メリークリスマス!
というわけで私山口、本日は数名の西高生に、ひたすらZ会の共通テスト、緑パックを5教科7科目分コピーしまくってました。
毎年恒例ですが、この時期は完全に雑用係!
でも塾生のみなさん、ガンガンこき使ってください!
みなさんのお月謝には山口の雑用も含まれていますので。
この時期ですが、可能な限り共通テスト演習はこなしてください。
『共通テスト前に自信を無くしちゃいけないから、あまり過去問や演習はやらない方がいい』という意見もありますし、そう思うなら無理してやる必要はありません。
しかし高校3年生のみなさん。
みなさんはあと一か月もせずに共通テスト本番を迎えるわけですが、恐らく人生で一番大変な日を迎えることになります。
・早朝6時前後に起床
・9時~18時まで、5教科7科目をぶっ通しで受験
・それが土日連続で続く
・人によっては相当緊張している
・共通テストは一発勝負、受け直しはできない
過酷です。
そしてもしかしたら、緊張のあまりほとんど眠れないかもしれない。
こんな山口ですら、センター試験の時は緊張のあまり、二日間で4時間ほど眠れませんでした。
ただそれに関しては安心してください。
人間二日くらい寝なくても死にはしませんし、常に緊張状態ですから眠くもありません。
とはいえ、みなさんがベストなパフォーマンスを出せるとは限りません。
教科によっては昨年とはガラリと変わる可能性もありますし、難易度が桁違いに上がっていることもあるでしょう。
そういった時に、少しでも平常心を保てるように、『今、この最後の最後に演習量を増やす』必要があります。
模試の結果を気にすることはありません。
点数が良ければ『自分の実力だ!』と思ってもらえればいいですし、悪かったら悪かったで、最後の最後に自分の弱点を確認できたのだから超ラッキーですね。
毎年のことですが、この時期に限界まで追い込めた受験生はやはり強いです。
これは一昨年、名古屋大学に合格した西高生の話です。
彼女は理系なのですが、なぜか一番の得意教科は国語。
毎回の模試で常に180点台をキープしていました。
ところが本番、何が起こったのか、その得意な国語で『130点』
彼女の絶望は計り知れなかったと思います。
しかしながらどういうわけか、彼女がニガテとしていていつも70点前後しか取れなかった数学が『190点』、なんと本番で自己最高を更新したのでした。
それは当塾の力などではありません。
最後の最後まで、彼女が真摯に努力を積み上げたから。
結局彼女は名古屋大学をはじめ、名市大薬学部(中期)、滑り止めの同志社なども全て合格。(※なお、西尾高校からの名市大薬学部合格は7年ぶりとのことでした)
みなさんを守ってくれるのは、最後の最後、みなさんの背中を押してくれるのは、みなさん自身です。
ご両親も親友も恋人も、学校の教師や塾の先生も守ってくれません。
共通テストが終わった後、おそらくはみなさんの第一志望の判定は『C判定』くらいです。
各予備校もいい加減な判定は出せませんので、当然厳しめのジャッジが出ます。
ましてやみなさんにとっての第一志望ですから、簡単に合格できるような大学を選ばないはず。
そして実際にC判定を目の当たりにしたとき、そのまま初志貫徹できるのか?はたまた志望校のランクを下げるのかはみなさんが積み上げた努力次第です。
結果を恐れる必要はありません。
しかし自分自身の弱い心や怠慢は恐れてください。