できると思ってやるか、できないと思ってやるか
甲子園は大変な騒ぎですね!
東北は秋田県、公立高校の金足農業高校がついに決勝戦まで勝ち進みました。
判官びいきは良くないのですが、全国のエースで4番を集めた私立の高校よりも、地元のメンバーだけで固めた公立高校をついつい応援してしまいます。
ちなみに先日甲子園球場に行った帰りに、三重県代表の白山高校に寄ってきました。
ニュースで知ってはいたものの、本当に何もない・・・。
こちらが白山高校です。近くから見ると・・・
こんな感じです。
とにかく360度田園風景です。
ちなみに近所には、コンビニも本屋も、マックもガストもありません。
惜しくも白山高校は愛工大名電に敗れましたが、三重県予選では春の選抜ベスト4の三重高校や、プロ注目の田中投手を擁する菰野高校などを破って甲子園出場を決めました。
何でもずーっと県予選1回戦負けだったそうで、監督さんが一からチーム作りをしたとのこと。
そしてもちろん、主役である高校生たち、本当にすごいエネルギーですね!
メンバーも資金も限られているので、なかなか毎年同じように活躍するのは難しいと思いますが、ぜひ来年も頑張ってほしいと思います。
さて、明日の決勝戦ですが、知人の従兄弟が試合に出るとのことで大阪桐蔭を応援したいところですが・・・、金足農業高校応援します!
大阪桐蔭は春優勝してますし、おそらくこの先も甲子園で優勝する機会はあるでしょうが、金足農業は今を逃したら、当分の間は厳しいと思いますので、今回は全力で金足農業を応援します。
東北の公立高校でもこんなにすごいことができるんだから、西尾市内の公立高校野球部員も頑張ってくださいね!
さて、野球の話はこの辺にしておいてお勉強の話を・・・。
先日のことですが、去年から担当させていただいている刈谷高校の1年生の塾生に、センター試験の問題を解いてもらいました。
時間も本番と同じ条件で。
第1~第3問までの、いわゆる『文法・整序問題』ですが、結果は85%の正答率でした。
去年中学生の時点で、すでに高校生の内容を学習していたので、7割くらいはなんとかいけるかな~・・・なんて思っていたのですが、まさかの8割超えでビックリしました。
もちろん、グラフから長文にかけてはもう少し点数は落ちるでしょうが、それは単語の暗記量が足りていないだけで、単語さえ覚えてしまえば、半年後くらいにはセンターレベルなら9割取れると確信しております。
こういう話をすると、(そりゃ刈高生だからでしょ・・・?)と思ってしまう中高生もいるかと思うのですが、彼は入塾してきた時点では英語に対してニガテ意識を持っていたのです。
もちろん、実際に指導をスタートした時点で、地頭が良かったのは確かですが、彼の英語力が飛躍的に上がったのは、彼が自分の力と、当塾の指導内容を信じてついてきてくれたからです。
で、なぜこんな前倒しの指導をしているのかというと、英語という教科は『時間さえかければ誰でも100%上がって、なおかつ受験でも文系理系関係なく、しめるウェイトが高い教科』、だからです。
例えばネットで『大学受験 時間がかかる教科』などで調べると、この手の記事はわんさか出てきます。
ぜひぜひ読んでみてください。
英語はただの言葉ですから、日本語の違いを抑えて単語さえ覚えれば、誰でも満点取れます(※早慶上智、旧帝大の二次試験は除く)。
断言します。
英語がニガテだと思っている生徒でも、センター試験レベルなら9割は取れるようになるのです。
しかし(自分は英語ニガテだからそんなの無理だよ・・・)と思っている中高生には絶対にできません。
そして時間ももちろんかかります。
ですがそれだけです。
つまり必要なのは、やる気と時間とあなた自身に合ったカリキュラム、ただこれだけです。
数学は残念ながら、ある程度素養やセンスも必要になりますので、頭打ちになってしまう生徒もいますが、それは高等数学の話。
中学数学なら、しっかりと演習量さえこなしてくれれば、公立高校入試レベルなら9割取れます(※ただし難関私立高校の問題は除きます)。
話を英語に戻しますが、誰でも上がるとは言ったものの、時間はかける必要があります。
ただいつでも誰でもできる教科でもあるため、できる限り前倒ししておく必要があるのです。
できれば高校2年生の夏休み終わりくらいに一通りのことは終わらせてしまい、残りの時間はその他の暗記科目、理系の生徒なら物理化学に時間を割いていくべきなのです。
もちろん、英語で多少失点しても、得意の理系科目で補えますというのであれば、それで構わないと思います。
事実、そういう生徒もたくさんいますからね。
ただ、時間さえかければ確実に取れる英語をやらない理由はないと思うのです。
数学などの教科は時間もかかる上に、誰でも確実に上がるという保証はないのですから。
そんなわけで英語という教科、早くスタートするに越したことはありません。
当塾で一番進んでいる塾生は、中学3年生でセンター試験を通り越してG・MARCHの過去問に取り組んでいます。
旧帝大の二次試験に挑戦している高校1年生も2人いますね。
ちなみに3人とも文系ではなく、理系に進んでいく予定です。
一番時間がかかる英語を可能な限り早くつぶしておけば、数学Ⅰから数Ⅲ、物理や化学、2つ目の社会など、時間を割きたい教科にゆとりを持って取り組むことができます。
文系の生徒は言わずもがなです。
現代文など出題者の裁量にゆだねられる教科は、得点源にするには不安要素が大きいので、100%確実に得点できる英語や社会でアドバンテージを稼がなければなりません。
冒頭の金足農業高校や白山高校の例もそうですが、中高生諸君にはものすごいパワーと可能性が秘められています。
できないと思ったら、そりゃできないでしょう。
でも何もない田舎の県立高校が、強豪私立をなぎ倒して甲子園に出場したり、決勝戦まで勝ち進むことと、やりさえすれば確実に上がる英語の成績を上げるのではどちらが難しいですか??
断言しますが、本気で100%の力で取り組んで、英語の成績が上がらなかった生徒を山口は見たことがありません。
大丈夫。
絶対に上がりますから、本気で取り組んでみてください(ただし正しいやり方で)。