さて、先ほどはなかなか強烈な内申点をご報告させていただきましたが、中には(すごいな~、自分はそんなになかったな…。)と凹んでしまう中学生もいるかもしれません。
でも気にしないでいいです。
絶対評価ほどあてにならないものはありませんので。
不肖山口、友人にも親戚にも公立中学校や高校の教師がいますが、彼らはみな口をそろえて『全員を100%評価できているわけではない。』と口を揃えて言います。
そりゃあそうですよね。
テストの点数だけで評価するのならまだしも、『授業態度』『提出物』『その他もろもろ』も評価の対象に入るわけですから、目の前の生徒全員を正当に評価することなんてできるわけがないですよね。
だからと言って、『絶対評価』を完全否定しているわけではありません。
もちろん、生きていく上でテストの点数以外にも大切なものはたくさんあるでしょうし、それを小学校や中学校の頃から培うことは必要だと思っています。
問題なのは、『そのシステムでは、きちんと評価されない生徒だって出てくる』ということを言いたいだけです。
だから、自分の思うような評価がもらえなくても、気にすることはないですよ。
ただし、『本当に全力を尽くしているのであれば』ですが。
君の全力を出し切っていないのに、周囲や環境のせいにするのははっきりと間違いであるとお伝えしておきます。
【もちろん”would”には他の用法もありますよ!】
先ほどのブログの内容止まりだと、(いやいや、『描出話法』や『運命』の”would”もあるよ!)というハイレベルな受験生のツッコミがあるかもしれませんので改めて念を押しておきますが、飽くまでも『中学生が抑えておくべき、基本的な”would”の用法』について言及しただけですので、その点ご理解いただけたら嬉しいです。
ただ、描出話法なんて超難関大でしかお目にかかったことはありませんが。
とにもかくにも、”would”の基本について120%理解してもらった上で、難解な用法にもチャレンジしていただけたらと思います。
同じことで、”could”も”can”とは別の助動詞だと思ってもらえたら嬉しいですね。
恐ろしいのは。
中学校の頃に誤った知識で覚えてしまうと、高校に入ってから修正するのは相当難しいということです。
山口が悪いのか、それとも中学校の頃の英語の先生の指導がまずかったのか、それは分かりませんが(おそらく前者ですが)、とにもかくにも山口は『”would”は”will”の過去形』ということを、英語学習の根っこの部分で植え付けてしまったがために、高等英語の理解に10倍時間がかかってしまいました。
何事においてもそうですが基本は本当に大切で、間違った基本を土台にして積み上げた知識や技術は使い物にならなく、その修正には膨大な時間がかかります。
これは本当に辛いことです。
何せ、何年間も一生懸命信じて積み上げたものを自分の意志で捨てて、もう一度ゼロからスタートしなければならないのですから。
それが時間が限られた受験生ならなおのことです。
私もこの教室で、進学校に通う『はじめまして』の高校生に何度も指導をさせていただきましたが、かわいそうに『間違った基本』を覚えてしまったがために、その修正に大変な時間と労力がかかってしまう受験生が何人もいました。
ただ、それでもほとんどの高校生が偏差値60、70を超えていきましたのでご安心を。
でも、こんなにかわいそうなことはないと思うんです。
本人たちは一生懸命中学時代、あるいは高校時代を頑張ってきたのに、その知識が根底から否定されるのですから。
荒療治にはなりますが、その場合は忖度せずにはっきりと『学習法が間違っていた』ことをお伝えさせていただきます。
そうじゃないと、なかなか次のスタートに踏み切れませんので。
そしてはっきりと申し上げさせていただきますが、今この西尾市内にも、そういう罪のないかわいそうな中高生が数えきれないほどいます。
もちろん、それは普段のみなさんの努力も大切なのですが、ここはシビアに『偏差値』で判断してください。
どれだけ努力を積み重ねていたとしても、偏差値が伴っていないのであれば、その努力は間違っています。
どれだけカバディの練習をしても、野球やサッカーがうまくならないのと同じです。
野球は野球の、サッカーはサッカーの専門家の指導を仰ぐ必要があるのです。
例え英語の教師だろうと、誤った指導をする教師なら、それはカバディのコーチです。
そんなわけで...、実際に中学時代に英語のテストで0点を取ったことがある山口だからこそ、みなさんに必勝法をお伝えできるのではないかと思っています!
西尾市内の中高生のみなさん、いつでもWELCOMEですよ!