やる気のない中学生にやる気を出してもらう方法(2)

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教室長ブログ

ついに公立高校入試が終わりました!

結果が出るのは先ですが、うちの塾生に関していえば大丈夫だなと自信を持っています。

今年は理科などが難化していましたが、全体的に傾向の変化については想定内だったなと思っています。

都築先生によると、愛知県の5教科の中で最も難しいのは英語だとのことです。

それは毎年の平均点を見れば明らかで、26年A日程では驚愕の『7.6点(38点)』という信じられない数字になっています。

これは自信を持って言えますが、『担任制指導のFIX』の塾生に限っていえば、昨年と今年で『75%』を切った生徒は1人もいません。

当塾は5教科対応の塾ではありますが、取り分け英語に関していえば、どの塾にも負けないノウハウを持っていますし、どの塾よりも成績を上げると自負しています。

 

そして数学に関して言えば、愛知の公立高校入試問題は非常に作戦が立てやすいです。

何せ配点がほとんど1点で、8割が基礎問題、難易度も『空間図形や相似』を除けばそんなに高くないので、ある程度の時間があれば、どんなに数学がニガテな生徒でも『70%』を取るカリキュラムを立てることは難しいことではありません。

 

しかしながら、どこがニガテでどこが得意なのかも分からない、その状態で集団授業でどんどん進んでしまうと、受験成功のためのカリキュラムを立てることは困難でしょう。

想像してください。

一次方程式の利用問題が分からない状態で、二次方程式の利用問題の集団授業を受ける。

一次関数の利用問題がまったく理解できていないのに、二次関数の利用問題の授業を受ける。

図形の性質や、合同証明のことなんかすっかり忘れてしまったのに、『相似な図形』や『空間図形と三平方の定理』の指導を受ける…。

生徒にとって、これほど苦しくかわいそうなことはありません。

 

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さて!本題に入ります!

前回に引き続いてなのですが、今回も『効果がない言葉』をご紹介いたします。それは・・・

『あなたはやればできる子』

です。

これは私だけが言われていたフレーズだと思っていましたが、どうやら日本全国、北は北海道から南は九州まで・・・勉強が大っ嫌いな小中学生が言われ続けている定型文のようです。

ということは、『効果はゼロ』なんだと思ってください!

この言葉はすべてのお子さんに当てはまります。

そりゃ誰でも『やればできます』よね?

そんな当たり前のことを毎回毎回感情のない感じで、時にはうんざりしたような雰囲気で言われても、効果が出なくて当たり前です。

私も長いこと通知表に、『やればできるお子さまですが・・・』と書かれ続け、(はいはい分かったよ)くらいにしか思わなくなってしまっていました。

 

そもそも『やればできる』という言葉は、肝心の今を全否定していますよね?

子どもは非常に敏感です。理屈で分からなくても、本能で『今の自分はダメなんだと言われているんだ・・・』、と気付きます。

前回の『勉強しなさい!』『あなたのためを思って・・・』などに続いてですが、根気がいらなくてお手軽なものはまったく効果が出ないと思ってください!

とはいえ、お父さんお母さんからしたら大切な我が子を思うのは当たり前、お小言の一つも言いたくなるのも当然だと私は思っています。

それではどういった言葉をかけてあげて、どういった振る舞いが効果的なのでしょうか?

すみません!

これから授業に入りますので、また暇を見つけて更新いたします!

 

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