勉強時間がない、などという君へ
よくテストの結果などで、自分が思っていたような結果が出せなかった生徒に原因を訪ねると、『時間がなかった』といいます。
さらに『なぜ時間がなかったのか?』ということを訪ねると、『部活が忙しくて・・・』みたいな、一見仕方のないような理由が返ってきます。
いや、もちろん本当にそうなのかもしれませんが、厳しいことを言えばそれは言い訳です。
理由にはなりません。
なぜなら、部活を頑張りながらいい成績を取っている中高生は、全国にごまんといますから。
もっともらしい言い訳をする中高生は、決して『スマホで動画を観ていました』とか、『ゲームをやっていて勉強時間が確保できませんでした。』とは言いません。
そこで私、いやらしいことに『スマホ』『受験』で検索してみました。
そしたら出るわ出るわ・・・。
なんとスマホを利用している高校生の平均利用時間は、なんと『3時間弱』!
めっちゃ・・・、めっちゃ勉強する時間あるやないかーい!
この3時間をマルっと勉強に充てれば、3時間×365日でなんと『1095時間』。
こんだけあれば余裕でターゲット1,900なんて完璧に終わらせられますし、ネクステージも余裕で5周はできます。
センターの英語なんて9割は堅く取れるようになります。
数学だって、黄チャートを2~3周はできるでしょう。
これが3年間となると、単純に3倍なので、なんと3,285時間。
スマホを触る生徒とそうでない生徒はこれだけの差が出るのです。
いやね、他にも色んな意見出てきますよ??
『むしろ触った方がいい。メリハリをつけて、きちんと勉強と息抜きの時間を分けることで、ストレスをため込まない方がいい。』
なんて意見もありますし、本当にそうやって結果を出してきた中高生も何人も見てきました。
君にそのやり方が合うと思うのであれば、ぜひそうしなさい。
正直こればっかりは、自分で決めるしかありません。
ちなみに山口の場合ですが、す・・・っごく誘惑に弱いので、ゲームの類は受験期にはツレにあげてしまいました(※最初は母親に捨てられて、反発して逆にゲームをやりまくってしまいましたが・・・)。
まあスマホに限らずですが、大なり小なり誘惑はあります。
その誘惑を断ち切って勉強するのも自分。
誘惑に負けてしまって遊んでしまったのに、『時間が足りませんでした』と言い訳をするのも自分。
もちろん、先ほど紹介しましたが、本当に勉強と遊びのメリハリをつけて、受験も遊びも成功しちゃうすごいお友達だっているでしょう。
ちなみに当塾ですが、スマホやゲーム触ってしまう中高生にはもちろん『断ち切ること』をお勧めしております。
言うまでもありませんね。
塾ですから。
もし今みなさんが高校3年生なら、残された時間は7か月程度。
高校2年生ならばもちろん1年と7か月ということになります。
スマホは逃げやしませんから。
君が一番行きたい大学に合格してから、存分にやればいいと思います。
さて最後にもう1つ。
スマホを肯定する中高生のみなさんからよく聞く理由、ぶっちぎりの第一位をご紹介します。
『友達や部活の顧問もみんな持っているから、自分だけが持たないわけにはいかないんです。』
ふ~・・・。
本当に??
本当にそれが正しい理由だと、自分で心から思えますか??
不格好で不便かもしれませんが、そんなのガラケーに替えれば解決するんじゃないですか??
もしそれが理由で壊れるような友情なら、そんなのは友情じゃないです。
君の足を引っ張っているだけの存在です。
勉強時間も確保できて、しっかりと自分に厳しく遊びの時間も管理して、模試の判定がA判定ならそんな必要はありません。
ただし君に第一志望の学校があって、時間が限られていることを自覚できているのであれば、甘い考えは一切捨てて、残された時間を有意義に使ってほしいと思います。