20年後を生き抜く力を身につけなければならない

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保護者様へ

もう書きたいことが貯まりに貯まってどうしようもない山口です!

 

最近は受験も佳境を迎え、毎日の授業準備も授業以上の時間と労力がかかっていますが・・・この仕事をさせていただいていてこれほど幸せなことはありません。

塾生達の明るい未来が私たち講師陣の努力にかかっているのかと思うと、一層身が引き締まる思いですし、その労苦が報われた時の喜びは何にも代え難いものです。

 

・・・と、いきなり冗長な滑り出しになってしまいましたが、今日は簡潔に書きたいことをまとめていきます。

このブログは何名かの塾生も読んでくれていますが、今日の内容は塾生諸君が読んでもとってもつまらないと思いますので、読まなくても大丈夫ですよ!

英単語でも覚えてください(笑)

 

【10年後、20年後の日本】

私のような街の塾講師が言うまでもなく、日本の将来というのは相当厳しいものがあります。

私が大学生になったばかりのころ、日本四大証券会社と言われていた山一証券の倒産は衝撃的でしたし、それからのこの20年間強(正確には、バブル崩壊を含めれば30年ほど)、少子高齢化やデフレスパイラル、人口一極集中化などで日本経済は悪化の一途を辿っています。

 

それは具体的に私たちの生活にも直結してきました。

『医療保険が1割負担から3割負担に』『消費税をはじめとする税金アップ』『年金受給年齢の引き上げと受給額の減少』『外国人労働者の増加』『それに伴う日本人労働者の賃金減少』などなど、はっきりと誰にでも分かる形で、私たち民間人に直撃しています。

 

言うまでもありませんが、この波はそう簡単には収まらないどころか、悪化の一途を辿ると言われています。

それも当然の話で、単純に『ない袖はふれない』からです。

 

日本の借金は増え続ける一方であるにも関わらず、それを改善する働き手が減っていく一方ですから、国の借金が減るどころか、私たちの生活を削って補填していくしかありません。

 

日本人労働者に高い賃金を払うことも難しいので、誰にでもできるような仕事は、安い賃金でも文句を言わない外国人労働者にどんどん取られていきます。

 

年金にしても、その年金はこれからを担う若い日本人労働者が負担していくわけですが、高齢者は増える一方で支出は大きくなるものの、それを賄う労働力は減少していくわけですから、若者の負担額の増加と受給金額の減少は、今以上に拍車がかかることでしょう。

 

 

【そんな荒波を乗り切るには学力という知的財産を身につけるしかない】

先にも申し上げました通り、処々の理由に加えてAIの進化により、人間の仕事はどんどん減っていくと言われています。

大手メガバンクは事務処理を機械にシフトチェンジしていく動きを取っていますし、自動車の無人運転が実現すれば、運輸という仕事も機械にとって変わられる可能性があります。

 

もちろんそうならないかもしれませんし、もしかしたら経済そのものが突然好転することもあるのかもしれません。

しれませんが、そんな『起こるかどうか分からない話』に将来を委ねるのは賢明とは言えません。

 

そのためにも学歴は必要なのです。

 

使い古された表現ではありますが、学歴は一生ついて回る最高の資格なのです。

そしてその中でも、英語ができることはこれも何にも代え難い最高の武器なのです。

 

実際私自身も、拙い英語力ではありますがこれまで何度も英語に救われてきましたし、今もこうして満足のいく日々を過ごせています。

 

そんなことはありませんが、仮に今の仕事が無くなったとしても、おそらく生きていく上で困ることはないと思われます。

 

どういうわけだか分りませんが、ここ日本に住んでいて英語を使う機会などほとんどといってないはずなのに、何故だか分かりやすい形で英語は優遇されています。

 

そしてありがたいことに、英語という学問はやる気さえ出せば、絶対に誰でも成績が上がるのです。

 

言語ですから。

 

ただ、私たちが普段使っている日本語とは、まず仕組みが全く違うので、そこをしっかりと理解して学習に反映させていかなければなりません。

・・・と、今日はそういう話ではありませんでした。

 

とにもかくにも、好むか否かはさておき、益々厳しくなっていくであろう10年後20年後を生き抜くためには、残念ながら他の誰かが持っていないような武器を持つ必要があります。

 

ここでいう『生き抜く』とは、ギリギリなんとか生き延びる力というわけではなく、心身ともに豊かな生活が送れるという意味です。

 

人生は一度キリしかありません。

 

そのたった一度の人生、せっかくだから一番行きたい大学に行って、自分がやりがいを見出せる仕事について、休日の日にはしっかりと休んで自由な時間を過ごせるような未来にしなければなりません。

 

学歴が全てではない。

 

もちろんそうなのかもしれませんが、豊かな生活には満足のいく仕事は必要不可欠であり、そのことを考えるとき、学歴は切っても切り離せない大切なものなのです。

 

実際のところ学歴などよりも大切なものはあるのですが、その部分はなかなかすぐには他人から評価されない部分です。

 

さて、いつも通り長丁場になってしまいましたが、最後までお読みいただきましてありがとうございました。

 

ただそうは言っても、肝心の勉強をやるべき主役の中高生にどうやってやる気を出してもらうかですよね??

 

勉強するのは私たち大人ではありませんし、ここでああだこうだ言ったところで、当の本人たちが勉強しないのであれば全て絵に描いた餅です。

 

そんなわけで明日か明後日あたりに、今日の続きを書かせていただきます。

タイトルはもう決まっていて、【子どものやる気をそぐ環境と言葉】です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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