大妻女子大学「比較文化学部」、愛知学院大学「薬学部」、名城大学「外国語学部」、立命館大学「グローバル教養学部」合格おめでとう!
というわけで、早くも推薦合格の報告をいただきました!
昨今の時流からか、4名中3名がグローバル系といいますか、異文化・異言語に関わる学部の合格者となりました。
おめでとうございます。
それにしても彼女達が素晴らしいのは…(4名中3名が女の子です)、合格が決まったのに塾を辞めないというところですね。
ちなみに高校時代の山口だったら絶対に塾を辞めて遊び惚けています(だからこそ、自分は第一志望に落ちたのだと思いますが)。
推薦で合格が決まっても、高みを目指して頑張る姿勢があればこそ、合格を勝ち取れたのだと思います。
2名は第一志望合格で、2名はまだ本命の受験が残っていますので、合格体験記はひと段落ついてからお願いしようと思っています。
合格者がいれば当然不合格者もいるわけですが、推薦で不合格になったからといって落ち込む必要はありません。
一般試験で合格を勝ち取ればよいだけですので。
かくいう山口も、実は高校時代にみなさんが行きたくないような、いわゆるFラン大学(この言葉は本当に好きではないのですが…)を推薦で受験して不合格になりました。
担任の先生も『おまえ…もう受かるとこないぞ…。』と絶句したくらいでした。
でも今思うと、そこには不合格になって本当によかったです。
結果として本試験で、同志社大学などの合格を勝ち取れましたし、それがあっての今があると思いますので。
「人間万事塞翁が馬」とはよく言ったもので(※受験生諸君、分からなかったらネットで調べてみてください)、不合格になったみなさんにとっては今は残念な結果に思われるかもしれませんが、それが結果として最高の結果につながる可能性がまだまだ残されています。
しかしそれもみなさんの努力次第。
まだまだ時間は残されています。
平日4時間、土日祝は10時間以上、それだけの学習を積み上げたなら必ず最高の結果が得られます。
逆に周りのライバルは、みなそれくらいの勉強は普通にやっているものと思ってください。
【それにしても…自習に来る塾生が少ないな~…。】
まあ来るか来ないかは自由意志ですので、自習に来なかった結果がどうなるかは本人の責任だと思っています。
もちろん、自習に来なくても自宅でしっかりと学習していて、偏差値70前後をキープしている塾生も何名かいますので、必ずしも自習そのものが成績に影響を及ぼさない場合もあるでしょうが、基本的に結果を出している中高生は、コンスタントに自習に通っています。
ちなみに、山口は中学時代、学年ビリや英語、数学で0点という不甲斐ない経験をさせていただきましたが、その後の勉強量で言えばみなさんには負けない自信があります。
2.0あった視力が、たったの1年で0.1まで落ちて、眼科医に『勉強のし過ぎだよ!』と言われたくらいですので…(実際にはゲームなどの影響もあったとは思いますが)。
正直なところ、今の塾生で当時の山口より勉強しているなと感じるのは、医学部を目指している高校生と刈高生、岡高生、一部の西高生と東高生だけです(”だけ”とか言って結構たくさんいましたが)。
結局のところ、成績の良しあしというものはほとんどの場合が単純な学習量に影響を受けている場合がほとんどです。
例えば東大や医学部に多数の合格者を出す中高一貫私立校なんかは、それこそ小学校のころからガチガチに詰め込んでいますし(それがいいことかどうかの判断は個々人に任せるとして)、勉強じゃなくても、例えばスポーツなどでも、全国大会に出て優勝するような学校は、平気で夜の22時まで練習しているようなところもあります。
もちろん、効率の良さなどは必要だとは思いますが、結果を出している者は当然そういったものはありきで、量を確保しています。
先日たまたまスポーツウォッチャーという番組で、卓球の伊藤美誠さんの特集を拝見したのですが、なんと男子の学生チャンピオンを2人同時に相手にする練習などを、毎日10時間続けているとのことでした。
ここで受験生諸君にご理解いただきたいのは、『これくらいの世界トップクラスのアスリートですら、これだけの練習を欠かさない』ということです。
普通に考えたら、凡人はもっと努力しないと、彼らのようなトップアスリートに追いつくことはぜったいにできないでしょう。
みなさんの今の学力と、第一志望合格にどれだけの隔たりがあるのか、それはみなさんの目指す学校や学力により異なるでしょうが、今の努力で本当に足りているのでしょうか?
もちろん、努力などというものはみなさん1人一人が胸に秘めるもので、他人の評価など関係ありませんが、高校受験にしても大学受験にしても、完全相対評価です。
みなさんの『ぼくはぼくなりに(わたしはわたしなりに)頑張ったんです!』は一切評価してもらえません。
合格最低点より1点多く取れたかどうか?それだけです。
もちろん『ちゃんと理解していたんですが、ケアレスミスで落としただけなんです!』などという言い訳も通用しません。
ただ、勉強するかどうかを決めるのはみなさんです。
正直山口は、某塾のように『や〇気スイッチ』なるものを探す気はありません。
正確には、あるかないかもわからないようなものを見つけることはできないのです。
勉強じゃなくてもいいのですが、何か目標に向かって頑張るということは、自分の内から生まれるものであって、他人からどうこう言われて生じるものではありません。
興味もないスワヒリ語を勉強する気なんて起きないでしょう?
それに自分の目標に向かう努力くらいは、自分の力で生み出してください。
…というわけで、まだまだ言いたいことはあったのですが、授業準備に入りますので今日はこの辺で!
推薦で合格が決まった塾生諸君、おめでとう!
でもみなさんの本当の勉強はこれから始まります。
大学の勉強は今まで以上にみなさんの自主性と主体性が求められます。
あと、一つの講義には安くはないお金がかかっています。
みなさんの大学生活を支援支援してくれる、お父さんお母さんへの感謝の気持ちを常に忘れないように願います。