さきほどの続きです
さて、少しだけ時間の都合がついたので続きを。
さっきのブログのような根性論のような話を持ち出すと、『いやいや山口さんは根性あるんでしょ?』といった嬉しい誤解を受けることがありますが、誓ってそんなことはありません。
ランニングを始めた当日、100メートルほど走ったところで息が切れて動けなくなってしまい、その場でスマートフォンで『中年 ランニング 危険』と検索しましたからね(笑)。
いや~もう出るわ出るわ。
『いきなりきついノルマを課すと嫌になって長続きしません』
『最初は自分のできるペースで無理なく始めましょう』
もういやっていうほどこんなのが出てきまして、おかげさまで三日と言わずその日にやめてしまいました。
でも思い出したんですよね。
学年ビリを2回取ってしまった中学2年生の頃を。
当時の山口、学校の授業にまったくついていけなくなったばかりか、担任の数学教師M田先生に『おまえみたいなバカは学校来なくていいぞ。』と言われて本当に学校行かなくなってしまったんですよね。
いや~、いい先生よりいやな先生の方が記憶に残ってますね。
もう本当自分が学年ビリになったのはこの先生のせい、と言いたいところなのですが違うんですよね。
やっぱり自分のせいなんです。
授業についていけなくなったのも自分のせいだと思わなければなりませんし、たとえどんなにひどいことを言われたとしても、山口のように腐ってしまう生徒もいれば、自らを奮い立たせる生徒だっていると思うんですよね。
もちろん、何でもかんでも自分の責任だと思いなさいというつもりはありません。
だけどできない理由を簡単に他のもののせいにしてはいけないんです。
その瞬間に、『自分のせいじゃない』⇒『できなくても(やらなかったとしても)仕方ない』になっちゃいますからね。
どん底のときってのは一部の天才を除いて誰にでもあって、そんなときは一人じゃどうしようもないかもしれません。
そのときは無理をせず、誰かに吐き出してみてください。
ちなみに自分は学年ビリで文字通りどん底をはい回っていたとき、後に現役で東大に行くことになる『針本君』という男に相談して、めちゃくちゃ成績が上がりました。
ただしどぎつかったですけどね・・・。
今でも忘れられない『山口くんって学校の先生の悪口ばかり言ってるけど、それで君の成績が上がったりするの??』は衝撃的でした。
でも今でも思います、それこそが本当の友情なんだって。
そこで一緒になって『だよね~あいつの授業、全然分からないよね。』なんて悪口を言い合う仲だったら、今でもお付き合いは続いていないでしょうし、自分の成績も相変わらずどん底のままだったと思います。
その出会いがあったからこそ、まだまだ未熟ながらみなさんに指導させていただく機会をいただけていると思います。
さあ頑張ろう!
月並みですけどね。
受験ってしんどいんですよ。
ライバルだってもちろん強力なんです。
でもそれを苦労して乗り越えたとき、他の何にも代え難い幸せが得られますし、そこで得たものは一生ものです。
だから今日も一日頑張りましょう!