偏差値75!!!
・・・というわけで、久しぶりの成績優秀者発表です。
ケアレスミスもあったようで、本人はまだ満足していないようですが・・・。
数学偏差値75!
英語は64!
文句なしに素晴らしい成績ですが、本人は駿台模試で同じくらいの偏差値を取りたい!と言っていました。
彼の計画性であったり、日ごろの努力を考えれば、それも遠い話ではないかなと思います。
たまに当ブログで登場する、始発の電車に乗って、朝一から学校で勉強している塾生です。
高校1年生にして、すでにセンター試験レベル以上の課題に取り組んでおり、まったく頭が下がる思いです。
もちろん、ゴールへの進み方は人それぞれですので、自身と他人を比較する必要はありません。
ただし高い目標を設定したならば、彼らのようなレベルのライバルがひしめき合っていることは理解しておく必要があります。
もしみなさんが、行きたい高校や大学があって、現状の偏差値や判定が芳しくないのであれば、今の学習法は見直していく必要があります。
さて、塾生の発言にもありました『駿台模試』ですが、高校生のみなさんはそれぞれの模試の特色をしっかりと把握しておく必要があります。
一番数値として信頼がおける模試は、『河合塾』であると言われています。
難易度もセンター試験に限りなく寄せていて、受験生の数も多いため、数字として安定感があるのです。
ただし、医学部医学科などの最難関の大学を目指す生徒は、ぜひ駿台模試を受けてください。
見た目はセンター試験に似せてはありますが、難易度が格段に跳ね上がります。
他の模試ならばひと手間かければ解答に辿り着く問題も、二手三手同時に思考させられる問題が多く、大変難しいです。
そのため、駿台模試は取り入れていない高校も多く、受験生の数が少ないため、偏差値60くらいまでの大学では、正確なデータが出ないと言われています。
例えばの話、もしもあなたが90点取ったとしても、あなた以外の全員が100点だった場合、あなたの偏差値は50以下になるわけです。
高偏差値の受験者しかいない駿台模試では、普段の模試よりも10も20も低い偏差値が出てしまいます。
ですから、河合塾の模試などで安定して8割得点できるようになったら、ぜひ挑戦してみてほしいです。
そんなわけで、今回紹介した塾生も、進研模試ではなく駿台模試で同じくらいの偏差値を取りたい!と言っているのです。
先月紹介した別の塾生が、駿台模試で偏差値60を超える結果を出しましたが、これは本当にものすごいことなのです。
・・・とまあそんなわけで、時間は平等です。
いや、時間だけが平等なのです。
山口のような社会人は、『よ~し、3年後くらいに英検1級取ってみようかな!』なんて自由な計画を立てられますが(※一応来年受験する予定です)、受験生諸君は高校生活の3年、中学校を入れても6年という時間を使って結果を出さなければなりません。
極端な話、今の偏差値が50くらいでセンター試験まであと137日・・・。
『東大に行きたいんです!』なんて言っても可能性は限りなく低いでしょう??
もちろんゼロとは言いませんが、今の時点で偏差値70以上取ってる連中が、もうすでに二次対策まで考えながら勉強しているわけですから、正直限りなくゼロに近いんです。
でも同じ偏差値50だったとしても、今高校1年生、もしくは中学生ならば、同じ目標であっても可能性はいくらでも上がるわけです。
学年が進めば進むほど、ライバル達の学力は上がっていくので、みなさんの受験はまさに時間との戦いなのだと認識してくださいね!
大変ですがまあでも・・・行きたい大学に行けたら、あとはみなさんに取って本当に楽しい時間が待っていますよ!
そんなわけで夏休みも残りあとわずか・・・(すでに始まっている学校もありますが)。
残りの休日をしっかりと楽しんで、勉強も頑張りましょう!