本当に箸にも棒にもかからないような雑談です
さて、三日間ほどお休みをいただいていたわけですが、ここでは教室の大掃除と消毒、新しい参考書(自分用です)をゲットするために奔走しておりました。
ついでに美味しいお蕎麦なども食べてみたり。
いや...、これはシャレにならなかったです。
今までもいろんな名店と呼ばれるところで蕎麦を食べさせていただきましたが、ここのはもう桁違いでしたね!
こんなに美味しい蕎麦がこの世にあるのかと(大げさではなく)。
でもここは山奥の本当にポツンとしたところに建っていまして、チェーン化などもしていない様子。
でもこの味を守るためには、規模を大きくできないんでしょうね。
チェーン化して1店、また1店と店が増えていくにつれて、この蕎麦を作っている人の手法や技術、使用されている食材までも、『誰にでもできるもの』に一般化しなければなりません。
そんな美味しいお蕎麦をいただきながら、自分たちもかくありたいものだと思いました。
そしてこちらがそのゲットした自分用の参考書です。
自分用とは言いましたが、もちろん自分自身の糧となって、それを簡潔に塾生のみなさんに伝えられたらと目論んでいます。
この手の書籍を自分一人の力で何とかしようとすると、相当な時間と労力がかかってしまいますが、誰かが一度自分の知識として落とし込んだ後で伝えていくのであれば、その時間と労力は10分の1以下まで減らすことができます(...と自分で勝手にそう思っています)。
当たり前の話ですが、東大や京大、早慶上智や医学部などに挑戦しようとしている受験生がいたとして、指導する側が辛うじてその問題を理解できるくらいの力では、当然その攻略法を伝えていくことなど到底できません。
指導をさせていただく側は常に研鑽を怠らず、学習者のすべての疑問に対して応えるだけの知識と熱意が必要であると考えています。
受験生のみなさんとは違い、山口などは『英語と現文だけ』を頑張ればいいので、それくらいの努力は当たり前の話ですね。
受験生のみなさん、特に大学受験を志すみなさんの労苦と情熱には本当に頭が下がります。
みなさんは私たち大人と違って、少なくとも3教科、国公立組なら5教科7科目を学習する必要があり、時間などいくらあっても足りません。
でも、みなさんが今どれくらい勉強に情熱を注げるかによって、10年後、20年後に幸せな生活を送れるかどうかが決まります。
良い大学に進むということは、そこで質の高い学問を学べるということももちろんメリットなのですが、そこで知り合うご学友や先生との出会いが極めて重要だと考えています。
残念ながら、一生懸命中高生の頃に勉強を頑張って、難関大に進んだ若者と、勉強なんてどうでもいいやで貴重な中高生時代を遊んで過ごした若者が、10年後20年後に交わる可能性は極めて低いでしょうし、それはそのまま収入にも直結してしまいます。
山口は大学生時代に宅配ピザやでアルバイトをしたことがあるのですが、そこには大学生もいれば、暴走族に入っているような高校生もいたわけで...。
今その暴走族をやっていたバイト仲間がどうなっているのかというと...、それはみなさんのご想像にお任せしますが、おそらくみなさんが想像しているようなものとそんなにかけ離れてはいません。
もちろん、そんな人生を幸せだと思う人もいるでしょうが、少なくとも山口には幸せそうには見えませんし、この塾に通ってくれているみなさんには、そうじゃない幸せな人生を送ってほしいと願っています。
...、といつも通り話が脱線したところで話を戻しまして。
この『英語で読む哲学』はとにかく尋常じゃないです...。
京都大学などは、科学やこういった哲学などの論文を、そのまま原書で出題してくるので、自分にとっても得るものがたくさんあるだろうと思って購入してみたのですが、これだけ書いている内容の抽象度が高いと、日本語でも読解するのにかなり骨が折れます。
やはり何をやるにしても国語力は必要だと思いますし、中学の時に学年ビリを二度取ってしまうくらいの学力でも、読書量が担保されていれば、ある程度何とかなるものだな~としみじみ実感しております。
小学生・中学生のみなさん!
勉強は嫌いでも、本だけは読んでてほしい!
読解力だけは読書の質と量でしか培うことができないので、とにかく本を読みまくってください!
できればその環境作りはお父様お母様にもお願いしたいです。
家の中にできるだけたくさんの本を置いてあげて、なおかつ、お父様お母様が本を読んでいる姿を、お子さまにも見せてあげてほしいです。
あの芦田愛菜さん(※慶應女子進学)は今でも年間300冊の読書を欠かさないらしいですし、そういえば岡崎高校・東大ストレート合格の篠原先生からも、小さな頃からお父様お母様が読書をしていたという話を聞いたことがあります。
とそんなこんなで、これから授業が始まりますので、なんだかいつも通り中途半端ではありますが、本日はこの辺で!