言うても、山口そんな鬼じゃないですよ!
そんなわけで、今日は先ほどのブログで登場した刈谷高校2年生の男の子の授業でした。
毎回恒例の単語チェックタイムだったのですが、チェック前から
『実は今日あんまりやれてなくて・・・。』
・・・。
おいおい、つい1時間前にブログで大絶賛した直後なのにいきなりかい。
言っとくけど、山口は一切忖度しまへんで!
というわけでガッツリ単語チェックしてみたところ・・・。
普通に90%の正答率。
ん??
あれかな?
あの期末テストとかで『おれさ~全然勉強してないんだ。マジでヤバいよ今日のテスト。』、とかいいながらすげぇ点数取っちゃうあれなのかな?
一応確認してみたところ、『実は中間テストがあったのと、今日球技大会で熱中症になって倒れちゃったんです・・・。』
※熱中症は本当に危険なので、注意してくださいね!
いや、あかんあかん!
単語チェック以前に授業休まなきゃ!
『この授業だけは絶対に受けるんだと決めているんで。』
・・・。
いや、アツい。
アツすぎるぞ!
でもそうなんですよね。
本当に厳しい話、受験本番でインフルエンザに罹ろうが、コロナに感染しようが受験は忖度してくれない(共通テストは追試などがありますが)。
大学側からすれば『そうですか、それは残念でした。他の大学に行くか、来年また挑戦してくださいね』くらいのもんです。
違う違う、そんな話じゃない!
山口はそんな鬼じゃないんで、例えば『テスト勉強がしたい』『体調が悪いです』ということなら、宿題はちゃんと止めますからね!
ちゃんとした理由があるならば、きちんとみなさんに合わせますので安心してください。
それにしても熱中症になっても授業を受けてくれるとは・・・。
いや、もちろんね、体調不良はしっかりと休むべきです。
そして彼は、今日はフラフラの状態で授業を受けたわけですから、もしかしたらほとんど理解できていないかもしれない。
でも、こういう『本当にきつい時に頑張ることができた!』という経験が受験の本番や、その先の人生の苦しい場面で必ず活きるんです。
しつこいようですが、体調不良の時は休んでください。
だけどね、『今日はツレと遊びたいな』『今日は部活で疲れたから勉強はサボりたいな』、そんな時こそ気持ちを奮い立たせて頑張ってほしい。
土壇場で君の背中を押してくれるのは、君のご家族や友人、学校や塾の先生じゃない。
他ならぬ、君しかいないのだから。