442点おめでとう!
う~んみなさんすごい・・・。
自分はこんな点数を取ったことがないので、我が塾生ながら本当にすごいな~と感心しきりなのです。
ごほんにんたっての希望で、中学校などをはじめとする個人情報は控えてほしいとのことでモザイクだらけになってしまいましたが、こちらの塾生も5教科まんべんなく得点できていて素晴らしい!
そうなんです。
うちの中学生のみなさん、全員『週1コース』での受講なんですが、例外なく5教科しっかりと得点できているんですよね。
常日頃申し上げておりますが、受験に関して言えば教科として一番力を入れるべきは『英語と数学』です。
高校受験でも大学受験でも、圧倒的に時間と労力が必要になるのがこの2教科。
逆に言えばその他の教科は後でなんぼでもフォローできますし、下世話な話をさせていただくならば、『理科や社会にお金をかけるのは非常にもったいない』です。
この2教科に関して言えば、『英語と数学』にしっかりと取り組めるのであれば、自学自習で充分高得点が望めます(※ただし高等理系の物理や化学は別ですが)。
そして何よりも大切なのは『読書』。
こちらの塾生も物心つく前から身の回りに本が用意されていたということで(※お母様の教育方針です)、それが見事に結実した形となっております。
もちろん、生後間もない幼児に本を与えても、彼らや彼女たちは理解できませんし、その時点ではほとんど意味をなさないと言えます。
しかし物心がつきだすころには、『常に自分の周りに本がある』ことが当たり前に感じられるようになります。
このアドバンテージは非常に大きいですね。
残念ながらスマホにどっぷり漬かってしまい、『ただ眺めているだけで、膨大な量の動画と音声、字幕が垂れ流しで脳に入ってくるようになってしまった中高生』に、いきなり読書を薦めてもほとんどの場合拒絶反応が起きてしまいます。
かくいう山口自身もそうでした。
もちろん、山口が幼少期の頃にはスマホなどは存在しませんでしたが、当時もやはり似たようなものはありまして、ゲームにどっぷり漬かってしまっていたのです。
そりゃあ本を読むよりは、大好きなゲームをたくさんやりたいですよね。
それについてはスマホ漬けになっている中高生のみなさんと大差なかったと思います。
ところがどっこい、山口の場合は昭和丸出しの頑固おやじがいましたので、『毎日本を読んで、感想文を書くまでは夜ごはんが食べられない』という、今では信じられないスパルタ教育のおかげで、たくさんの本を読むことになり、自然と文章力もついてしまいました。
ただし、これはお勧めできません。
できればこちらの塾生のように、『最初から自然に活字を読んで、主体的に思考力を身に付けてほしい』、そう切に願いますし、主体性が本来意味しているのはそういうことです。
そんなわけで、今回も当塾の宣伝広告にご協力いただきまして、本当にありがとうございます。
・・・。
なんかそう考えると、うちの塾生がめちゃくちゃ成績がいいのって、うちの力というよりはご家庭、そしてもちろんご本人の努力によるところが大きいんですよね。
でも、そういう中高生に選んでいただけている、それこそがうちの強みだとしみじみ思います。
うちには西尾駅やベルサウォークで、スマホやTikTokに夢中になっている中高生はひとりもいませんので。
【最近よく『刈谷高校を目指した方がいいのでしょうか?』というご質問をいただきます】
もちろん、目指した方がいいです。
かつては西尾高校も西尾東高校も、県内屈指の進学校でしたが、今は5年前、10年前と比べると、かなり力を落としてしまったというのが本音です。
そうは言っても、相変わらず西尾高校の上位陣は非常に強い。
上位10%は名古屋大学をはじめとする難関国公立や医学部、早慶などに合格していきます。
おそらく今年も20~30人は合格するでしょう。
そして上位10~30%は、名市大や名工大、金沢大学や広島大学、三重大学や岐阜大学、静岡大学、愛知教育大学や愛知県立大学などに合格していきます(※他にも素晴らしい大学はありますが、今回は割愛させていただきます)。
次に31~50%、この層は地方の国公立や中堅私立大学に合格するはずです。
残念ながら、51~100%、つまり半分から下位の層は偏差値でいうと50未満、学年300番台の生徒となると偏差値40台です。
もちろん、そんなことは他の高校でも似たような事情だとは思いますが、それでも西尾高校は上位陣と下位陣の差があまりにも大きすぎるのです。
そして前述しました西尾高校の上位10%、こちらはほとんどが『刈谷、岡崎に落ちた受験生達』です。
彼らや彼女たちは最後の最後まで刈谷高校と岡崎高校を目指して、最後の最後に涙をのんだ高校生達なのです。
乱暴なことを言わせていただくならば、『西尾高校に合格することを最終ゴール』としていた高校生とは、学習に対する姿勢も、捲土重来を期す思いも違い過ぎるのです。
もちろん当塾に在籍していた岩倉先生のように、『刈高や岡高は遠すぎて、通うのが大変だった』という理由で西尾高校を選んだ高校生もいるはずです。
あとは一昨年度、当塾から名古屋大学に合格した卒塾生のように、『学力は非常に高かったけど、内申点が30を切っていた』という天才肌もいますが、それはもうマイノリティ中のマイノリティです。
岩倉先生などは常に西尾高校で1位だったのだそうで(※1位を取れなかったのは3回だけだそうです)、旧センター試験でもなんと810点(※当時は情報という教科がなかったため、900点満点です)を取ったという超人なのですが、彼の毎日の学習量は『平日4時間、休日15時間』だったとのこと。
もちろん、そんな西高生もいます。
ですが今の指導方針や学校の授業進度を見るにつけ、大学受験のことだけを考えるならば、刈谷高校を目指した方がいいのは間違いないです。
しつこいようですが、正直高校に入学する時点では、西高生も刈高生も岡高生も大差ないです。
・西尾高校偏差値・・・61~63(※ちなみに5年前は65でした)
・刈谷高校偏差値・・・70(こちらは5年前は68、なんと上がっています)
・岡崎高校偏差値・・・70~71(岡崎高校は5年前と同じですね)
高校の偏差値そのものはそれほど大きな差があるわけではありませんし、何よりもみなさんが中学校3年間で学んだ内容はほとんど同じ。
うちのように極端な前倒し指導を受けたりしない限りは、みな同じ公立高校入試の範囲だけしか学習していないはずなんです。
みなさんに差がついてしまうとすれば、入学した4月時点から。
大体おかしいと思いませんか?
みんな同じ偏差値60以上の高校に合格しているのに、2年や3年で・・・いや、場合によってはたったの数か月で、偏差値が50を切ったり40前後まで落ちたりするんです。
西尾高校、刈谷高校、岡崎高校の偏差値自体に、それほど大きな差はなかったはずなのに(高校1年生4月時点では)
当り前の話ですが、環境が違い過ぎるからです。
それ以外に説明がつきません。
そうはいっても、刈谷高校や岡崎高校に合格できるのは、おそらくは『各中学校の上位1~5%』。
刈谷高校や岡崎高校に、誰でも合格できるというわけではありません。
それでも目指して損することなんて何もないんです。
最後の最後まで一生懸命頑張って・・・それでも敗れてしまったのであればそれは仕方ないです。
ただ、そこまで一生懸命頑張ることができた受験生ならば、その後なんぼでも挽回できます。
もちろん、一生懸命頑張って、一番行きたい高校や大学に合格する、これがベストです。
しかしその次は、『本当に全力を尽くして敗れること』です。
たかだか受験ですから。
第一志望に落ちたって命が奪われるわけではありません。
努力を怠って安全な所へ安全な所へと逃げるくらいなら、全力を尽くして大きな壁に立ち向かってほしいと願います。
※PS・・・ちなみにですが、当塾は刈谷高校・岡崎高校の合格率は100%です。
サナルさんなどと違って、受験者数は圧倒的に少ないのですが、それでも一応『合格率100%』です。