中学2年生の女の子『460点』おめでとう!

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教室長ブログ

もう安定の、という感じではありますが、中学2年生の女の子が期末テストで460点取ってくれました!




なんと数学は2回連続で100点!!


こちらの中学校、毎回毎回『絶対に100点は取らせないぞ!問題』を織り込んできますので、そんな中での2回連続満点はものすごいです。



というよりも、うちの塾生諸君はなぜこんな高得点を取れるのか・・・。



いや、恥ずかしながら不肖山口、中学2年生の頃には『学年ビリを2回』『英語と数学で0点を2回ずつ』取ってしまうという恥に恥を上塗りするような不名誉な経験をしておりますので、うちの塾生がこんな高得点を取れることが本当に驚きです。



彼女に数少ない課題があるとすれば、英語と国語だけかなというとろですが、それもおいおいしっかりと上がっていきますのでそれほど心配しておりません。



そして彼女も例に漏れず、なのですが「5教科満遍なく得点できている」というところが強みですね。



しつこいようですが、当塾の中学生は全員『週1のみの受講』です。



それでも5教科対策は充分にできますし(※もちろん当塾ならではのノウハウがあるのですが)、社会や理科にお金をかける必要はありません。

そんなわけでこちらの彼女も難関高校を目指しているのですが、これまでの経験則から、よほどのことが無い限り第一志望に合格するものと自信を持っております。



みなさんいつものことですが、当塾の宣伝広告にご協力いただきまして本当にありがとうございます。



塾の宣伝広告なんて『生徒の実力と実績』以外にあり得ません。



どれだけ魅力的な宣伝をしようが、実績が伴わなければすべて『絵に描いた餅』でしかありませんので。




【みなさんの指導にあたり、私自身も日々全力で学んでいます】

うちの塾生はみなさん克己心にあふれ、みな非常に勤勉です。


中には超がつくような難関大を目指している塾生もいます。


そんな彼らや彼女たちを指導するのですから、仮初にも指導者である私自身、ものすごい準備をして授業にのぞんでいます。




超難関大を目指している塾生を『完全1対1のマンツーマン』で指導するわけですから、私の『わかりません』は絶対に許されません。



また、当塾には多数の刈高生や岡高生も通ってくれています。



刈高や岡高の授業の水準は非常に高いのですが、私の授業の水準が同じであってはいけません。


同じであるならば、あえて場末の学習塾である当塾を選ぶ理由が無いからです。



そして難関大を目指す塾生に対して、私はそれ以上に難しい問題に取り組んでもらいます。



名大ならば名大以上の、早慶ならば早慶以上の、京大ならば京大以上の課題を用意します。



例えば次のような英文があったとします。

By degrees this new demand for elective and temporary rulers became the prominent object of the exertions of the popular party, wherever any such party existed; and superseded, to a considerable extent, the previous efforts to limit the power of rulers.

 As the struggle proceeded for making the ruling power emanate from the periodical choice of the ruled, some persons began to think that too much importance had been attached to the limitation of the power itself.

 That (it might seem) was a resource against rulers whose interests were habitually opposed to those of the people.

 What was now wanted was, that the rulers should be identified with the people; that their interests and will should be the interests and will of the nation.  



それほど長い文章ではありませんが、この短い英文を説明するだけでもこれくらいの準備はします。




山口の下手な文字では読みづらいかと思いますので、タイピングしたものも紹介させていただきます。

(山口試訳)

次第に、選挙で定期的な支配者を選ぶことができるというこの新しい要求は、大衆向けの政党が存在する至る所で、こうした政党の一番の活動目標となり、かなりの割合で、支配者の権力を制限するという、それまでの努力に取って代わることとなった。

 被支配者(有権者、市民)による定期的な選挙で、支配権力を生み出すことを目的とした苦闘が進むにつれて、それまでは、権力の制限をあまりにも重視し過ぎていたのだと考え始める人も出てきた。

 そうした権力の制限は、市民の利益とは相反する利益を抱えている支配者に対抗する彼らなりの機転(防衛策)であった(少なくとも市民にとってはそう思えたようである。実際にはそうではなかったのだが)。

 今求められていることは、支配者と被支配者が一体となること、具体的に言えば、支配者の利益と意志が、被支配者の利益と意志と同じものになるということである。








【大学受験の英語に求められているのは英語力だけではない】

中高生のみなさんは非常に優秀ですし、脳も非常に柔軟なので、私が伝えたことは真綿が水を吸い込むかのように吸収してくれます。


正直な話、英文法の指導などでは全く苦労しません。


本当にありがたいです。


とはいえ、駄文ではありますが私程度の文章でも、みなさんが同じような文章を書くのはそれなりに大変かもしれません。


もう一度山口が試訳した『日本語の文章』を紹介させていただきます。


≪次第に、選挙で定期的な支配者を選ぶことができるというこの新しい要求は、大衆向けの政党が存在する至る所で、こうした政党の一番の活動目標となり、かなりの割合で、支配者の権力を制限するという、それまでの努力に取って代わることとなった。

 被支配者(有権者、市民)による定期的な選挙で、支配権力を生み出すことを目的とした苦闘が進むにつれて、それまでは、権力の制限をあまりにも重視し過ぎていたのだと考え始める人も出てきた。

 そうした権力の制限は、市民の利益とは相反する利益を抱えている支配者に対抗する彼らなりの機転(防衛策)であった(少なくとも市民にとってはそう思えたようである。実際にはそうではなかったのだが)。

 今求められていることは、支配者と被支配者が一体となること、具体的に言えば、支配者の利益と意志が、被支配者の利益と意志と同じものになるということである。≫


この程度の文章であったとしても、中高生のみなさんが同じような文章を書くとなれば、それなりのものが必要になります。



とはいっても、それは別に特別なものではありません。


とにかく『膨大な量の本を読むこと』、ただそれだけです。



こればかりは数学や物理の解法などとは違い、誰かから学ぶようなものではありません。


ただただ、少しでも幼いころから読書をする習慣がついていたかどうか、そこに尽きます。


だからこそ当塾は、読書が習慣づいている中高生、そしてその点を共感していただける保護者様に選ばれているのだと思います。



もちろん、みなさんが受験する大学が『オールマーク』だというならば、読解力も書く練習も必要ありません。



しかし難関大学、つまり高い記述力が求められる大学が視野に入っているならば、膨大な量の本を読み、できるだけ多くの語彙と表現を身に付ける必要があります。



そして本来、『語彙力を増やすことの大切さ(※もちろん英単語の暗記も含みます)』『たくさん本を読むことの大切さ』については、中学や高校の教師がしっかりと伝えなければなりません。



しかし残念ながら、愛知県の公立高校入試はオールマークになりましたし、西尾高校や西尾東高校はきちんとした(※大学受験に必要な、という意味です)課題も出さなくなりましたので、それこそ受験生のみなさんが、本当の意味で主体的に、自主的に課題に取り組んでいかなければなりません。




とはいえ、これまたしつこいようですが、『ほとんど社会経験も積んでおらず、とりあえず目の前の公立高校入試だけに執心し続けた高校1年生が、主体性や自主性を身に付けることは不可能に近い』のです。


だからこそ、いわゆるトップクラスの進学校は、凄まじいまでの課題を生徒達に課すのです。


刈谷高校の数学の先生の言葉がまさにそれを体現しています。


『難関大を目指している名門私立中学校に通っている生徒達は、普通中学校1年生2年生で中学校の内容を終えて、中学3年生から高等数学に入る。そして高校2年生までには高等数学も終えて、あとは難関大対策をひたすらやりこむ。君たちは彼らよりも1年以上遅れていることを自覚しなければならない。』



刈谷高校ですら、先生方は『君たちは1年以上遅れている』と言っているのです。



高校生のみなさん、みなさんは一刻も早くその事実に気付いてすぐに行動に起こさなければならない。



そして中学生のみなさんは、可能であれば少しでも早く高等英語や高等数学に取り掛かるべきです。


みなさんが目の前の中学英語や中学数学に悪戦苦闘しているというのであれば、もちろんその基礎固めをしっかりとやるべきですが、そうじゃなければ少しでも前に進んでおくべきです。


公立高校入試・・・しかもオールマークの試験対策では、その先の大学入試に立ち向かうだけの学力を身に付けることは相当に難しいです。


とは言っても・・・これまた中学生がその事実に、ひとりで気づくことはまず不可能なので、それを伝えるのは保護者様の責務であると言えます。






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