ミシガン大学留学後日談
先日名古屋大学大学院生講師2名と食事に行った時のお話。
当ブログに何度も何度も登場している宇宙飛行士の卵くんのお話です。
刈谷高校から名古屋大学工学部工学科へ進み、その後もしっかりと勉強して一番入りたい研究室に合格、その後専門分野と英語を学ぶためにミシガン大学へ留学することになるわけですが・・・。
気になるのは留学時の学費や生活費。
アメリカの大学は日本の大学とは違い、べらぼうに学費が高いのです。
ちなみにミシガン大学の1年間の学費はなんと・・・『300万円』。
え!
学費が月に30万円弱かかるってこと!?
『そうですね・・・、地元の学生だともう少し安いみたいですが・・・。』
こりゃあ日本の私立大学が高い高いとは言うけれども、比較にならないな・・・。
でも公立はもっと安いんだよね??
『いえ、300万円というのが公立で・・・多分私立はもっと高いです。』
信じられない・・・。
なんかハーバード大学の学費が高いとは聞いていたけど、デフォルトでアメリカの大学の学費は高いってことですね。
で、下世話な話、学費や生活費は大丈夫だったの??
留学だとバイトもできないはずだけど・・・。
『ありがたいことに、僕らは学費は全部免除で、プラス生活費として、月8万円無償で支給されていました。』
なんてこったい・・・。
勉強を頑張ってると、10年後20年後と言わず、すぐに身近にこんなにいいことが待っているんですね。
(注:山口流のアメリカンジョークでして、もちろんミシガン州に行ったことはありません)
でも厳しい話、そんな恵まれた環境は、努力と結果でつかみ取るしかありません。
しかしこういうお話を聞くのは本当におもしろいですね!
そして楽しそうに充実した学生生活の話をしている彼らを見ていると、自分ももっと勉強頑張っておけばよかったな~、なんて月並みな後悔の念が湧き上がってくるのです。
やりたいことだけをやって楽しむ学生生活も、もちろん楽しいでしょう。
でもそれは一過性のものに過ぎませんし、いつでもできること。
一番入りたい大学に入って、勉強もアルバイトも遊びも全力で頑張って、将来性があって自分がやりたい仕事ができる企業に就職する方が楽しそうだなと思いませんか??
みなさんの10年後、20年後は今よりも生きづらい未来が待っているのかもしれません。
そんな世の中でも充実した楽しい生活が送れるように、今できることを全力で頑張ってほしいと思いますし、当塾が今以上に、そんな環境が整った塾になればと願います。