成績優秀者発表【偏差値74.9!】
というわけで、どんどん模試の結果が返ってきています。
高校3年生はここまで来たら一喜一憂する必要はありません(むしろしてはだめ)。
結果が良かったからといって兜の緒を緩めていいわけではありませんし、さりとて悪いからといって落ち込んでも、みなさんの学習に良い効果など及ぼすはずもありません。
良かろうが悪かろうが、今から約2か月間は死に物狂いで勉強してください!
寝る間を惜しんでもかまいません。
難関校に合格していく人間は、少なからず無茶をしています。
『質の良い睡眠をとらないと学習効果が・・・』ってそれはもちろんそうなんですけどね、そんなことがいの一番に口をついて出る受験生ほど、これまでに何も積み上げていなかったりします。
何年も何年もコンスタントに頑張ってきた高校3年生が言うならまだしも、第一志望合格に向けてそれに見合った努力が積み上げられていなかったのなら、これはもうどこかで無理するしかありません。
大丈夫。
勉強し過ぎて命を落とした人なんていないですから。
それに失敗しても大丈夫。
本気でその夢に向かって頑張ったのであれば、その後はいくらでも挽回できます。
・・・と話がそれたので本題に入ります。
【西尾高校2年生の女の子 偏差値74.9!】
ものすごい・・・。
そして毎回毎回同じことを繰り返しますが、『彼女が頑張ったから』出た結果です。
本人の不断の努力なしに、この結果はあり得ません。
前回紹介した塾生も高校2年生なのですが、当塾の高校1年生と2年生合わせると、偏差値65を超えている塾生が14名います。
・・・なんてことを言うと『じゃあ高校3年生は頑張っていないのか!』と思われそうですが、そうではありませんよ!
現に今の高校3年生はすでに5名が推薦の合格を勝ち取っていますし、一般受験組もここに来てA判定やB判定が出るようになりました。
ただ現高校3年生達、恐らく今のまま頑張ってくれたなら間に合うのですが、スタートダッシュがあんまりよろしくなかったんですね。
結果として間に合いそうだからよいのですが、夏以降にエンジンがかかった感じで、私たちとしても早期段階で新規入塾に制限をかけて、全精力をここまで注ぎ込んできました。
あとちょっとだからこのまま最後まで頑張りましょう!
さて話を戻しますが、今の非受験生の子達というのは、非常に主体的に頑張れています。
・・・正直なところ、私たちはそんなガミガミ言っていません。
もちろん、指導の計画を立てたり、実際に指導をするのは私たちなのですが、やはりやるのは本人ですからね。
どんなに綿密な月単位、年単位の計画を立てたとしても、サッカーにしか興味がない中高生に野球を指導しても何の意味もありません。
逆に入口の時点で、本人にやる気さえあればどうとでもなります。
さて、現時点で高校2年生のみなさん。
みなさんはもうすでに受験生であることを自覚しなければなりません。
前回や今回紹介させていただきました塾生達(今週末も何名か紹介させていただきますが)、彼らというのはもうすでに2年、場合によっては3年4年と努力を積み上げてきた高校生なのです。
みなさんは受験まであとどれくらいの時間が残されているか考えてみたことがあるでしょうか?
約400日。
正確には400日切ってしまっています。
厳しい言い方になってしまいますが、客観的に見て、この今まで一生懸命努力を積み上げてきた連中に、たったの400日で追いつこうとするならば、これはもう相当な覚悟と努力が必要になります。
今の時点で偏差値が65を超えているような高校2年生は、ここから手を緩めるどころか、ますます追い込んでいきますので、現実は『差は開く一方』なのです。
偏差値というものはあまりいい響きではないかもしれませんが、相対評価という点においてこれほど平等なものもないでしょう。
そしてあまねく全ての受験生が、平等に当日合格点を取れた取れなかったかで合否が決まるのですから、これはもう少しでもいい点を取るために努力を積み上げるしかありません。
ちなみにですがこれまでもブログで紹介してきましたように、当塾では可能な限りの前倒し指導をしておりますので、高校2年生の段階で高校で学ぶ内容を全て終えている塾生も少なくありません。
そうなるとどうなるかというと、高校3年生になってからは国立二次対策や、難関私立対策に没頭できるのです。
私たちはこれまでにも、数多くの(もっと早く来てくれていたら・・・)という受験生を見てきました。
高校3年生の夏休み前に、塾のキャンペーンだからという理由で訪れる全然勉強をしてこなかった受験生に、『大丈夫!当塾なら絶対に間に合います!』というのは、無責任を通り越して詐欺なのです。
大学受験が高校受験のように絶対評価ならば、あるいは可能性はゼロではないかもしれませんが、相対評価である以上、合格点より一点でも多く取ったか否かで全てが決まります。
ここまで頑張ってきた高校2年生達は、多少のバラツキはあれども、延べにして2,000時間前後は勉強しています。
この2,000時間の差を埋めて、なおかつこれから進んでいく学習も並行して進めていくとなると、これはもう相当にきつい。
まして高校3年生の夏休みからなんて、現実的に間に合うわけがない。
でも今なら間に合うんです。
そのためには闇雲な学習計画を立てるのではなく、できれば俯瞰で正しく無駄のない計画を第3者に立ててもらうのがベストです。
もう一度お伝えします。
高校2年生は受験生です。
みなさんに残された時間はたったの400日。
受験に必要となる英語の学習時間は1,000~1,500時間、次に時間がかかるとされている数学が1,000時間。
この二つだけで少なく見積もっても2,000時間強が必要です。
残りの時間400日でこの数字を割ると、なんと英語・数学だけで『1日5時間』もの学習が必要となります。
もちろん、これまでに積み上げた学習もゼロではないでしょうから、必ずしもこの数字にはならないとは思いますが、もしも自身の学習に不安を感じているのであれば、今すぐに対策を取らなければなりません。
部活動をやってたり、理系に籍を置いている生徒諸君ならなおさらですね。
明日からではなく今日、今日1日の積み上げが受験につながっていきます。
なりふり構わず頑張りましょう!
※塾生のみなさん、いつもいつもブログでの紹介に協力してくれて、本当にありがとう!
広告宣伝をまったくやっていない当塾に取って、これほどの宣伝もありません。
そして素晴らしい合格実績を作ってくれた卒塾生一同も本当に本当にありがとう!
これから10年後20年後は、みなさんにとって本当に厳しい時代になっていくと思いますが、これだけ頑張ったみなさんですので、時代の荒波に揉まれながらも幸福な人生を送れるものと確信しております。
受験は長い人生のただの一通過点に過ぎません。
これから先もこれまでと同様に、時には泣きたくなるほどつらい目にあったりしながら、楽しく人生を謳歌してください。