学部・薬学部は除きます)。
僕はここに、西高生や東高生のある心理を見て取っています。
それは、『名古屋大学は厳しいから、名古屋市立大学や名古屋工業大学なら何とかなりそう』と思っているのではないか?ということです。
ですが、これはこれまでにも何度も否定してきました通り、そういう受験生はまず名市大や名工大には合格できません。
理由は簡単で、『名市大や名工大は、名古屋大学の下位互換ではない』からです。
もちろん結果的に、『名古屋大学を第一志望にしていたけど、最後の最後、土壇場で自信が無くなって名市大や名工大に願書を出した』受験生はいます。
ですが偏差値や共通テストボーダーを見ればわかります通り、正直名大も名市大も大して差はないのです。
違いといえば、二次試験の受験科目数くらいのもです(※もちろん、それが大きいという見方もありますが)。
そしてどういうわけか、受験生のみなさんはもちろんのこと、保護者様も『名古屋大学は無理かもしれないけど、名市大なら何とかなりそう』と思っていたりするのです。
はっきりと申し上げますが、当塾でそういう受験生が名市大に合格した例はひとつもありません。
一昨年度ですが、当塾から名市大に合格したのは貴哉先生ただひとり。
その他3名が名市大を受験しましたが(A判定、西高で30位以内)、全員不合格でした。
それは当塾のブログをさかのぼっていただければ確認できますが、模試でA判定が出ていたとしても、きちんとした対策をとっていない限り、難関国公立大学に合格するのは非常に難しいのです。
そして、西尾高校や西尾東高校から名市大に合格する基準は以下の通りです。
・模試の偏差値が最低でも65以上
・西高で学年20位以内(東高の場合は3位以内)
※これはすべて、昨年度の合格実績に基づいております
・共通テストで80%取る(※貴哉先生は取りました)
・3年間で3,500時間以上の学習時間を確保する。
まず、西高生・東高生の諸君は、『昨年度、自分の学校から名市大や名工大に何名合格しているのか?』を確認してください。
そんなに甘くないですよ。
ちなみに余談ですが、貴哉先生はスタートこそ西尾高校320番でしたが、信じられないほどの努力を積み上げて最後は西尾高校9位、名古屋市立大学にも総合9位で合格しております。
うちで名市大A判定を出していながら不合格になってしまった3名の共通点はただひとつ、『どれだけ声をかけても全然自習に来なかった』、この1点です。
それは彼らが在籍中にもブログで書いておりました。
『今のままだと君たちは名市大には合格できない』と。
彼らや彼女たちは、名市大に合格する力は十分にありましたが、名市大への認識が甘かった(厳しく言わせていただくならばなめていた)、学習量が足りていなかったから、本番で本当の力を発揮することができなかった、そんなところです。
一方山口といえば、まあいつも通りのことではありますが、貴哉先生は余裕で合格すると確信していました。
そんなわけで、今来てくれている塾生諸君の中でも『子の塾生はまず大丈夫』『この受験生は相当厳しい』、僕にはこれが分かります(長年の経験から)。
もしも気になるのであれば、いつでも聞きに来てください。
僕は全然忖度しません。
努力が足りていない、認識が甘い受験生にははっきりと、『このままじゃ厳しいよ』と伝えますので。
名市大や名工大を甘く見ないでください。
貴哉先生や匠先生、伊祐先生が一生懸命努力して合格を勝ち取った大学なんです。
難しいに決まっているじゃないですか。