100回音読するのにどれくらい時間がかかるのか?
こんにちは!
いつもいつも長いブログをお読みいただきまして、本当にありがとうございます。
今日は簡潔にまとめていきたいと思っています。
毎日のことですが授業が終わってから深夜まで、この時間が自分の授業準備の時間であり、自分の勉強の時間でもあったりします(受験シーズンが終わるまではこの生活が続きます)。
主にというか、ほとんどを英語と数学に割いています。
さて、タイトルから何となく想像がつくとは思いますが、英語の話です。
最初にお伝えしておきますが、英語は『誰でも絶対に成績が上がる教科』です。
絶対に上がります。
上がらないのだとすれば、それは方法が悪いのか、もしくは厳しい話『努力が足りていない』だけです。
努力してないとは言いませんが・・・。
英語の成績がなかなか上がらないという生徒には、とにかく音読を勧めています。
それも難しいフレーズではなく、短くて分かりやすい文章です。
それを覚えるまで読むだけでいいよと伝えております。
もちろん、単語も覚えないといけませんし、1つの文章に関係詞や動詞が複数含まれた文章を読むために、文法もしっかりと学ぶ必要がありますが、それよりもとりあえず、短いフレーズを片っ端から覚えることをお勧めしております。
主語と動詞だけでもいいので、『誰が?』『何をした?』を意識しながら声に出すだけです。
ところが・・・。
なぜかやりたがらない中高生がたくさんいます。
理由の第一位が『時間がない。』
そこで山口やってみました。
ちょっと見づらくてごめんなさい。
テキストはZ会出版の『受験英語からの英会話 中級編』、受験英語で使うにはちょっと弱いですが、英会話レベルにはちょうどよいテキストです。
この単元は仮定法ですが、10個の例文が載っています。
これを10回ずつ、計100回音読します。
さて、時間がどれくらいかかったのかというと・・・。
6分54秒。
何と10分もかからないのです。
そしてこれくらいの短い文章であれば、10回声に出せば覚えます。
もちろん、その記憶は短期的なものなので、きっと明日には忘れてしまうでしょう。
でもそれを毎日毎日繰り返せばよいのです。
結局のところ『時間がない』と言っている生徒は、厳しい言い方になりますが『やったことすらないんだろうな。』と思っています。
やってみれば、大して時間なんてかからないことが分かるはずだからです。
そしてこの音読の偉大な効果についてですが、場末の塾講師の山口が勝手に言っているわけではありません。
日本同時通訳の権威、國広正雄先生がこちらの著書の中でおっしゃっているのです。
難しいことは書いていません。
ただし厳しいことはたくさん書いてあります。
ただただ地道に、無駄とも思えるような基礎を、丹念に丹念に積み上げることの大切さを教えてくれます。
この本に書かれている素晴らしい内容をここで紹介すると、とんでもないことになるのでここでは割愛いたしますが、ただ一言です。
『努力を惜しまないこと』
ただそれだけです。
そして英語に限った話ではありませんが、成績が上がらない理由のほとんどは、ただただ練習量が足りていないことがほとんどです。
もちろん質も大事ですよ?
でも質以前に、単純に量が足りていないと思うことの方が多いです。
今西尾市内の中学校は学年末テストの期間中ですね。
遅いところだと来週再来週の学校もあるようですが、早い学校だともう終わってしまったところもあります。
もうテストが終わった学校の諸君、力をつけるのは今、この瞬間です。
テスト期間中なんて誰でも勉強するんです。
だからこのテスト期間中にしゃかりきになって勉強しても、差なんてつくはずがない。
よくてトントンです。
誰もが勉強をしないような時に頑張ってこそ、初めて力がついていくのです。
スケートの羽生結弦選手がインタビューでこういっていました。
『ケガで練習ができなかったこの2か月間も、努力を続けてきた。』
あのわずか数分間の圧巻の演技の裏には、気が遠くなるような地道で膨大な練習があったに違いないのです。
トップアスリートですらそれだけの努力をしているのです。
諸君がもしつかみ取りたいものがあるのならば、それに見合った努力をしましょう!
あ!
結局いつものグダグダなブログになってしまった・・・。
そんなわけで、本日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。