数学が得意な生徒は読まなくてもOKです(愛知県公立高校入試問題)

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教室長ブログ

こんにちは!

今年度も塾生たちが素晴らしい合格実績を出してくれたので、早稲田やMARCHといった華やかな話が続いていましたが、これは飽くまでもごく一部のお話です。

当塾では今もなお、『早慶上智』を目指す生徒、『医学部医学科』を目指している生徒が教室に足を運んでくれていますが、メインは『愛知県公立高校合格』を目標としている生徒達です。

特にここ三河地方は、本当に優秀な公立高校がひしめいています。

三河地方の中学生のほとんどが公立高校を目指していくのは、ごく自然な流れと言えます。

 

 

さて、普段から英語の話ばかりしているので、今日は数学の話をしていきたいと思います。

みなさん数学は得意でしょうか?

タイトルの通りなのですが、数学が得意な生徒はこの先を読む必要は一切ありません。

しかしもし少しでもニガテ意識があるのであれば、ご自分のペースで構いませんので読んでいただけたらと思います。

そして私も数学は大のニガテです。

 

 

え!教える側なのに数学ニガテなの!?大丈夫?

 

まぁまぁ少し落ち着いてみてください。

 

例えばの話、数学が得意な先生が数学を教えることができるのは当たり前の話です。

ですが、数学の天才が教える授業は本当に分かりやすいのでしょうか?

もちろん分かりやすい先生もいます。

しかし天才的なひらめきを持った数学の達人の指導は、公立高校の入試レベルではまったく必要ありません。

むしろ、数学がニガテな目線で進める授業の方が分かりやすいことも多々あります。

あ~これはね、こーこーこーだからこうなるんだよ。QED!(証明終了という意味です)』という指導だったらどうでしょうか?

数学の先生はきっとみんな数学が得意なんだと思います。

それでも、学校や塾に通っている生徒全員が数学で高得点を取れるわけではありません。

得意な子、不得意な子に分かれていくのです。私はそんなニガテな生徒たちのために、ニガテ目線で指導をさせていただいています。

 

それを踏まえて次の問題を見てみましょう。愛知県の公立高校入試では必須の『時間・速さ・距離の方程式』の問題です。

 

 

【問題】 ひろ子さんとユリさんは、学校を午後3時30分に出発して図書館に向かった。

ひろ子さんは、学校から図書館までの道のりを歩き、午後4時2分に着いた。

一方、ユリさんはまず学校から自宅までを歩き、自宅から図書館までは自転車で進んだ。

ユリさんの歩いた道のりと自転車で進んだ道のりを合わせると、ひろ子さんの歩いた道のりよりも960m長くなったが、

ユリさんはひろ子さんよりも12分早く図書館に着いた。

学校からユリさんの自宅までの道のりと、ユリさんの自宅から図書館までの道のりは、それぞれ何mであるか。

ただし、2人の歩く速さは毎分60m、ユリさんの自転車の速さは毎分300mである。

 

 

どうでしょう??

ちなみに私は数学は大のニガテなのですが、この問題は難しくは感じません。

なぜなら簡単な考え方を知っているからです。

この問題を数学が得意な人が見た時、ほとんどを頭の中で組み立ててしまい答えに辿り着くと思います。

ただしそれができる中学生はごくわずかです。

ちなみにこの問題の正答率は18%。

西尾中なら45番以内、鶴城中なら60番以内、一色中なら40番以内、吉良中なら42番以内・・・

とこの辺にしておきますが、とにかくこの問題が解けるのはそれくらいの成績上位者ということになります。

 

しかしこの問題は数学が大のニガテな私でも解けるのです。

続きはまた後ほど・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

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