今年度は(良い意味で)本当にきつい1年でした!
当塾の今年度、私立大学の合格実績を見ていただければお分かりいただけると思いますが、いや~本当に今年の3年生も強力でした!
もうハイレベル過ぎて、本当に毎日こめかみから煙が出てました。
いや、もちろん、まだまだみなさんの受験は終わっていない・・・というかむしろここからが本番ですので、山口が勝手に兜の緒を緩めるわけにはいかないのですが、ほとんどやるべきことはやり切りました。
あとはみなさんが、いつも通り、普段通りの力を出してくれれば、それで合格です。
【刈谷高校モチタン杯優勝おめでとう!】
とある刈高生を指導中、(今日こそは彼が苦しむ課題を出したい!)と思いつつ、ある超難文を出しました。
いや、もう英語の偏差値が80を超えてしまっているので、お金をいただいて指導をさせていただく以上、それ以上のものを提供しなければなりませんので・・・。
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彼理系なんですけどね・・・。
そんなわけで、山口が満を持して出した今日の課題がこちら!
I thought, too, of the image of the mule as it appears throughout a well-known American novelist’s work, how he associates the beast always with the poor and makes of it a symbol of patient intelligence and stubbornness in the face of suffering.
ムズイ!
これは激烈にムズイはず!!
難しいポイントは随所にちりばめられているのですが、何と言っても『make A of B 』の訳はさすがに知らないはず。
(※さらに本文では、旧情報と新情報の倒置が起きており、名詞が連続する形となっています。もちろん彼はそれも見破っておりましたが・・・))
さすがにこれは知らないよね、さすがにさ・・・。
『make A of B …AをBだと評価する…』
!?
え!
なんで知ってんのさこんなの!
(※ちなみに山口は『Aの本質がBであると解釈する』と覚えています)
『先日刈谷高校がとある英単語のアプリで優勝したんですけど、そのアプリに普通にありました。』
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あ、これのことですね。
いや、普通にはないはず・・・普通には。
よしんばあったとしても、普通の高校生はこんなのスルーしちゃいますからね。
ちなみに昨年のブログでも書きましたが、”make”には面白い意味がたくさんあります。
例えば、Show me what you are made of!”なら、『さあ、君の本当の力を見せてくれ!』
直訳は『君が何から作られているのかを見せてくれ』です。
こういうのは理屈よりも、感覚の方が大切なので、見かけたらその都度覚えてほしいですね!
ちなみにさっきの英文の和訳はこちらですね。
I thought, too, of the image of the mule as it appears throughout a well-known American novelist’s work, how he associates the beast always with the poor and makes of it a symbol of patient intelligence and stubbornness in the face of suffering.
(山口試訳)
『私はまた、ある有名なアメリカ人小説家の作品を通して現れるラバのイメージや、筆者がどのようにして、そのラバと貧しい人をいつも結び付けているのか、また、どのようにしてラバそのものを、困難に直面する辛抱強い知性と頑固さの象徴だと解釈しているのかについて考えてみた。』
もはや現代文の問題ですね・・・。
一文が長尺ですので、途中で切ってしまってもいいと思います。
みなさん、英単語やイディオムはとにかく覚えること!
ちなみに当たり前ですが、自分もまだまだ知らない単語だらけ。
『大学受験までたったの2年と9か月しか与えられていない高校生』のみなさんは、行住坐臥全て勉強に注ぎ込んでも、まったく時間は足りません。
時間の担保は最優先。
それも高校3年生からではなく、『絶対に高校1年生の4月から』!
公立高校入試がオールマークで、さらに中学受験がほとんど存在しない愛知県の高校生諸君は、まず時間を確保すること。
質だのなんだのを追究するのは当たり前。
中学生のみなさん(そしてお父様お母様)、間もなく公立高校入試が終わるわけですが、その時から大学受験へのカウントダウンは始まっています。