全てにおいて2ランク上を目指す

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雑談

先日西尾高校2年生の塾生の女の子が進路相談にやってきました。

ついにやりたいことが固まったということで、具体的に大学を絞り込んでいくつか紹介しました。

こちらの塾生、当ブログでもちょいちょい登場する、中学1年生から通ってくれている女の子です。

中学生の頃、担任の先生に『西尾高校に行きたいと』と伝えたら、『志望校を3ランク下げなさい』と返ってきたというあり得ない体験をした子でもあります。

いや、ありえませんよね。

大人になったらそりゃあ諦めなければならないことも多々出てくるでしょうが、未来ある中学生に『志望校のランクを下げろ』ですよ??

今から『無理無理星人』を作ってどうすんの??

しかも頑張っていない子ならまだしも、コツコツ地道に努力できる女の子なんです。

何なら今も非受験生なのに受験生ばりに勉強しています。

そんな彼女も西尾高校に入学して、最初に受ける4月のテストでは最下位でした。

確かにギリギリの合格だったのでしょう。

しかし今はというと学年100番前後をキープしています。

願望込みの話ですが、個人的には関関同立のどこかへ行ってほしいなと思います(彼女が目指している学部が、関関同立がすごく強いのです)。

もちろん、学校の担任の先生からすれば、より安全圏の高校に合格してもらいたいという気持ちもあったのでしょうが、私たちの考えはまったく真逆です。

今ここで、大きな可能性を秘めている中学生や高校生のみなさんが自分の進路に妥協したら、おそらくその先の大学生活、社会に出てから過ごす40年間、常に妥協するようになります。

若いうちなんてチャンスしかないので、周りが何と言おうが自分の行きたい高校や大学を目指すべきです。

命を取られるわけじゃないんですから。

仮にそれで失敗したとしても、本気で頑張ったのなら何度でも捲土重来のチャンスは訪れます。

ただ、何でも手放しで『第一志望を諦めるな!』と言っているわけではなくて、適当な頑張りしかできないのなら返ってくる結果もそれなりのものになります。

今回紹介させていただいた彼女がもしも、それなりの努力しかできない中学生だったなら、私も『西尾高校は諦めた方がいいかもしれない』と言っていたかもしれません。

まあでも、彼女が『めちゃくちゃ頑張る』ことも知っていましたし、仮に失敗したとしても、何度でも立ち上がる強さを持っていることも知っていたので、西尾高校一択でした(光ケ丘を受験した以外は、事実西尾高校しか受験しておりません)。

そんなわけで当塾は、本気で頑張る中高生のみなさんを募集しております。

【英語で食べていくと考えているなら、学習も2ランク上に設定することをおすすめします】

名城大学の外国語学部創設や中京大学の国際教養学部の創設、少子高齢化が加速する中で英語関係の需要は高まる一方で、実際のところ『英語さえできれば食いっぱぐれることはない』と断言できます。

そういった昨今の時勢からか、当塾の塾生の中でも『将来は英語を職業にしたい!』という中高生が多く見られます。

そんなみなさんに声を大にして言いたいのが、『英語で食っていく覚悟を決めたのなら、受験よりも遥か先に目標を設定すること』です。

例えばの話、みなさんは『蚊に刺されてめっちゃかゆい!』を英語で言えるでしょうか?

おそらく、かなり英語が得意な生徒でも、言えないのではないでしょうか??

でももちろん、『蚊に刺されてめっちゃかゆい!』は幼児でも言えるくらいの簡単な文章です。

これは英語では『蚊に刺される』ではなく、”bite”(噛む)を使うということを知っていれば問題ありませんし、『かゆい』についても”itchy”という単語を覚えるだけの話です。

でも多分受験には出ません。

受験に出ないからといってやらないというのは、理系の生徒や英語に関係のない学部を希望する高校生ならいざ知らず、『英語で食っていく!』と決意した学習者の姿勢としては物足りないと言わざるを得ません。

いいんです、理系の生徒なら。

英語は主要5教科の1教科に過ぎないでしょう。

名大の黒野先生も、金沢大学の石川先生も英語は大のニガテです。

(余談ですが、黒野先生はセンター試験の英語は140点という前代未聞のロースコアです)。

でも英語で食べて行くんですよ??

だったら単語なんて受験英語レベルなんて早期の段階で終わらせるべきですし、受験に必要かどうかはさておき、英検だって1級を目指すべきですし、受験に出ないようなイディオムや慣用表現も覚えるという姿勢が求められます。

英語で食べていく、ということは、当然前提として英語は当たり前にできて、その上でどんな仕事に就くのか?というところまで考えていかなければなりません。

もちろん、目先の『受験』という目標は最優先されます。

しかし本当に英語でお金を稼いで行きていくといのであれば、どんな職業に就くかはまた未来の話であるとしても、少なくとも肝心の英語に関して言えば、誰にも負けないくらい努力する必要がありますし、『これは必要でこれは不要』などという線引きはできないはずです。

ただ英語をマスターしているかどうかで言えば、どうしたってネイティブスピーカーやバリバリの帰国子女には後れを取っているわけですから、そのブランクは他ならぬみなさんの努力で埋めるしかありません。

厳しい話、『蚊に刺されてかゆいんだよね。』が英語で言えないのに、英語で食べていけるのでしょうか?

もちろん、長い受験の指導の中で、山口が”itchy”という単語を見たのは数回ですし、それですらルビが振られて訳がついていました。

だからと言って、『受験には必要ないから覚えなくてよい』ではないですよね??

『将来英語で活躍するんだ!』と決意している中高生のみなさんは、もしも自分の学習姿勢に甘さを感じているのであれば、もう一度姿勢を正してください。

ちなみに山口は、非ネイティブで英検準1級を取った小学生を知っていますし、都築先生は留学期間中、常に深夜の3:00くらいまで勉強していたのだそうです(ちなみに都築先生の場合、そうしないと高校の授業そのものについていけなかったので、そうせざるを得なかったのだそうですが)。

さてそんなわけで、毎回毎回中途半端な文章になってしまいますが、授業が始まりますので今日はこの辺で!

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