当塾の中学1年生の女の子が編み出した天才的な構文(やっぱりみなさんに読んでほしいですね)
昨日紹介しました、当塾の中学1年生の女の子が編み出した天才的構文、
S can be used to do A 『Sを使うことでAすることができる』
自分は本日、彼女が編み出した構文を使って、こんな難解な英文を考えてみました。
Nominalization can be used effectively to focus on a part of your sentences that you want to emphasize.
〇『名詞化を使うことで、文章の中で強調したい部分に効果的に焦点を当てることができる。』
これを従来通りに、日本の受験英語に則って、『受け身、不定詞の副詞的用法』で訳すと、何とも変な日本語になってしまいます。
△『あなたの文章の中で、強調したい部分に焦点をあてるために、名詞化が使われうる。』
何とも不自然な日本語の上に、わざわざ英文の後ろまで行ってから戻る必要があるため、読むスピードもがた落ちですよね。
そして、この英文をAIに見てもらったらこんな答えをいただきました。

そう!
彼女が編み出した訳は天才的なんです!
もちろん、公立高校入試で取り上げられていた英文自体は難しくありませんし、普通の和訳なら誰でも出せます。
英文自体も普通に存在するわけですしね。
This small technology can be used to solve big problems.
この英文自体はほとんどのみなさんは正解できるでしょうし、和訳もできるはず。
『大きな問題を解決するために、この小さな技術が使われうる。』
しかしこの訳し方は、日本の悪しき英語教育、『返り読み全開!』ですし、何よりも『使われうる』という受け身が重たくて仕方ない・・・。
当塾の塾生が訳した『この小さな技術を使うことで、大きな問題を解決することができる。』という訳と構造処理の何が素晴らしいのかというと、
・主語の『この小さな技術に焦点が当たっている』
・受け身で訳す必要がまったくない
・助動詞のcanを不定詞に回してかけることで、自然な日本語になる
・一度も後ろから訳すことなく、最初から最後まで、左から右へ情報処理できる
先週の土曜日にこの素晴らしい和訳に出会ったのですが、本当に震えるくらい感動しましたね。
凡人山口では80歳になっても気づかなかったでしょう。
そりゃあAIも『天才的!』と評価するわけです。
惜しむらくは、この天才的な和訳を、果たして中学校の英語の先生が理解してくれるかどうか・・・。
まあ別に理解してもらわなくてもいいんですけどね。
そんなわけで、中高生のみなさん!
どんどん使ってください!
これを使えば、主語にWe やYouを持ってくる必要がありません!
いや~お月謝いただいているのに、なんだか自分の方が教えていただいて、本当にすみません!
これ、自分にとっては数十万円の価値がある知識を教えていただいた、そんな心境です。
さらに応用。
Nuclear power can be used to reduce CO2.
『原子力を使うことで二酸化炭素を削減できる。』
もうちょっと応用。
Nuclear power can be relied on to reduce CO2.
『原子力に絶大な信頼を置くことが二酸化炭素削減につながる。』
さらにさらに応用。
The full of potential of AI can be exploited to address diverse problems.
『人工知能を最大限有効活用することで、多様な問題に対処することができる。』
いやすごくないですか?
主語をWeだのYouだのにしないだけで、一気にかっこよくなりますね!
【こんなの思いつく必要はありません】
きっと中高生のみなさんも山口と同じように、(え~すごいな~…)って思ってるかもしれません。
でもね、みなさんがこんなのを自力で思いつく必要はありません。
恥ずかしながら山口も、何十年も英語に関わってきたのに、こんなの思いもよらなかったですもん。
大切なのは、こういう素晴らしいアイディアに出会ったら、すぐにパクらせて・・・いやいや、借用させていただくことです。
例えばですが、山口が自力で編み出したアイディアにこんなものがあります。
『S gives insights into A 』
もちろん、英文そのものを編み出したわけではなく、スタイリッシュな和訳と活用法を編み出したのです。
これが使われていた原文と和訳はこうでした。
Language does give insights into a foreign culture that would not be possible otherwise. (一部改変)
(模範解答の和訳)
『言葉は実に異文化に対する洞察を与えてくれるもので、その洞察とは、言葉を理解していなければ可能とはならないだろう。』
・・・これ、意味分かります?
ちなみに山口の読解力では全く分かりませんでした。
もちろん、この日本語を分かりづらくしている箇所は、『異文化に対する洞察を与えてくれる』の箇所です。
そこで私、ない頭を絞りに絞って、このような必殺技を編み出したのです。
S give insights into A : 『SのおかげでAの本質を理解することができる。』
これを先ほどの英文にあてはめるとこうなります。
『言語というもののおかげで、その国の文化の本質を理解することができる。そして同時に、言葉の理解なくしては、文化の理解もありえないのだ。』
・・・カッコいい!
自分で言うのもなんですが?
絶対に自分のやつの方が分かりやすいしかっちょいいはず!!
えぇ、みなさんもこれがカッコいいなと思ったらぜひぜひフル活用してください。
こうやって遭遇したアイディアを少しずつ少しずつためこんで、英文読解はもちろんなのですが、みなさんの英作文にもぜひぜひ活かしてほしいなと願っております。