愛知県立大学合格おめでとう!

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教室長ブログ

・・・というわけでただ今電話がありまして、愛知県立大学の報告をいただきました。

おめでとう!

ん・・・?

なぜこの時期に公立の合格発表が??・・・と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、推薦入試ですね。

ただし推薦とはいっても、内容はほぼ一般入試と変わりません。

センター試験の結果は普通に採用されますし、そのボーダーもほとんど一般のものと変わりませんので・・・。

いや~それにしてもよく頑張ったな~・・・と物思いにふけっておりました。

といいますのも彼女も順風満帆だったわけではなく、模試の結果は相当厳しかったのです。

まあ結果論で言うわけではありませんが、それでも大丈夫だと信じていました。

高校3年生の夏休みに慌てて駆け込んできたE判定ではなく、きちんと1年間に渡って学習計画を立てて学んできたE判定では、見た目が同じでも中身が違います(ちなみに彼女の場合は高校3年生の5月の入会なので、正確には通塾期間は9か月ほどでしたが)。

実際に最後の最後、つまりセンター試験で彼女の英語の点数は170点を大きく超えました。

最終的に160点は超えると目論んではいましたが、まさか9割近く取ってくれたのは嬉しい誤算でしたね。

それにしても毎回言うことは同じなのですが、この大逆転を起こしたのは当塾ではありません。

ただただシンプルに、『彼女が頑張ったから。』なんですね。

もちろんカリキュラムを作成するのは私たちですし、志望校の対策の入念な下調べも、実際に指導をするのも私たちですが、頑張るのは本人です。

本人が頑張らないことには結果は出ません。

そして9か月という期間・・・本人にもお母様にも『大丈夫です!』とは言い続けましたが、実のところはこの期間はギリギリです。

彼女の場合は『頑張ることができる』という、勉強に一番必要な素養を持っていたので『大丈夫だ』と確信できたのであって、学習習慣がない高校3年生だったら厳しかったと思います。

そして今高校2年生のみなさん、またはお父様お母様、よくよく考えてほしいのです。

『夏は受験の天王山』なんて言いますが本当にそうでしょうか?

多くの大手学習塾が大規模なキャンペーンを展開する6月と7月、厳しいことを言えばもうこの時点で大勢は決しています。

たったの半年強で、膨大な学習量が必要となる大学受験の準備ができるでしょうか??

国公立受験なら5教科7科目、私立単願でも3教科、私立に限定したとしても半年で3教科ということは、1教科あたりに割ける月日は2か月なんです。

2か月で大学受験英語が間に合うでしょうか?

いや、受験生に軽視されがちな日本史ですら、重たいとされる『近・現代』を含めた学習は、2か月ではとても間に合いません。

夏が・・・というよりは、もう今がすでにギリギリの可能性があるのです。

しつこいようですが、当塾は夏以降は高校3年生の入塾は受け付けません。

『現塾生に対する指導と学習準備に時間と労力を割きたい』というのが一番の理由ですが、もう一つは『とてもじゃないけど間に合わない』からです。

もし間に合わせようとするならば、いくら普段『一番少ない週1の授業で大丈夫ですよ。』が口癖の山口も『マンツーマン指導を週5、プラス夏期講習も冬期講習も取ってください。それでも合格の保証はできかねます。ちなみにお月謝は・・・』なんて提案をせざるを得なくなるんです。

当塾の講師数では対応できないので、そもそもその提案自体があり得ませんが。

でももちろん大手は容赦しません。

上記のような提案は涼しい顔でしてくるでしょうし、大手のマンパワーであれば週5だろうが週10だろうが、100コマの夏期講習だろうが対応してくるでしょう。

でもそれは早くから対応していればそんなことにはならなかったでしょうし、結局のところたったの半年で3年分、もしくはそれ以上の費用がかかってしまうことも珍しくはありません(事実、大手に勤務していた頃はそんな例を多数見てきました)。

対策を後に回せば回すほど、一見教育費はかからないように見えますが、結局のところ『このペースでは間に合わあないので講習を取る必要があります。』と言われるのが関の山で、事実それは間違いではないのです。

2年間のツケをたったの半年で回収できるほど大学受験は甘くはありません。

・・・って結局いつも通りのブログになってしまいましたが、愛知県立大学合格おめでとう!

本当に地道な努力がしっかりと実を結びました。

もちろん、まだ合格が決まっていない受験生もいますが、最後の最後まで絶対に諦めないこと!

諦めなければ絶対に何とかなります。

後期日程は倍率も上がって大変・・・という印象を持たれがちですが、それは違います。

当然ですが、第一志望第二志望に合格した受験生は後期日程にはもういません。

そしてこれが決定的なのですが・・・諦めてしまう受験生が多数を占めます。

せっかく大チャンスが転がっているのに(もうだめだ・・・。)なんて勝手に諦めてしまってる受験生ばかりなんですね、本当にもったいない・・・。

最後の最後まで頑張った者にだけ捲土重来のチャンスがあるのです。

だから絶対に諦めないでくださいね!

最後に・・・え~と、嬉しいことに合格体験談も書いてもらえたのですが、これも載せて良かったのでしょうか??

また近いうちに教えてください!

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