読書に対する山口の見解が若干間違っておりましたので、修正させていただきます

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雑談

折に触れて読書の重要性についてお伝えしてきましたが、これまでは


『何とか1日30分でもいいから本を読んでほしい』


くらいのふわっとした内容でした。


あんまりきついことを言っても、今の中高生は本を読まないですからね。


厳しい話、これほどしつこく声掛けをしているにも関わらず、当塾ですらちゃんと読書をしている塾生は5名程度です。


ただし、その5名は全員が学年の上位10%以内、もしくは偏差値が70を超えています。

(※もちろん、読書をしていなくても同じくらいの成績を出している塾生はいますが)。



ここで重要なのは、

『本を習慣的に読んでいる中高生は100%成績がよい』

といということです。


ただの一人の例外もなく。




【『読書はなぜ必要なのか』というワードで検索してみてください】


以下は『学研オンライン』さんからの引用です(※山口の発言ではありません)。


ぜひ保護者様もご一読くださいませ。



これについては幣ブログでも散々申し上げてきましたので、改めて言うほどのことではありません。

読んだことがない文章表現を、中高生がゼロから生み出せるわけがありません。

不可能です。


体感ですが、実際に読んだものを自分自身で表現できるようになるためには、『10倍のインプットが必要になる』と考えています。

それは英作文なども同じですね。







正直この認識が誤っておりました。


あまりにも現代の中高生が本を読まないため、苦肉の策で

『毎日30分でいいから本を読んでね』

と声掛けをしていたのですが、全然足りなかったようです。



あとはっきりと申し上げておきますが、現代文の成績が悪い生徒は総じて英語の偏差値も低いです。


ただ、中学生や高校2年生の夏くらいまではそんなことはありません。


英語の問題そのものがものすごく簡単ですので。



まあ読書習慣なんてなくても、現代文の成績が悪くても、英語だけ飛びぬけてよいということが往々にしてあります。


しかし高校2年生の11月、1月の模試あたりからこの問題は一気に芽を出してきます。



学研オンラインさんによると、


『1ヵ月に3冊、できれば5冊以上の本を読み続けて、3年間で300冊読む頃に身になってくる』


とあります。


もしもこれが本当ならば厳しい話、読書の習慣が無かった高校2年生・3年生は、今から頑張ったところで身にならないということになります。


(※山口が言っているのではありません。学研さんがそういっているのです)。

さらに付け足しますが、読書の習慣がない中高生は、集中力が低い傾向にあります。


高校3年生から慌てて受験勉強を始めても、集中して勉強に向かうことができないのです。


(※当塾が高校2年生12月以降のご入塾をお断りしているのは、第一志望合格に間に合う可能性が極めて低いと考えているからです)



【もう一度ご紹介させていただきますが、こちらの中学2年生の男の子はものすごい量の本を読んでおります。】


土曜日にご紹介しましたこちらの中学2年生の男の子ですね。


もちろん読解力、理解力もすごいのですが、とにかく書く文章がものすごい。

正直に申し上げて、現時点ですでに岡高生や刈高生と変わらない文章をスラスラと書いているのです。


当然ですが、漢字にものすごく強いです。


書けそうで書けない『排泄物』という漢字もサラっと書いてくれました。


もちろん、どこかで目にしたことがあって、それを自分で書けるような経験を積んでいたからです。


お母様のお話では、

『とにかく本にのめり込み過ぎるので心配なんです。』とのことでしたが、いや、もうメリットしかありません。


塾の人間である私がこんなことを言うのも何ですが、

『多少公立中学校の授業を犠牲にしても、読書を頑張ってもらった方がいいくらい』

と個人的には思っています(※もちろん、山口の独断と偏見によるものですので悪しからず)。



仕方ないと言えば仕方ないのですが、愛知県の公立高校入試(※しかも5教科すべてオールマークという恐ろしさ。外国人以外誰も得をしません)、そしてその対策に準ずる公立中学校の指導すべては、


『読み、書く力よりも、ただ得点することを最優先する』

ものになっています。


もちろん、愛知県の教育委員会がそう定めているのですから、学校の先生には何の責任もありません。


しかし、本を読み、自分の力で文章を書けるようになるためには、気が遠くなるほどの膨大な時間が必要になります。


本当にしつこいようですが、『学研オンライン』さんがそう言っています。


山口ではありません。


しかし長いことこの仕事を続けさせていただく中で分かったのですが、



『どれだけお声がけをしても、中高生が進んで読書をすることはありません』。



仕方ないと言えば仕方ないのですが、


『読書が英語や数学の偏差値アップにつながる』

とはどうもイメージしづらいのかなとも思います。




もちろん、読書の習慣が全くなくても、偏差値が70を超えるような優秀な受験生もたくさんいました。


それならそれでいいんです、読書なんてやらなくても。


ただ、『現代文や英語がニガテなんです』という中高生は『例外なく読書をしていない』です。



そして山口の指導理念ですが、


『恒常的な読書習慣無くして、現代文と英語の成績は上がらない』

というものですので、本を読む覚悟が無ければ、どれだけ山口の授業を受けても期待できるような効果は得られないと思います。



その場合、『読書なんてやらなくても、現代文や英語の成績は上がりますよ!』という理念を掲げている指導者の指導を受けるべきだと思います。




そしてこれだけは間違いなく約束できますが、読書の効能は後天的に得られるものです。


私自身、中学時代は現代文の点数は一けた台、英語にいたっては0点を2回取ったことがありますので。


(※ささやかながら自分が今持っている読解力や文章力、英語力などはその後に得られたものです。)













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