成績優秀者発表
成績優秀者発表です!
今回5名ほどご紹介したい塾生がいるのですが・・・ちょっとこちらの都合などにより、1名ずつご紹介していきたいと思います。
しかしながらその前に、連日報道されている公立の小学校の先生による先生いじめ、何なんでしょうかね?
山口自身も中学2年生の頃に、定年間近の堅物数学教師M田先生に、『おまえがいるとみんなにバカがうつる。』だの『おまえみたいなやつは本当に学校に来なくていいからな。』と言われ、本当に不登校になってしまい0点を2回、学年ビリの成績を取ってしまったわけですが、子どもというのは先生の言うことは無条件に信じてしまうものなんです。
それに不思議なことに・・・いい先生の言葉よりも、悪い先生の言葉が大人になっても忘れられません。
皮肉な話ですが・・・。
例の小学校の話を聞けば聞くほど、ここ三河の小中学校や高校は大丈夫かなと心配になってしまいます。
たま~に変な話も耳にしますが、こればっかりは誤解を恐れずに言えば当たりはずれはありますし、保護者様が見守っていく必要があります。
いい先生もいれば、そうではない先生もいますので・・・。
そうなってくると、もちろん手放しで称賛するわけではないのですが、やはり世間一般で評判がいい高校や、環境の整った私立の中学校などが良いのかなとも思ってしまいます。
ただ、これは山口個人の主観ですので、一つの意見としてお読みいただければ幸いです。
さて、本題に戻ります!
先日の『GTEC刈谷高校1位』に引き続きまして、今日も同じく刈谷高校の塾生からです。
先日の塾生とは別の塾生ですね。
え~と・・・いつもならここで模試の結果を貼らせていただくところなのですが、先日機種変更したiPhone11の調子が悪いので、文字と数字でお伝えいたします。
いや、ウソではないですよ!
不具合の修正が終わり次第、また改めてご報告いたしますので。
では以下ざっくりですが、
『偏差値67!』
『刈谷高校学年28位!(高校2年生ですので国英数の3教科判定です)』
文句なしですね。
ちなみにこれまたざっくりですが、刈谷高校を指標にすると、『学年80位以内⇒名古屋大学』『学年40位以内⇒大阪大学、早慶上智』『学年5位以内⇒東大、京大』と考えてもらって差し支えないと思います。
彼の現時点での成績はまったく申し分ないのですが、いかんせん目標が高いので、今の成績と学習を維持していくことがマストです。
もちろん、彼の不断の努力の賜物なのですが、手前味噌ながら当塾のカリキュラムも、現在の彼の成績の一助となっております。
本当にこんなことを言うと『本当に??』とツッコミをいただきそうですが、彼が入塾してきた2年前の時点で、おそらく今の成績に落ち着くだろうと目論んでいました。
その目論みこそが当塾のカリキュラムなのですが、彼が入塾してきた中学3年生の11月、その後1か月で中学校の内容を終えてしまいました。
その後の3ヵ月、もちろん公立高校入試対策を進めつつ、高校の内容もどんどん進めていき、公立高校入試の頃にはセンター試験の過去問を解いたりしていました。
そんなこと意味があるの?とか、誰にでもできるわけじゃないでしょ??・・・とこれまたツッコミをいただきそうですが、間違いなく意味はありますし、本当にやる気があれば誰でもできます(ただし、並のやる気ではお勧めいたしません)。
刈谷高校に入ることはもちろん大きな目標ですが、有体に言ってしまえばそれは通過点にすぎません。
多くはありませんが、刈谷高校に入っても著しく学力を落としてしまう生徒はいるのです。
その先に大学受験が・・・ましてや旧帝大クラスの目標があるのであれば、刈谷高校や西尾高校に合格して喜んでいてはいけないのです。
かといって、入塾当初の彼にはそこまで先のビジョンはなかったのですが(中学生なのでそれが普通です)、山口は勝手に『名古屋大学』と思って学習計画を立ててこれまで進めてきました(ちなみに彼の第一志望は名古屋大学ではありませんので悪しからず)。
さて、ここではっきりとお伝えしておきたいのですが、こういった計画にはどうしても時間がかかってしまいます。
今年度は早期の段階で受験生の入塾を制限させていただきましたが、その大きな理由の一つに『高校3年生の対策は1年足らずでは難しいから』というのがあります。
例えばの話、学習習慣もしっかりあって、それまでにも一生懸命努力を積み重ねてきて、志望校の判定もB判定以上出ていますという高校3年生なら、いくらでも対策は立てられます。
ただ残念ながら・・・、それまでに勉強もサボってきて、はんていもD判定未満ばかり出ていて、それでも『勉強は嫌いだけど、○○大学には行きたくないんです』なんて受験生の目標を叶えられるほどの力を、当塾は持ち合わせていません。
今回紹介した彼をはじめ、他にも当ブログの常連の医学部志望の塾生もそうですが、彼らはみな長い時間、時には何かを犠牲にしながらこれまで頑張ってきたのです。
さて、一体全体何の話をしているのかと思われそうですが、大きな目標を成し遂げようとうするならば、どうしたって長い時間がかかるのです。
山口は以前、某大手学習塾に籍を置いていたのですが、そこの戦略(そこというよりもほとんどの大手学習塾になりますが・・・)は、『夏や冬にガンガンCMを打って、危機感を持った受験生にどんどん入会してもらう』というものでした。
・・・なんて言うと『他社批判か!』なんて思われそうですが違いますよ!
これは単純に、考え方と戦略の違いなんです。
逆に言えば、当塾は『新規受験生は受け入れない』と言っているわけですから、本当に残されたわずかな時間を頑張りたいという受験生にとっては、こういった大手学習塾の存在はありがたいはずです。
ただし・・・。
これも厳しいことを言いますが、今回紹介したような『何年間も時間をかけて、計画的に努力してきた受験生』に、何の学習習慣もなかった高校3年生が、たったの3ヵ月で追いつけるのでしょうか??
勉強だとピンと来ないかもしれませんが、これは『野球の練習をしてこなかった子が、高校3年の春から野球を始めて東邦高校のレギュラーになりなさい。』と言っているくらい無理難題なんです。
いや、野球ならまだ、持って生まれた才能などもあれば、1万人に1人くらいはそういう高校生もいるのかもしれませんね。
でも勉強だけは違います。
多少の地頭の良し悪しは関係するかもしれませんが、ほとんどの場合においては『単純にどれだけ時間をかけて頑張ってきたか?』しかないのです。
冒頭で今回紹介しました塾生の男の子が『こうなるだろうと思っていた』というのは、飽くまでも彼が一生懸命頑張ることを3年以上継続することが条件だったのです。
そしてそれは学年が進めば進むほど、目標の達成を困難にしていきます。
極端なことを言えば、『今偏差値が50以下で、明日センター試験なんですが、東京大学に合格したいんです。』なんて言われても、可能性はゼロです。
天文学的な確率をクリアして、何億分の1の確率でセンター試験で800点以上取れたとしても(それは地球が生まれるくらいの確率だと思いますが・・・)二次の記述が絶対にクリアできないので合格することはありません。
『円周率が3.05よりも大きいことを証明せよ。(もちろんオール記述)』
以下の英文を和訳せよ。
“The notion that every problem can be studied as such with an open and empty mind , without knowing what has already been learned about it , must condemn men to chronic childishness.”
どちらも東大の二次の問題です。
ここまで極端な例じゃなくてもいいです。
ただ、今現在で判定がE判定しか出ていなかったり、偏差値が50を切っているようなら、それは今までサボってきてしまったということですし、上位陣とのギャップを埋めるには、能力以前に時間の問題で難しいのです。
そもそも模試の結果を見てください。
仮にA判定だったとしても、そのA判定の人数がすでに定員オーバーのことだってあります。
人気のある大学なら、A判定でも上位の方にいないと危ないということです。
少しとりとめのない話になってしまいましたが、当塾の塾生に限らず、成績がいい中高生というのは、ただシンプルにやるべきことをコツコツ積み上げているのです。
みんなが遊んでいる間に。
みなさんが第一志望にどうしても行きたいというのであれば、ただただ単純に努力を積み上げていくしかありません。
当塾は指導とカリキュラムに対して絶対の自信を持ってはいますが、それでも『偏差値40から半年で早稲田に合格!』『全然勉強してこなかった僕が、たったの一年で旧帝大に合格!』・・・なんて書店の参考書コーナーの一画に並んでいる本のタイトルのような離れ業は絶対にできません。
そういうミラクルをご期待であれば、当塾は選択肢から外した方がいいです。
ただし本当にやる気があって、実直に努力を積み重ねられる諸君ならいつでもwelcomです!
君の夢を叶えるお手伝いをさせてください!
・・・とは言いましたが、先日ご報告しました通り、当塾は入塾を締め切らせていただきましたので、本当に合格による退会者待ちという状態になっています(もちろん、現在体験授業が組まれているご家庭につきましては、きちんと枠を空けておりますのでご安心ください)。
学習相談と体験授業(今は英語のみとなっています)だけはいつでもお受付いたしておりますので、お気軽にご相談くださいませ。