成績優秀者発表!(高校1年生)
そんなわけで、成績優秀者発表なのです!
当塾では珍しい、某中高一貫校に通う高校1年生の男の子です(ちなみに偏差値は65以上の進学校とだけ言っておきます)。
・・・。
ちょっと見づらいかもしれませんので補足を。
総合偏差値は『67.3』
数学の偏差値は『79』
学年順位は『500人中25番』
この数字を競争率が非常に高い、私立進学校でたたき出していることがすごいですね。
本人の希望がものすごく高いところにあるので、この結果に満足してもらっては困りますし、もちろん本人も今よりも高いものしか見ておりませんが、とにかく素晴らしい結果を出してくれたと思います。
なお、英語が一番低い数字なのですが、本人は中学時代に2級を取っておりますし、もうほぼほぼ準一級も射程圏に捉えておりますので、まったく問題なしです。
ちなみに山口、あまり英検準一級の教材は塾生には勧めないのですが(かなり難易度が高く、消化不良を起こす可能性があるため)、彼なら大丈夫かなと思い、とある教材を紹介しました。
普段の指導は都築先生が担当しておりますが、ここでは授業の内容云々はさておき、彼がどのような日常を送っているのかを紹介させていただきます。
彼の高校は名古屋市内にあるのですが、何度か始発の電車に乗ろうとしている彼を見かけたことがあります。
中学生の時から。
聞くと、『授業が始まる前に予習をしておきたいから』とのことでした。
う~ん・・・マジですか??
彼は自分から多くを語るタイプではありませんので、山口が気づかなければ、彼が始発の電車に乗って登校している、なんてことも知ることはなかったでしょう。
また、自分で各教科の点数や偏差値、ニガテな単元などをリストアップし、それを克服するために何が必要なのか?まで書きだして対策しているのです(・・・それ、自分たちの仕事なんですけどね)。
ただ、ここまでストイックに突き詰めるのは難しいので、受験生のみなさん全員にこうなってほしいとは思っていません。
しかしながら、難関校と言われる大学を目指している連中は、これくらい頑張っているライバルがいるのだということは頭の隅に置いておいてください。
残念ながらここ日本においては、受験で求められるのは結果だけです。
それは教育改革により、受験のシステムが変化しても変わりません。
もしみなさんが『どうしてもこの大学に行きたいんだ!』という大学があるのであれば、そのために何が必要なのか?そしてどのような行動をとらなければいけないのかは考えてほしいと思います。
もう一度言いますが、全員が全員、同じくらいやっていなければいけないと言っているわけではありません。
目標だって人それぞれですし、違う目標を持っていたけど、後で変わったり、または目標が決まる中高生のみなさんだっていることでしょう。
問題はその時に、早い段階から頑張ってきたライバルたちとの差をどうやって埋めていくかです。
学校の先生も塾の先生も、友人も両親でさえも、君の受験を代行することはできません。
他でもない君自身が、腹をくくって毎日毎日寸暇を惜しんで勉強してくださいね。
さて、センター試験が終了しました。
3年生のみなさんは国公立二次に、または私立大学の本試験に備えてください。
高校3年間の中で、ここからの一か月間が一番きついと言われています。
最後の最後ですからラストの一か月、気持ちを切らさずに頑張ってくださいね!
毎年毎年ここから奇跡のような逆転劇を、いくつも見てきました。
次はあなたの番ですよ!